ライク・シャーさん ―洪水被災の困難を乗り越えて
ビショナイ村に住む39歳のライク・シャーさんは、洪水が押し寄せた時自宅の1階にいました。子どもたちを必死に救出しようと努め、隣人や知り合いの子どもたち12人を安全な場所へ避難させることができました。
しかし、近くの家に行っていた妻と高台で遊んでいた4歳の息子は流されてしまいました。
家は全壊し、妻は亡くなり、息子の遺体もまだ見つかっていない。ライクさんにとって、元の生活に戻ることは非常に辛く、困難なことでした。それでも、地元の団体の支援を受け(注)、ライクさんは家を建て直し始めました。
日雇い労働者であるライクさんは、日々の労働と自宅の建設を同時にどう両立させればよいかと心配していました。しかし、ジェンの緊急支援プロジェクトにより、ライクさんにとって約2か月分に当たる食糧や防寒用品などを受け取り、食べていけるかを気にすることなく、持ちこたえることができたといいます。
イード(ラマダン明けの祝祭)の休暇明けにジェンがライクさんに連絡をとったところ、新居の建設がほぼ完了し、最終段階に入っているため、今はかなり落ち着いた気持ちであることを打ち明けてくださいました。ライクさんは「壊滅的な洪水の後、食糧や生活必需品が切実に必要だった時期に、これらの支援物資で私の家族は大いに救われました」と語りました。
ジェンは、厳しい暮らしを余儀なくされた人びとが「自分で明日を選べる」よう、人びとの尊厳を大切にし、自立への一歩を支える活動を継続していきます。
※本事業は、ジャパン・プラットフォームからの助成金や皆さまからのジェンへの寄付金により実施しています。
(注)地元の宗教団体が、ブネール郡の被災住宅の再建のために募金活動を行い、ライクさんは新築住宅の建設対象者の1人となりました。
5月 21, 2026 | Permalink


































