2022年10月 6日 (木)

政府女子小学校「ワラサック」のトイレ建設の様子

ジェンは、テロや紛争、宗派間の争いの影響で学校や衛生施設が破壊され、パキスタンでは最も取り残された県であるクラム県で、衛生環境の改善と生徒の就学(特に女子生徒)の増加を目指し、学校インフラの改善を行っています。

写真(1)は、クラム県下部地域にある政府女子小学校「ワラサック」での1月中旬時点のトイレ建設の様子です。この学校には、285人の生徒に対して、既存のトイレは2つしかありませんでした。トイレの設備が整っていないことは、生徒の就学を妨げる要因となります。トイレを整備することで、生徒たちは安心して学校に通えるようになります。

冬の影響が比較的少ないこの学校のトイレ建設は、順調に進んでいます。写真(2)は、6月初旬時点で、トイレの内壁と外壁の左官工事がちょうど終わったところです。

写真(3)は、7月中旬時点です。浄化槽と浸水ピット(砂利や岩等を通して浄化槽からの排水をろ過する機能を持つ)やトイレの設備の設置はまだですが、セメントが乾き、周辺の清掃が終了しています。その間、教室の建設も、順調に進んでいます。

今後も引き続き、皆様に進捗状況をお知らせしたいと考えています。

尚、パキスタンの広範囲の地域では、現在大洪水の影響を受けています。被災者の人びとは大変厳しい生活を強いられていますが、ジェンがこの事業を実施している地域では幸いにも大きな影響は出ておらず、事業を継続出来ています。

ジェンは、大洪水被災者の生活再建を支えさせていただくため、緊急募金を行っております。ひとりでも多くの方の暮らしを支えさせていただくため、皆さまの温かいご支援をお願いいたします。

▼パキスタンの活動に寄付をする

https://jen.secure.force.com/?dt=1&pt=0...

▼クラウドファンディングで寄付をする

https://readyfor.jp/projects/jen_pakistan

 

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トイレ2基(奥:建設途中の様子)

浄化槽(浸水ピットの真横:四角でレンガが敷き詰められた様子) 浸水ピット(手前:円筒上にレンガが敷き詰められた様子)

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トイレの内壁と外壁の左官工事がちょうど終わったところ

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セメントが乾き、周辺の清掃が終了した様子

 

10月 6, 2022 教育支援学校修復・建設水衛生改善 |

2022年9月 2日 (金)

政府男子小学校「レワン・ケル」の事業前の様子

ジェンは、テロや紛争、宗派間の争いの影響で学校や衛生施設が破壊され、パキスタンでは最も取り残された県であるクラム県で、衛生環境の改善と生徒の就学(特に女子生徒)の増加を目指し、学校インフラの改善を行っています。

写真(1)は、クラム県上部地域にある政府男子小学校「レワン・ケル」での事業開始前のトイレ建設予定地の様子です。

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トイレ建設予定地の様子(建設開始前)

この学校では、トイレがなく、生徒たちは排泄をするために、野原に行かざるを得ない状況です。そして、修復が必要な教室が2つのところに、80名の生徒が学んでいます。さらに、学校には外壁もありません。この地域では、治安が不安定なので、外壁の建設によって学生は安全に学校に通うことができ、意欲の向上にもつながります。

3月初旬からこの学校の教室の修復が着工しています。写真(2)は、トイレの土台作りでコンクリートが入った後になります。

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トイレの土台作りの様子

今後も引き続き、皆様に進捗状況をお知らせしたいと考えています。

9月 2, 2022 教育支援 |

2022年7月27日 (水)

女子小学校「アリ・シャライ」の衛生キット配布の様子

ジェンは、テロや紛争、宗派間の争いの影響で学校や衛生施設が破壊され、パキスタンでは最も取り残された県であるクラム県で、衛生環境の改善と生徒の就学(特に女子生徒)の増加を目指し、学校インフラの改善を行っています。あわせて衛生教育を実施しています。

写真(1)は、クラム県上部地域にある政府女子小学校「アリ・シャライ」で、衛生教育を実施した後に、衛生キットを生徒たちに配布した際の様子です(写真1)。ジェンスタッフが、衛生キットの中身を説明した後、全員衛生キットを受け取ったかどうか再確認をしています。

