変化のめばえ
先日スタートした家庭菜園や衛生教育の事業の参加者を決めてもらうため、事業を行う漁村で、ミーティングを行いました。「JENは必要最低限の物資とトレーニングを提供し、主役は事業に参加する人々」だという説明をしました。どの漁協でも多くの人が集まり、JENは歓迎され、ミーティングは成功裏に終わりました。
去年9月に前回の事業のために同じようなミーティングをしたときには、4~5人しか集まらなかったという漁協でも、今回はなんと50人以上もの人が集まりました。
緊急支援では「与える支援」が行わる傾向があり、与えられることに慣れた人々にJENの「支える支援」がなかなか受け入れられないことがあります。援助への依存がまだ強いことを感じることはありますが、今回のミーティングで少しずつ住民の意識が変わっていることを実感しました。
この半年の間、現場に張り付いて支援を行ってきた成果に、スタッフ一同、勇気づけられたイベントでした。