2017年8月10日 (木)

畜産研修



パキスタンでは武装勢力の掃討作戦が展開されたことにより、避難を余儀なくされていた多くの人びとが、少しずつ故郷に戻っています。くわしくはこちらから。

こうした状況に対してJENは、連邦直轄部族地域(FATA)ハイバル管区への帰還民を対象に、支援者の皆さまと日本政府のご協力のもと、家畜を通じた生計向上プロジェクトに取り組んでいます。

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現在、家畜局の職員と酪農家の中で、家畜管理ボランティアとして活動する人びとが畜産研修所で2ヶ月間の研修を受けています。

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【JENスタッフの研修所見学】

この研修所は1986年にオランダの支援で設立されました。専門家や酪農民に対してさまざまな期間の研修を実施します。日常的に家畜の世話をしているものの、男性に比べて教育を受ける機会に乏しい女性のための特別なコースも用意しています。

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【JENスタッフと研修所職員との会議】

研修の主眼の1つは家畜が病気にかかった際の応急処置ではなく、家畜がいかに健康に生育するかという点について学んでもらうことです。

家畜局職員と酪農家は家畜を健康に飼育し、牛乳などを増産し、家畜を増やしていくための家畜管理と人工授精について勉強しています。研修後、彼らが核になって酪農家を指導し、彼らのために働くことが期待されているのです。

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【研修の様子(家畜小屋の視察)】

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8月 10, 2017 生計回復事業, 農業支援 |

2017年7月13日 (木)

モット草



パキスタンでは武装勢力の掃討作戦が展開されたことにより、避難を余儀なくされていた多くの人びとが、少しずつ故郷に戻っています。くわしくはこちらから。

こうした状況に対してJENは、連邦直轄部族地域(FATA)ハイバル管区への帰還民を対象に、支援者の皆さまと日本政府のご協力のもと、家畜を通じた生計向上プロジェクトに取り組んでいます。

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今回は家畜の有用な飼料である「モット草」をご紹介します。

モット草は他の作物よりも高栄養価です。また、痩せた土地や降水量の少ない地域でも継続的に栽培することができ、有害な虫に対する抵抗力があります。茎と葉が柔らかいため、動物にとって反芻が容易です。そして、他の草が育たない時期に育ち、高地や山地の浸食を防ぐという役割も果たします。

モット草の他の特徴として、一度栽培すると数年にわたって何度も収穫できます。通常、家畜の餌は酪農の総費用の75-80%ほどかかりますが、モット草を使用することでその費用を大幅に減らすことができます。

すごい草ですね。帰還して酪農を再開した人びとにとっては頼もしい存在です。

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【生い茂るモット草】

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【刻まれたモット草。ネギみたいですね】

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【モット草を食べる牛】


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7月 13, 2017 帰還民支援, 生計回復事業 |

2017年6月29日 (木)

視察研修の効果

パキスタンでは武装勢力の掃討作戦が展開されたことにより、避難を余儀なくされていた多くの人びとが、少しずつ故郷に戻っています。くわしくはこちらから。

こうした状況に対してJENは、連邦直轄部族地域(FATA)ハイバル管区への帰還民を対象に、支援者の皆さまと日本政府のご協力のもと、家畜を通じた生計向上プロジェクトに取り組んでいます。

このプロジェクトは現在2年目ですが、1年目に一部の酪農家を対象に伝統的な酪農方法から,より換金商品を生み出せる酪農に転換することを支援すべく、視察研修を企画し、10人が参加しました。この研修ではさまざまな酪農場を訪れ、家畜小屋、給餌、搾乳、予防接種、駆虫、子牛の世話などについて学びました。

参加者の1人であるサイド・カラムさんは感銘と刺激を受け、家畜小屋を作ることにしました。彼はデザインについてJENの担当職員に相談し、職員は彼に情報提供しました。そして小屋は完成しました。

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【家畜小屋建設前】

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【家畜小屋建設後】

以前、彼は住まいの一部屋を家畜小屋にし、換気や衛生に気を使っていなかったそうです。JENが提供した家畜管理研修で小屋を設置することの重要性を学び、視察研修でそれを確信したということです。

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【新しい小屋の家畜たち】

小屋を自分で作ってよかったと思い、それから自分の家畜に対して栄養バランスのよい給餌や適切な水やり、予防接種や駆虫を通じた病気からの保護に気を配るようになりました。

近隣の人びとが彼を訪れ、家畜小屋建設に必要な費用や資材についてたずねます。彼らも小屋を作っていくことでしょう。しかし、金銭的余裕がない人びとも多くいます。サイド・カラムさんはJENにそうした人びとを支援してほしいと言います。

