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2005年6月30日 (木)

地球にやさしい野菜作り

050629_01   職業訓練の1つである野菜作りでは、トマト、なす、唐辛子、さまざまなハーブの葉、ココナッツ、マンゴーなどを育てています。

 インストラクターは実習を通して、低コストの新しい有機農法を紹介します。たとえば、「自宅の生ごみを利用した有機肥料の作り方」、「薬草を使った有機農薬の作り方」、「少ない水で効率よく水をまく方法」などです。どれもお金がかからず、身近にある自然の材料を使っているので、応用しやすく、参加者の間で大変好評です。評判を聞きつけた近隣の住民も講習を聞きに来て、この自然農法を実施し始めているそうです。

 こうして、自然農法で育ったトマトやナスは小さな実をつけ始め、2、3週間後には収穫できそうです。最近はスリランカでも市場で売っている野菜のほとんどに農薬が使われているということです。人々は新鮮な有機野菜を収穫できるのを毎日心待ちにしています。

6月 30, 2005 農業支援 | | コメント (0)

2005年6月23日 (木)

子どもたちの心のケア

050622_01   津波で家族を失い、被害の惨状(数多くの死体)を目にするなど、子どもたちも大きな精神的ショックを受けました。JENが活動を行っている被災地では、子どもたちが、波・水への恐怖により海沿いにある学校に行けなくなる、原因不明の微熱が続く、無口になり家に閉じこもり不登校がちになるなど、さまざまな問題があがっています。しかし、こうした子どもたちへの心のケアはまだ十分行き届いているとはいえません。

 JENはこうした子どもたちがつらい記憶、心の傷を癒す一助となるよう、スポーツを通した心のケアを行っています。子どもたちは毎日放課後、インストラクターの指導のもとで、バレーボール、クリケットなどのスポーツを通して、仲間と体を動かし汗を流します。

 ソーシャルワーカーが、子どもたちの様子を見守り、声をかけ、彼らの話に耳を傾けます。家に閉じこもりがちで、ソーシャルワーカーが付き添わないと、遊びに来なかった子どもたちも、徐々に元気を取り戻し、今では積極的に活動に参加してくれるようになりました。

6月 23, 2005 心のケア | | コメント (0)

2005年6月16日 (木)

悲しみを乗り越えて

050615  JENの職業訓練活動には、年齢、バックグランドの違ったさまざまな人たちが参加しています。人々は一緒に悲しみを乗り越え、新しい生活に向かって歩みはじめています。

 『ココナッツ・ロープ作り』に参加したクスマワティさん(44歳)
 「津波で夫そして職を失い、4人の子どもを抱えこれからどうしたらよいか途方にくれていました。夫を失った悲しみと今後の生活への不安とで、精神的につらく苦しく、ふさぎ込む日が続いていました。しかし、JENの『ココナッツ・ロープ作り』に参加し、参加者のみんなと毎日顔をあわせ、おしゃべりをしながら一緒に作業をすることで、苦しかった気持ちが少しずつですが、和らいでいます。今後は、ココナッツ・ローブでマットやほうきなどを作り収入を得て、少しずつ、自分自身で生計を立てられるようになればいいなと思っています。」

6月 16, 2005 心のケア | | コメント (0)

2005年6月 9日 (木)

ココナッツ・ロープ作り

050608_01  スリランカでは、ココナッツが生活のいろいろな場面で活用されます。現在JENが行っている職業訓練活動に『ココナッツ・ロープ作り』があります。津波の被害にあった女性たちがココナッツの殻からとれる繊維を使って、ココナッツ・ロープ編みの技術を学んでいます。ココナッツの繊維でできたロープはとても丈夫で、柱や屋根を縛るなど日常生活で頻繁に使われています。 

 ロープ編みの技術を学んだ女性たちは、更に完成させたロープを使って、マット作りの技術を学びます。染料で赤や緑に染めたロープを重ね、さまざまな模様を作ることで、ココナッツ・ロープが美しいマットに変身します。仲間たちと一緒に作った手作りマットを見せてくれる女性たちは、達成感に満ちてとても嬉しそうです。

6月 9, 2005 生計回復事業 | | コメント (0)

2005年6月 2日 (木)

野菜を育てる

050601_01   事業がはじまった頃、人々の話題は、いつも津波で失ったものに関することでした。インストラクターから野菜の栽培についての講習を受け、そして実際に野菜を栽培するようになり、人々の話題は栽培の方法、育っている野菜のことが中心になりました。 野菜作りを通して、津波のつらい記憶が少しずつ癒されています。

 なすび、唐辛子、トマト、マンゴ…実をつけるのが楽しみです。

6月 2, 2005 農業支援 | | コメント (0)