『心のケア』に重点をおいた生活再建事業
南部ハンバントタでの配布事業が終了し、『心のケア』に重点をおいた生活再建事業を開始しました。この事業では、(1)ココナッツロープ作り、(2)手編み魚網作り、(3)小規模野菜菜園、(4)児童課外活動の4つの活動を通して心のケアを行います。各活動には技術指導のインストラクターとソーシャルワーカー/カウンセラーを1名ずつ派遣し、技術の指導を通して、グループカウンセリングを行います。
新しい技術を学ぶと同時に、津波の被害や失ったものに対する悲しみを、他の被災者と語り合い共有することで、心の傷を癒します。新しい技術を学び、生活に必要な物を作り出すことで、自信と前向きな力の回復にもつながります。また、作製したロープや魚網などは、仕事を再開したり、収入に結びつき、生活再建の一歩になります。