2008年2月21日 (木)

生活に役立つ支援

0802202007octpkunicefwesbadhal_5  事業地訪れると、たくさんの人が私たちの周りに集まってきます。

 バーグ県ハベリ郡にあるアコリ・ワラ・バラ男子小学校のハーン先生が、地震直後から今までの復興の様子を語ってくれました。

 「地震直後の混乱の中、JENがやってきた日のことを未だに覚えています。84歳になる私の父は、カシミール人以外の人を見たのは人生で初めてのことだと言っていました。というのも、私たちの村は道路から3時間歩いた山の中にあるからです。

 そこにJENは、テントの配布や学校の備品の配布だけでなく、防災教育や衛生教育なども行ってくれました。衛生教育を受ける前、生徒たちの爪はいつも伸びきっていて、汚れた洋服でも気にせずに着ていました。

 今は毎朝、子どもたちの手をチェックし、汚れている場合はJENが設置した水道で手を洗うよう指導しています。また、日々の衛生が病気の予防につながることを知った子どもたちは毎日清潔な制服を着て学校に来るようになりました。

 JENの支援はこれからも私たちの生活に役立っていくと思います。」

2月 21, 2008 衛生教育 |

2007年12月13日 (木)

ついに完成、3本の柱

Wss_bhs_fateh_pur_1_resize_2   今年も事業地に雪が降り始めました。地震から3度目の冬を迎えるバーグ県ハベリ郡にて、JENが行ってきた活動が地元新聞紙に紹介されました。記事では、JENが地震直後から事業を行ってきたことへの感謝と、JENが行った学校への水・衛生事業により、子ども達の教育環境が大きく改善したことが書いてあります。

 ついに完成した120校への3本の柱(柱1:仮設トイレ、柱2:給水システムの整備、柱3:衛生教育)を軸とした水・衛生事業。以前は、学校から遠くにある川や泉で水を飲んだり、手を洗っていた子ども達ですが、今は授業を中断することなく勉強を続けることが出来るようになりました。また、トイレと水の供給にあわせて実施した衛生教育により、下痢の症状を持つ子ども達が飛躍的に減少するなど、子ども達の健康も向上させることができました。

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12月 13, 2007 衛生教育 |

2007年5月17日 (木)

子どもたちと衛生

Unicef_hygiene_competition_070428_haveli_7   ハベリ郡にある小中学校は4月下旬から一斉に試験期間に入りました。子どもたちにとって試験勉強に忙しくなるシーズンです。そんな中、JENが開催した「衛生発表会」には、約150人もの生徒と先生が詰め掛けました。

この発表会では、子どもたちと先生が『衛生と健康』をテーマに寸劇や詩、歌、絵画などを発表して競い合うことで、衛生に対する意識を高めることを目的としています。また、清潔さを競う部門では、参加した小さい女の子たちがそれぞれにお気に入りの服を着て、おめかしを楽しんでいるようでした。スピーチ部門で優勝した女子生徒は、表彰式の壇上で再びスピーチを行ない、「衛生を高めることは、私たち住民自らの責任です。子どもを病から守るため、みんなで衛生環境をよくしていきましょう!」と力強く訴えかけました。Unicef_hygiene_competition_070428_haveli_8

一方、皮肉にもこの日、筆者はパキスタンに赴任してから初の腹痛に見舞われ、最後のスピーチで「今日は腹痛なんです」と言うと、会場からは笑いが漏れました。衛生の大切さに対する思いを新たにしたところです。

5月 17, 2007 衛生教育 |

2007年2月15日 (木)

大自然の中に生きる人びとの知恵

Unicef20070115latrine_installation 今年の冬は、例年より1ヶ月早く始まり、11月中旬には、標高約1800メートルのここバーグで、早くも雪が降り始めました。

カシミールは非常に雨が多く、3日に1度は雨か雪が降るため、冬場の学校トイレの建設作業などは大変困難なものとなりました。しかし、住民の積極的な参加で、雪や雨の中でも何とか作業を進めることができ、特に、厳しい寒さのもと、一日の作業を終え住民からそっと差し出される温かいチャイは、格別なものでした。

 それでは、朝の気温がマイナス5度というJEN事業地の住民は、どのように厳しい冬をしのいでいるのでしょうか。実は、ここに地元の知恵が隠されています。住民の大半は、冬用の家と夏用の家を持っており、秋の終わりになると山の麓にある家に下ります。Mofa20061118assessment

 まるで優雅な避暑地での生活のように聞こえますが、家は土と藁葺き屋根でできた質素なもので、季節ごとに住処を変えるのも、厳しい夏の暑さと冬の寒さを乗り越えるためのカシミール人の知恵なのです。

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2月 15, 2007 現地からの報告, 生活、風土、習慣, 衛生教育 |

2006年12月 7日 (木)

3本の柱

Pakistan_unicefwatsan_0611102  ハベリ郡では、わずか23%の学校にしか使用可能な衛生設備がなく、28%の学校しか安全な飲み水を子ども達に提供できていません。

 衛生設備や安全な飲み水がないと、学校の衛生状態の悪化から子ども達の間で下痢やコレラ等の病気が蔓延する危険性があります。また、例えそうした設備があっても、正しい使い方を子ども達が知らなければ、衛生状態は改善されません。

 そこでJENは、仮設トイレ(柱1)や給水システムの整備(柱2)と衛生教育(柱3)の実施という、ハードとソフトを組み合わせた活動を通じて、約13,000人の子ども達に安全で衛生的な教育環境を提供していきます。

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12月 7, 2006 地震教育, 現地からの報告, 衛生教育 | | トラックバック (0)

2006年10月12日 (木)

衛生教育ワークショップ開催

Destribution1  JENは9月15日と20日、事業地のカシミール州ハベリ郡にある2つの村で、学校に通う子どもたちと保護者に対し、衛生教育のワークショップを開きました。

 村の子どもの間では下痢や皮膚病が多く、不衛生な環境が原因とされています。JENの衛生教育は、震災後の子どもたちが新しく設置されたトイレや手洗い場を適切に使用し、学校の基礎的な衛生環境を整えることを目的としています。ワークショップではJENのソーシャルワーカーが自身の病気になった体験を交えながら、食べる前やトイレの後は手を洗うこと、下痢になった時の対応、安全な水の確保のしかたなどについてなどについて教えました。Distribution2_1

 またワークショップで得た知識を村人に実践してもらうため、衛生キットも各家庭に配布しました。キットの内容は村人の普段の生活に合わせたものを選びました。

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10月 12, 2006 教育支援, 衛生教育 |