1人で泣く
津波被災者は、不便な避難生活、急激に落ち込んだ経済状態、今後の生活不安からストレスがたまり、いらいらや落ち込みがすすんでいます。
同様に、子どもたちも、津波のショックとそれに伴う生活の急激な変化に戸惑い、フラストレーションを抱えています。子どもは自分の気持ちをうまく言葉で表現できない分、よりきめ細かいケアが必要となります。
津波で父親を亡くしたある少女は、「自分が父を思い出して泣くと母も泣き出して辛くなる。だから、夜寝るときにだけこっそりとわからないように泣くようににしている」と、ソーシャル・ワーカーに打ち明けました。
ソーシャル・ワーカーは、家族や友達にいえない子どもの思いや悩みを引き出し、ケアを与える重要な役目を果たしています。
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