心のケア
長年にわたる紛争と津波で何度も避難生活を経験したワカライ郡の人々の心を癒すため、心理学の専門家を派遣し、カウンセリングを行っています。
まずは、カウンセリングを最も必要としている人を特定します。特定にはいろいろな方法が使われますが、今回はグループに分かれて、心に浮かぶものを絵に描いてもらうというグループワークを行いました。
たとえばこの人(写真)は、空爆で逃げ出す村人たちを描いています。そのほかにも津波の絵、津波で倒れた椰子の木や家の絵を描いている人もいました。このように普通の会話ではなかなか表に出てこない、辛かった体験がぽろっと絵として現われることがあるそうです。
このようなグループワークで、心のケアの必要があると判断された人には、心理学専門家がカウンセリングを行います。
JENはスリランカのお母さんを応援しています。
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