先日、キラン郡の6つの村で、360人の農業従事者を対象に、くわ、斧など農具10品と、とうもろこし、ピーナッツ、ロングビーンの種を配布しました。この地域ではもともと多くの人が、密林を切り開いて行う伝統的な小規模農業で生計を立てていましたが、紛争で避難している最中に農具や種を失い、農業に復帰するのが困難になっていました。
「適切なタイミングに、種と必要な道具をもらえて、とても助かりました」とは、支援を受け取った人からのコメントです。
今年は例年よりも雨が遅れていますが、帰還地で新たな生活を始めた人々は、平和への希望とともに土地を耕し始めています。恵みの雨が早くやってくることを、願ってやみません。