JENの活動がスリランカ全国紙に掲載!
JENのスリランカの事業が、ハンバントタの全国紙(9月20日付ディバイナ新聞)に掲載されました。
~記事要約~
「JENがハンバントタで実施している心のケアに重点をおいた職業訓練事業は、スリランカソーシャルワーカー協会と協力して実施しており、地域の人材を活用した新しい手法を使っている。
シシラサガマ村では、野菜菜園に必要な道具が提供され、40家族が野菜菜園事業に参加している。麻袋に土と堆肥を入れ、その麻袋に野菜を栽培するという、最小限の水を使ってできる画期的な栽培方法である。また、ポリエチレン製の袋を苗床として使いトマト、ナスビ、とうがらしなどを栽培している。
ココナッツ・ロープ作りでは、各村でクラス毎に30の村人が参加している。参加者らは自分たちで作ったココナッツ・ロープからマットなどの製品を作っており、今後販路を拡大していくことを期待している。
漁村では、ロブスター漁の魚網支援をしており、この事業では魚網を直接支給するのではなく、魚網を作ることから始めている。
参加者の1人プレマダサ(T.M.Premadasa)さんにインタビュー、『魚網も何もかも津波で流されてしまい、とても落ち込んでしまった。政府から支給される5,000ルピー(日本円で約5,500円)の支援金以外何も支援がなかった。JENがこの村で支援活動をしてくれたおかげで、5,000ルピー以上の支援を受けることができた。3人1組となって魚網を作り、魚網を完成し、今はこの網を使って4人の仲間と漁に出ている。JENが私たちの村で支援してくれたことで、みな将来に希望を持つことができるようになった。』
スリランカソーシャルワーカー協会メンバーも現場レベルで事業に参加しており、JENのスタッフ共に地元のコミュニティーと密接な関係を築いている。今後も協会と協力体制のもと、事業を実施していく予定である。」