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2008年2月28日 (木)

こころへの支援

080226 バティカロア県では紛争被災者への支援事業の一環として、地域住民に心理カウンセリングを行なっています。

その方法は、ソーシャルワーカーと呼ばれる現地職員が、漁網製作訓練への参加者を観察し、話しかけることによって、元気がない人、戦争の恐怖が忘れられない人、また家庭内の問題を抱えている人などを見つけます。その後、心理学の専門家が、その人から個別に話しを聞いたり、家族で話し合う機会を設けたりしながら、心の悩みに対応していきます。

1月には、ソーシャルワーカーたちが楽器を持ち寄って、ミュージック・セラピーを行ないました。音楽により人々の心が和み、精神的な苦痛が和らぐものです。080226_2

心理カウンセリングとは、すぐには効果が出にくく時間のかかる活動です。しかし、長年に亘る紛争や津波の被害を受けた人々が元の生活を取り戻すためには非常に重要な支援です。ジェンのスタッフはこのような課題にも、一丸となりしっかり取り組んでいます。

2月 28, 2008 心のケア |

2008年2月14日 (木)

ボートの使用開始

P2140039  バティカロア県では昨年12月、漁業協同組合への支援の一環としてエンジン付2人乗りボートが配布されました。現在、そのボートが使用され始めています。使用方法について、ほとんどの漁協ではボートを組合員に貸し出し、獲れた魚介類の売り上げの中から燃料代を引いた利益を、漁協とボート使用者2名で3等分しています。

 今は、エビ漁がシーズンで、、多い時には1日10キロ以上のエビが取れ、5,000円以上の売り上げになります。このような日は、漁民1人あたりの利益が1日1,500円以上にもなり、彼らの生活向上の貴重な収入になっています。P2140020

 しかし、日によってはエビが1~2キロしか取れず、燃料代を引くと赤字になることも。また、1月は雨が多かったので、1週間以上漁にいけない時もありました。更に、網を持っていない漁民は網元に網を借り、売り上げの中から借り賃を支払っています。

 このように、お金を稼ぐことには苦労がつきものですが、少しずつとはいえ、支援活動の効果が出てきました。今後も、漁協に貯まった資金をどのように活用していくかなど、漁協の更なる活性化にむけてサポートしていきます。P2140042

2月 14, 2008 漁業支援 |