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2007年10月25日 (木)

再び海に出る日が近い

Photo  ジャパン・プラットフォーム様と支援者の皆様のご協力により、バティカロア県ワカライ郡で実施している帰還民支援事業の一環として、現地の漁協組合に供与するボートの製造が始まりました。

 バティカロア県の漁業水産省の記録では、今年1月の戦闘によって、ワカライ地区の漁民が合計109艘のボートを失っています。そのうち、ジェンは紛争被害の大きかった10の漁協組合に、2艘ずつ計20艘のボートを供給し、彼らの生活再建をサポートします。(写真左は、配布予定のボートと同じモデル)

 この地は2004年暮れの津波でも大きな被害を受け、その後、支援団体により多くのボートが配布されました。しかし、当時は質よりも速さを重視する傾向があり、また、コロンボなど遠隔地の業者が、現地の地形や環境を考慮せずに製造したボートも含まれていました。従って、せっかく配布されたのに使用に耐えないボートが多くありました。Photo_2

 今回の事業では、過去の経験を踏まえ、住民や行政と協議を重ねた結果、ボート製造のエキスパートとして漁民からの評判の良い地元の業者に製造を委託しました。(写真右:ボート製造の模様)

 製造が始まったこのボートは、耐久性や防水性を考慮し、ファイバーグラスを何十にも張り合わせて作り上げます。それ故、5、6人の熟練工が作業をしても1艘を作るのに4日かかります。全20艘のボートは1月末に完成する予定です。

10月 25, 2007 緊急支援 |

2007年10月 4日 (木)

新事務所オープン

Photo  10月1日より、スリランカ東部バティカロア県のワラチェナイという町に、ジェンの新しい事務所を開設しました。

 この町は幹線道路か交差する交通の要所で、紛争被害の激しかった新事業地のワカライ地区から車で1時間弱の地点に位置しています。

 先月末に閉鎖した南部のハンバントタ事務所から、机や椅子、コンピューターなど事務所備品の運送も終了しました。

 また、この地域は、仏教徒のシンハラ人が多かったハンバントタ県とは異なり、ヒンズー教徒のタミール人とイスラム教徒が多く、人の顔つきや話す言葉も南部とは異なります。

 現在事業に関わる職員の面接を行っていますが、過去に他団体で活動した経験が豊富な人、大学で研究を行いその実践を求めている人など、男女を問わず様々な人が応募してきてくれました。

 まもなく、新しい体制が整い、ワカライ地区の漁民に対する支援活動を開始することができそうです。今後とも引き続きご支援の程、お願い致します。

10月 4, 2007 事務所・スタッフ |