« 2006年2月 | トップページ | 2006年4月 »

2006年3月30日 (木)

絵本「稲むらの火」で学ぶ

1  株式会社損保ジャパン様のご支援により、JENはハンバントタ県津波被災村の子どもたちを対象に、津波防災ワークショップを行っています。このワークショップでは『稲むらの火』絵本を使い、津波が起こる原因と、津波がやってきた時の避難の方法、自分だけで避難するのではなく他の人にも声をかけるなど・・・を学んでいます。2

 ワークショップに参加した14歳の男の子、シェハン君からのメッセージです。「僕が住む、マダカティヤ村にも津波がやってきました。津波の日のことは今でも忘れられず、今でも多くの人々が大きな波に飲まれていく怖い夢を見ます。『稲むらの火』を読んで、主人公のおじいさんが自分の財産を捨ててまで村人を救う姿に感動しました。自分のことだけを考えるのではなく人を思う気持ちを忘れずに生きていきたいです。」

株式会社損保ジャパン様のHPは⇒こちら

アサヒコム「国際支援の現場から」好評連載中!

★募金のご協力のお願い

郵振振替⇒こちら
銀行、ジャパンネットバンクからのご寄付は⇒こちら 
クレジットカードでのご寄付は⇒こちら

3月 30, 2006 心のケア | | コメント (0)

2006年3月16日 (木)

癒されない心の傷

123  JENはこれまでハンバントタ県の32の村で、津波に遭った人たちに心のケア活動を行っています。魚網作り、野菜栽培などの活動を通して行うカウンセリングは好評で、1~2ヶ月という短い間でも、被災した人たちが津波の傷を癒すのに大きな効果をあげてきました。

 しかし、中には津波による精神的なダメージが特に大きく、活動終了後も更なるケアを必要とする被災者の人たちもいます。JENはこうした人たちを対象に、『心のケア』フォローアップ事業を始めました。フォローアップ活動では、ソーシャル・ワーカー以外に、村出身のコミュニティーワーカーを中心に、村の人たちが主体となり活動を行います。

 2月27日、津波被災村から選ばれた15人のコミュニティーワーカーを対象に、事前研修を行いました。自身も津波の被害を受けたというコミュニティーワーカーたちは、活動参加に大変意欲的で、研修中も活発な意見が交わされました。

 3月上旬より、村との協力によるカウンセリング活動を開始します。未だ津波による辛い気持ちを抱える人たちが心の傷を癒し、新しい生活を始めていけるよう更なるサポート行っていきます。

アサヒコム「国際支援の現場から」好評連載中!

3月 16, 2006 心のケア | | コメント (0)

2006年3月 9日 (木)

野菜の成長がもたらすもの

5  JENが野菜栽培を行った村では、トレーニング終了後も参加者の人たちが栽培を続けています。6月にトレーニングを終えたミリジャウィラ村では自分たちで育てた野菜を売って収入を得ている参加者もいます。 3

 ナスは1kg45ルピー(日本円で約40円)、唐辛子は1kg80ルピー(日本円で約70円)で売れるそうです。今はナスのシーズンなので、ある女性参加者は一日最低4kg売り、日々の収入につなげています。その他トマト、オクラといった野菜に加え、ココナッツ、マンゴーといった木の苗も育てています。

4  トレーニング当初30cmほどだったココナッツの苗が、7ヶ月たった今では150cmほどに生長していました。『野菜の成長を見ていると心が癒されます』とトレーニング参加者は語ります。ココナッツの実がなる頃には、津波被災者の辛い心の傷が少しでも回復していることを祈るばかりです。

アサヒコム「国際支援の現場から」好評連載中!

3月 9, 2006 心のケア農業支援 | | コメント (0)