衛生キットバッグの中には、石鹸4個、爪切り1つ、歯ブラシ1本、歯磨き粉2つ、石鹸置き1つ、タオル2セット、くし1つが含まれています。

同じ日に、学校用の衛生キットも配布しました。中身は、飲料水容器(教師用1器、生徒用3器)、スチールコップ(教師用5個、生徒用10個)、トイレ用プラスチックの水がめ6個、石鹸48個です。写真は、校長(左)が、ジェンスタッフ(右)の前で、引き渡し書にサインをしている様子です。

生徒への衛生教育を順調に進め、衛生キットも配布しています。今後も引き続き、皆様に進捗状況をお知らせしたいと考えています。

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衛生キットを受け取った生徒の様子

 

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学校への衛生キット引き渡しの様子

7月 27, 2022 支援物資配布衛生教育 |

2022年6月23日 (木)

女子小学校「アリ・シャライ」の事業前の様子

ジェンは衛生環境の改善と生徒の就学(特に女子生徒)の増加を目指し学校インフラの改善を行っています。その一環として、施設の修復と新設を行っています。

写真(1)は、クラム県上部地域にある政府女子小学校「アリ・シャライ」での事業開始前の様子です。

この学校では、修復が必要な教室が2つのところに、225名の生徒が学んでいます。そのため、生徒はテント内で、授業を受けることもあります。教室の数が不足しているため、このテントが張られた場所に、教室を新たに建設しています(写真2)。同時に、既存の2つの教室も修復しています。

3月初旬からこの学校の教室の建設が着工し、土台作りが完成し、壁のレンガ積み作業をしているところになります。今後も引き続き、皆様に進捗状況をお知らせしたいと考えています。

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テント内で勉強している生徒の様子(コロナ禍前)

 

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教室の壁のレンガ積みの途中

6月 23, 2022 教育支援学校修復・建設水衛生改善 |

2022年4月23日 (土)

一歩ずつ進む建設作業

 サッダ女子中学校は、天候の影響を受け、ほぼ2カ月にわたって全面的に工事を中断せざるを得ませんでしたが、他の3校でも、天候の影響は大いに受けています。それでも少しずつ、作業を進めています。

マンドリ女子小学校では、2月初旬に、教室の脇に設置されるベランダの壁の左官工事が始まりました。

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ワルサック女子小学校では、トイレを2基新設します。1月中旬に、やっと建設を開始できたトイレ2基、浄化槽、浸水ピット(岩等を通ってフィルターの機能を持つ)も、1か月後には、トイレの大枠がほぼ完成し、浄化槽の左官工事も進んでいます。


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女子生徒たちが学びやすい環境が、一歩ずつ整ってきています。

4月 23, 2022 学校修復・建設 |

2022年3月15日 (火)

公立サッダ女子中学校の建設を再開できました

クラム県下部地域で、昨年12月初旬に新設や補修に着工した4校中の内、サッダ女子中学校は、特に悪天候の影響を受けて、1月は作業を中断せざるを得ませんでした。

2月も下旬になって、ようやく豪雨や厳しい寒さが少しおさまり、時折晴れ間がのぞくようになって、作業の再開にこぎつけました。それでも、寒さがかなり残っており、思う様に工事は進みませんが、ようやく梁を設置する工程を、屋根の骨組みが出来上がろうとしています。

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3月 15, 2022 学校修復・建設 |

2022年2月14日 (月)

パキスタンでの学校建設

紛争によって破壊された学校の校舎建設が進んでいます。

パキスタンでの学校建設の進捗報告です。

8校中、4校は基礎工事が終わり、12月中旬から下旬にかけてレンガを積んで壁を作る工程を完了しました。

この後、2週間ほど乾燥させます。

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写真は壁づくりの様子です。冬場は乾燥に時間がかかり、建設工事も思うように進まないこともありますが、建設作業に従事する人々は、子どもたちが一日も早く安全な環境で学べるよう、できる限りの作業を進めています。

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2月 14, 2022 学校修復・建設 |

2022年1月28日 (金)

