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2005年1月 9日 (日)

6メートルの波

050109_02  1月8日、スリランカより事務局長・木山が帰国しました。国際スタッフ・村崎由紀子はコロンボにとどまり、今後も支援活動を続けていきます。

 日本のNGOブリッジ エーシア ジャパン(BAJ)の案内で、被害状況とニーズの調査のため、衣類配布を行った北東部ムラティブへ行きました。

 大学を一時的に使っているという大きな避難所では、コンクリートの床に小さな布を敷いて、人々が寝ころんだり座ったりしていました。ざっと30平米くらいしかないような小さな教室それぞれに14~5人以上の人がいて、随分窮屈そうでした。

 キャンプでお話を聞いた男性(20)は、早朝にドーンと大きな爆発音のようなものを聞いて逃げようとしたとき、既に高さ6メートルもの波が襲いかかってきたと言っていました。波で母親が倒れたところまでは見たけれど、その後気を失ってしまったので、何も覚えていないとのことでした。3日後の29日に、約100キロ離れたワウニア(Vavuniya)という大きな町の病院のベッドの上で目が覚め、家族全員が行方不明ということを聞いたそうです。また、着ていた服はすべて波でさらわれ、発見されたときは何も身に付けていない裸の状態だったそうです。本人は怪我をしただけでしたが、怪我が治っても、今後何をしていけばよいのかわからない、とのことでした。

 北部でも南部でも、10日には学校が始まるので、避難所の人々を他所に移す話をしていました。しかし移る先がないので、仮設住宅の建設が急務となっています。
 仮設住宅に移っても家の中にはなにもないので、生活の為に日用品が必要になります。JENは南部ハンバントッタで生活必需品の配布を予定していており、また北部での支援も調整中です。

1月 9, 2005 緊急支援 |

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