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【酪農家のみなさん】

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6月 29, 2017 生計回復事業 |

2017年6月15日 (木)

収入源としての手押し車

パキスタンでは武装勢力の掃討作戦が展開されたことにより、避難を余儀なくされていた多くの人びとが、少しずつ故郷にもどっています。くわしくはこちらから。


JENは2015年に反政府勢力の掃討作戦により影響を受けた地域の一つであるハイバル管区バラ地区 アカヘルで帰還した人びとの生計向上のための事業を実施しました。

JENがこの地区を選んだのは、経済的に脆弱な世帯が多かったことと、土地が農業に適していたためです。この地域は元々土地が肥沃でした。すでに政府の農業局により作られた農業支援委員会が活動をしており、JENは帰還した農家に種子と農具を配布しました。

ムハンマド・アユブさんは自宅近くで軍事作戦が展開されたとき、全てを残して避難しました。紛争が終わると彼は家族とともに戻りました。私たちは、彼を支援対象農民として登録し、種子や農具と手押し車を提供し、農作業に関する研修を行いました。

普段彼は手押し車を自分の畑で農作業に使っていますが、これが空いているときは他の農家が肥料運搬に使うのに貸してお金を得ています。他には市場から食料品を運んで来て、お金を稼ぎます。

アユブさんは地元のNGOで不定期に日雇い作業もしています。彼はそれらの仕事のほとんどで手押し車を使います。そういった仕事はささやかな物ですが、帰還後の生活再建にまだ苦労している彼と家族にとっては大変な助けになっているのです。

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【提供の手押し車で農作業をする様子】

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6月 15, 2017 帰還民支援, 支援物資配布, 生計回復事業 |

2017年6月 1日 (木)

疥癬診療と啓発



パキスタンでは武装勢力の掃討作戦が展開されたことにより、避難を余儀なくされていた多くの人びとが、少しずつ故郷にもどっています。くわしくはこちらから。

JENは、連邦直轄部族地域(FATA)ハイバル管区への帰還民を対象に、支援者の皆さまと日本政府のご協力のもと、家畜を通じた生計向上プロジェクトに取り組んでいます。


数週間前のこと、事業地のひとつであるハイバル管区のトゥート・タラーブ村で家畜が疥癬(かいせん)を発症していることが発見されました。すぐさま現地の家畜局に報告の上で調査を行い、77世帯において計178頭の家畜が発症していることが分かりました。

感染が本格的に広がる前に基礎的対策を施すため、家畜局と対策協議を開始しました。その結果、双方で協力して対応することに合意し、具体的には家畜局が治療を施すことと、それに並行してJENが啓発キャンペーンを行うこととなりました。

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【家畜局による疥癬の治療】


最初の集団診療では大型家畜45頭と小型家畜25頭を治療しました。治療の前にJEN職員が疥癬、世帯レベルで行える安価な治療、家畜小屋の清掃・家畜の定期的駆虫といった予防策についての啓発を行い、その後、家畜局職員がワクチン接種を行いました。

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【JEN職員による疥癬に関する啓発の様子】

次回の集団診療・啓発は2週間後に予定されています。

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6月 1, 2017 帰還民支援, 生計回復事業 |

2017年4月27日 (木)

牛を受け取った家族



パキスタンでは武装勢力の掃討作戦が展開されたことにより、避難を余儀なくされていた多くの人びとが、少しずつ故郷にもどっています。くわしくはこちらから。
JENは、連邦直轄部族地域(FATA)ハイバル管区への帰還民を対象に、支援者の皆さまと日本政府のご協力のもと、家畜を通じた生計向上プロジェクトに取り組んでいます。


今回お話しするのは、50歳になるイテバラさん。彼女は昔、足に障害を負い3年前に夫を軍によるテロ掃討作戦の最中に亡くしました。彼女は5人の娘と2人の息子を抱えていて、亡き夫の第二夫人と同居しています。

イテバラさんとその家族は、夫の日雇いの仕事が唯一の収入源でした。息子たちはまだ学校に通っており、稼ぎ手になれません。娘のうち2人は結婚していて、残りの3人はイテバラさんの家事の手伝いをしています。第二夫人は近所の人びとのために働き、小麦粉、砂糖、野菜などを受け取って家族の最低限の生活を支えています。

3頭の家畜をイテバラさんは所有していましたが、生活が厳しくなり、止むに止まれずそのうち1匹を手放さねばならなくなりました。そのような脆弱な生活状況により、私たちは彼女を支援対象として登録し、牛とその飼料、駆虫セットを提供しました。