「生徒に対する衛生教育」の支援活動について

JENの教育担当スタッフが衛生教育研修について、県当局、学校やコミュニティとの調整を行っています。各学校の教師と一緒に教材を準備し、昨年12月初旬から生徒を対象に衛生教育を開始しています。
現在は学校の冬期休暇期間(12月下旬から翌年2月末)のため、研修はお休みですが、今年3月上旬から再開する予定です。
写真は、衛生教育をバルコニーと呼ばれる教室の廊下を使って行っている様子です。学校建設・修復中のため、研修をバルコニーで実施することもあります。

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衛生教育をバルコニーで受けている女子生徒の様子

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石鹸を使った手の洗い方を実践中。真ん中にいる生徒が、
綺麗になった手を他の生徒に見せているところ

1月 28, 2022 水衛生改善 |

2021年11月 5日 (金)

新しい仲間、チーフエンジニアのユサフさん

私の名前はユサフ・アリです。パキスタンの首都(イスラマバード)から約245 km離れた、パキスタンの北西部の山々にあるスワット渓谷の出身です。私の故郷のスワットはその自然の美しさで有名であり、「パキスタンのスイス」と呼ばれています。

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私の故郷スワットの眺め

私は大学院で構造工学を専門に学んだ土木技師です。様々な分野やプロジェクトで13年の実務経験があります。多様なコミュニティと共に働いてきました。学校、医療施設、その他のインフラ施設、水衛生施設などの建設に携わった経験が豊富です。土木工学のスキルを通じて、私たちが住む環境の保全・創造・改善に取り組んでいます。

私は2020年9月から失業しており、それ以来仕事を探していました。 2021年7月、JENパキスタン事務所が、チーフエンジニアの募集を開始しました。私にとってその仕事は非常に魅力的でしたので、応募したところ、最終候補者に残りました。 面接後、幸運にも、私はチーフエンジニアのポジションに選ばれました。 JENの職員として、次世代のニーズに応える、長期的な工学的解決策を考案したいと思っています。

JENパキスタン事務所で働き始めて1週間が経ちましたが、私はパキスタンのすべてのJENスタッフが非常に高い専門性を持ち、とても協力的であることに気づきました。 JENパキスタン事務所で、プロフェッショナルなスタッフと仕事をしていることを光栄に感じています。このような環境で仕事をすることは、私のキャリアを向上させる絶好の機会です。また、私の経験と技術的専門知識を踏まえて、社会に貢献ができます。クラム県での業務開始を強く願うと同時に、自分のスキルを活かして、学生たちの学習環境を改善したいです。

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クラム県での「日本NGO連携無償資金協力(通称:N連)」事業で、さまざまな文書作成に取り組んでいるチーフエンジニアのユサフ・アリ

11月 5, 2021 事務所・スタッフ |

2021年9月22日 (水)

コロナ禍でのマスク事情

他の国々と同様に新型コロナ感染症はパキスタンで蔓延しました。限られた知識や物資しかない人々は病気から自分自身を守れず、犠牲者が続きました。政府はパキスタンの各地で都市封鎖、あるいは緩やかな都市封鎖を開始し、ワクチン接種も始まったのですが、コロナ変異種の出現や感染症への注意が足りないことがいまだ人々を苦しめています。

JENは、カシミール地方のミルプール県、ハイバル・パフトゥンハー(KP)州クラム県のコロナ感染症で苦しんでいる家族に、2ヵ月分の食糧を提供する支援をしました。この支援は新型コロナ感染症のピーク時に行われたため、コミュニティと政府から非常に高く評価されました。裨益者は愛する人を亡くし、仕事も失いました。家族を養う食べ物を買う余裕もありませんでした。

JENは、KP州D Iカーン県とシンド州タールパーカー県での生計支援プロジェクトを完了しました。裨益者の数が多く、JENは牛の飼料、機材、医薬品を配布しなければなりませんでした。JENはプロジェクト期間中、マスクを着けるように随時伝えていましたが、シンド州やKP州D Iカーン県のいくつかの離れた地域ではマスクが手に入らなかったため、そこでは多くの人がマスク着用できませんでした。コミュニティではウィルスから守るため別の方法を採っていました。女性も男性もショールを使って口と鼻を覆っています。

 

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9月 22, 2021 新型コロナ対策緊急支援 |