赤いバケツ
生活必需品を配布した村の1つ、ハンバントタ県モリケティヤ村を車でまわっていた時のこと。真っ赤なバケツをもって水汲みの列に並ぶ50代の女性を見かけました。一緒にいた現地スタッフが「あれはJENが配ったバケツに違いないよ」と、言います。赤いバケツを配ったのはJENだけだったので、すぐにわかるのです。
車をおりて女性に話しかけてみたところ、配布を行ったのは2ヶ月も前のことだったのですが、JENのことをよく覚えていてくれていました。
「津波で何もかも失ってしまい途方にくれていました。生活必需品一式をJENからいただき、新しい生活をなんとか始めることができました。一番苦しかった時のJENそして日本の皆さんからのご支援は忘れられません。」
「JENの配布したバケツや洗面器はとても大きかったので、水をためたり物を収納することもでき、いろいろ使えて重宝しています。」「コップ、皿、スプーン、フォークが家族の人数分揃えてあるし、タオルもサイズがさまざまなので便利です。」などJENが配布事業を行った他の村からも喜びの声が届いています。
4月 28, 2005 支援物資配布 | Permalink
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