イテバラさんは牛を手に入れてとても喜びました。乳牛を飼うことができるとは考えたことがなく、大切にこの牛を育てています。イテバラさんたちは、この支援がこれまでの彼女らの生活を楽にするとの希望を持っています。

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【イテバラさんが受け取った牛】

第二夫人はJENが開催した家畜管理の研修に参加し、家畜用の小屋、水やり、予防接種の必要な時期など、適切な家畜管理の重要性について学びました。一家はJENが今後、品種改良の支援を行うと聞き、自分たちの乳製品の生産も増やせるのではないかと期待しています。

イテバラさんはJENの支援によって収入を増やし、生活を向上させられると希望を持っているのです。

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4月 27, 2017 生計回復事業 |

2017年4月13日 (木)

家畜管理の基本に関する研修



パキスタンでは武装勢力の掃討作戦が展開されたことにより、避難を余儀なくされていた多くの人びとが、少しずつ故郷にもどっています。くわしくはこちらから。

JENは、連邦直轄部族地域(FATA)ハイバル管区への帰還民を対象に、支援者の皆さまおよび日本政府の協力で、家畜を通じた生計向上プロジェクトに取り組んでいます。

その一環として実施している家畜管理の基本に関する研修は、JENが現在進めている畜産振興事業の重要な一環です。

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ハイバル管区を選んだのは、ここが家畜の種類の多さやそれらの高い繁殖力で有名で、また飼料も手に入りやすいからです。この研修には、政府の家畜部から主任指導員を派遣してもらうという協力を得ています。

この研修は男性だけでなく女性も対象になります。そして1回の1日間の研修に25名が参加し、世帯レベルでの畜産振興に欠かせない家畜管理の基本的なスキル、例えば牛の繁殖、家畜小屋、水やり、栄養バランス、人工授精、駆虫、予防接種スケジュール等について指導を受け、さらに口蹄疫、腸性毒血症、小型反すう動物の害虫、出血性敗血症、乳腺炎など家畜の様々な病気について学びます。

さらに、受講者は日々直面している彼ら自身の問題について指導員から質問され、これに指導員は丁寧に回答して、必要なら実演付きで説明します。

家畜管理の向上は、より良い生産物のために欠かせないことです。これらの研修は、家畜の飼育に関して段階的に向上が図れるよう、3年間、繰り返し実施されます。

家畜局職員による研修のもう一つの目的は受講者との連携を強化することです。JENと違い、ハイバル管区にいる家畜局の職員はずっと受講者を支援することができるので、両者をつなぐことは持続可能な畜産振興の仕組みを確保することになります。

研修の間に受講者は家畜局職員と連絡先を交換し、困ったときすぐに相談にのってもらえるようにできます。さらに受講者は、無料で受けられる予防接種や人工授精など家畜に関する政府の活動の情報を確実に得ることができます。

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4月 13, 2017 生計回復事業 |

2017年3月30日 (木)

夢、それはきれいな空気を吸うこと

パキスタンでは武装勢力の掃討作戦が展開されたことにより、非難を余儀なくされていた多くの人々が、少しずつ故郷にもどっています。くわしくはこちらから。

きれいな空気を無料で手にすることが私たちの夢になるなんて、数十年前に誰が予想したでしょうか。現在の状況は悪くなる一方なので、そのうちマスクなしでは外出できなくなるのでは、と考えています。

パンジャブ州北部のラホールやその他の地域では、冬の到来とともに、日常生活に影響を及ぼすような深い霧に包まれるようになりました。報道によると高速道路は閉鎖され、航空便は遅れたり欠航したりしたそうです。しかし、ただの冬の霧と思われていた厚い霧の層は深刻な健康被害をもたらすスモッグだとわかりました。

濃いスモッグは激しい目の痛みや呼吸困難を引き起こしています。パキスタンでは大気汚染はもはや憂慮すべきレベルになってしまいました。実際、生活レベルの向上により、ここ数年、大気汚染は急激に悪化しました。その主な原因は、車の数の増加や人口密集地域の広がり、化学製品や製造業者の増加、さらに森林破壊などです。

何らかの公害対策を講じるのは政府の責任ですが、ここパキスタンでは公害対策の予算がなく公害への対応をしていません。パキスタン最大の都市カラチでも現在ゴミ問題が深刻です。通りからゴミを撤去する資金が政府にないのです。そんな状況ですが、できることからしなければなりません。

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【下水の滞留でごみと汚水が滞留しているパキスタンの道路】

市民一人ひとりの力は微力ですが、大気汚染をなくすための環境保護活動にはいつでも参加できます。例えば、私たち自身の日常の小さな行動で、身近な環境汚染を減らすことができます。一番重要なのは電気などのエネルギーを賢く使い、家庭のゴミを適切に捨てることです。さらに、レジ袋、衣服、そして紙やビンなどを再利用すれば、大いに役に立ちます。

