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2008年7月31日 (木)

1年後。。。

080729__low  先日、津波被災地の南部ハンバントタを訪問する機会がありました。昨年9月に完了した元事業地の村を訪問して、家庭菜園のその後を視察することが目的でした。

 結果は、写真のとおり。村人たちはしっかりと家庭菜園を続けていました。JENが配布したバナナの株はすくすくと成長し、株分けした第2のバナナが既に育っていました。培った技術を使って、今や多くの苗を育てあげ、収入を得ている人もいます。事業前には庭いじりさえしたことのなかった人が、庭いっぱいに菜園を広げていました。080729__low_2 

 物を配る事業と違い、家庭菜園は、参加者がその意義を分かった上で手間暇かけて続けていなければ、事業後までその姿かたちを残すことはできません。東部バティカロアで現在行っている家庭菜園も、ぜひこのように人々の手で育っていってくれればと願っています。

スリランカのお母さんたちが挑む、野菜栽培事業。

スマイルシーズ(*)観察日記」もご覧ください。

7月 31, 2008 心のケア |

2008年7月17日 (木)

持続可能な料理教室

0708__low  ワカライ郡では、前回ご紹介した家庭菜園と並行して、栄養・衛生に関するレクチャーを行っています。野菜作りと栄養ためのレクチャーをセットにすることで、事業参加者が、得た知識をすぐに実践できるようになります。このアプローチによって、それぞれを別々に行うよりも、より高い効果が期待できるので、現地の行政や、事業参加者からも高い評価をいただいています。
 

 さて先日、栄養教育の目玉(?)、「お料理教室」を各村で開催しました。この教室では、ジェンのインストラクターが、低コストでできる栄養バランスのとれた料理の調理を実演しました。参加者のひとりである3人の子どものお母さんは、

「いままで栄養のバランスを気にせず食事を用意していたけど、この教室で、どういう食事で栄養バランスが取れるのかよくわかった。これからもバランスの取れた食事作りを続けていきたい」と話してくれました。

スリランカのお母さんたちが挑む、野菜栽培事業。

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7月 17, 2008 心のケア |

2008年7月 3日 (木)

協働作業で心のケア

080701  家庭菜園プロジェクトでは、時々、事業参加者が、他の参加者の家庭菜園を訪れます。そこで、作業を手伝いながらトレーニングするのです。ところが、ある村で、特定の家に行くのを拒む、ということがありました。

 ワカライ郡は長らく紛争状態であったために、村の隣人同士がお互いに不信感をもっていることがあります。そこで、ジェンのソーシャル・ワーカーと心理学専門家が働きかけて、コミュニティ内で話し合いを行いました。人々の間の不信感が軽減し、お互いの家を行き来できるようになりました。

 今、この村では、みんなが楽しげに協働作業をしている姿が見られます。苦しいことや喜びを分かち合うことで、コミュニティ内での信頼関係、連帯感が強まっていきます。

 ジェンの家庭菜園プロジェクトは、野菜を栽培して栄養を改善したり、家計を助けたりするだけでなく、人の心を癒し、信頼関係を築くことにも貢献しています。

スリランカのお母さんたちが挑む、野菜栽培事業。

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(*)2008年5月、母の日にブーケを送り、スリランカのお母さんへ野菜の種や苗を送ろう!というプロジェクト。

7月 3, 2008 心のケア文化、生活、習慣 |