1年後。。。
先日、津波被災地の南部ハンバントタを訪問する機会がありました。昨年9月に完了した元事業地の村を訪問して、家庭菜園のその後を視察することが目的でした。
結果は、写真のとおり。村人たちはしっかりと家庭菜園を続けていました。JENが配布したバナナの株はすくすくと成長し、株分けした第2のバナナが既に育っていました。培った技術を使って、今や多くの苗を育てあげ、収入を得ている人もいます。事業前には庭いじりさえしたことのなかった人が、庭いっぱいに菜園を広げていました。
物を配る事業と違い、家庭菜園は、参加者がその意義を分かった上で手間暇かけて続けていなければ、事業後までその姿かたちを残すことはできません。東部バティカロアで現在行っている家庭菜園も、ぜひこのように人々の手で育っていってくれればと願っています。
スリランカのお母さんたちが挑む、野菜栽培事業。
「スマイルシーズ(*)観察日記」もご覧ください。