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【溢れるごみと汚水と共に都市生活を送るパキスタンの人びと】

また、企業も廃棄物を適切に廃棄する責任があります。彼らは生産活動の過程で社会から利益を得ているので、その利益の一部を社会に還元するのは彼らの責任ですし、それは企業の利益にもなります。

人びとの健康や環境を守るため、公害対策は地球規模の大きな課題です。私たち全員が地球の住人なので、公害問題は誰もが関わりがあるのです。そして、地球の住人の一人ひとりの力は微力であっても、環境汚染防止のために活動できるのです。

環境保護は、自分たちの身の回りに関心を持ったり、子どもたちを愛したりすることの毎日の生活の延長線上にあるものであり、後に続く世代のため持続可能な未来を保障することなのです。

"Healing the earth is like healing ourselves."
「地球を癒すことは、自分自身を癒すようなものです」
BY: Samar Butt
JEN パキスタン 経理担当

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3月 30, 2017 文化、生活、習慣 |

2017年3月16日 (木)

アンゴラウサギ

パキスタンでは武装勢力の掃討作戦が展開されたことにより、避難を余儀なくされていた多くの人びとが、少しずつ故郷にもどっています。くわしくはこちらから。

人類は何世紀ものあいだウサギを飼育してきました。その主な理由は繁殖の速さと食肉としての価値です。ウサギの肉はタンパク質が豊富でコレステロールが低いため、一般的に健康によいと言われています。また、毛皮は質がよく、高く売れます。その中でもアンゴラ種はとても美しい小型の食肉・毛皮用ウサギです。

JENはプロジェクトの参加者である牧畜民の視察旅行の際にハイバル・パフトゥンハー州のジャバ・ハリ・プル県の家畜研究所を訪ねたときにアンゴラ種に出会いました。

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【アンゴラうさぎ】

州政府の畜産・乳製品開発局はこの家畜研究所でアンゴラ種の飼育を試験的に開始しました。立ち上げ時はネパール原産の種を首都の研究所を通じて導入しました。

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【アンゴラ種について政府担当者から説明を受けるプロジェクト参加者】

繁殖後は多数がマンシェラやアボタバードで活動している現地NGOに配布され、女性コミュニティーの生計向上に使われています。つがいの市場価格は8000パキスタンルピー(日本円で約9000円)です。

アンゴラ種は気温などの外的リスクから毛皮を守るために特別なケージで飼育されています。15度~20度の気温で通気性と日当たりがよく、静かな環境で育てられ、日に3度の食事が与えられます。また、病気に弱いため衛生に気を配る必要もありますが、1頭の雌は年に20~40匹の仔を生みます。

JENのプロジェクト参加者もこのウサギに興味を示しており、各世帯で飼育をできないものかと役所と意見交換をしていました。このアンゴラ種も今後の支援内容に組み込めるか検討する価値がありそうです。

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【アンゴラうさぎをみせるJENスタッフ】

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3月 16, 2017 生計回復事業 |

2017年2月23日 (木)

女性に対する家畜管理研修



パキスタンでは武装勢力の掃討作戦が展開されたことにより、避難を余儀なくされていた多くの人びとが、少しずつ故郷にもどっています。詳しくはこちらから。

JENはハイバル管区アカヘル地区で畜産改善支援を実施しています。この支援では家畜管理が柱になります。パキスタンでは家畜の世話を主に女性がしています。そのため、多くの女性に牛を配布しました。彼女たちが、適切な家畜監理を学ぶことにより、乳製品を自家消費し、販売用の牛乳や肉の生産量を増やして、安定した収入により自立することができます。

一方で、パキスタンでは女性の活動に伝統的規範があるため、JENの支援活動に積極的に参加してもらうために、女性たちの家族(特に年長者)にJENの活動支援を理解してもらい、参加に向けて協力してもらいました。

JENは連邦直轄部族地域(FATA)畜産局から、女性の家畜管理担当者を講師として招きました。これまで約100人の女性が研修に参加しています。講師は現地の言語を用いて写真を多く使用することで、研修内容を理解してもらいやすいようにしています。

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【家畜管理について研修をする講師】

女性たちは活発に研修に参加しています。お互いに、自分たちの経験や知識などをざっくばらんに共有しました。講師は繁殖や餌やり、牛舎管理、家畜のさまざまな病気や予防接種について教えています。 研修に参加した女性たちはさらに全般的に家畜管理について学んで実践できるように、研修が継続されることを願っています。 

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2月 23, 2017 生計回復事業 |