2023年2月 2日 (木)

クラム県の教育環境改善支援事業完了の報告

20216月下旬から実施してきた「パキスタン・ハイバル・パフトゥンハー州クラム県における子どもたちの教育環境改善支援事業」が完了しました。

テロや紛争、宗派間の争いの影響で、学校設備や衛生施設が破壊された対象地域の8校で、破壊された設備や施設の整備を行いました。合計3,187人(男子学生80 人、女子学生3,022人、教師29人、日本の学校のPTAのような存在である既存の両親教師委員会(PTC: Parents Teachers Committee)のメンバー56)に対して、衛生教育、心のケアや施設の使用(PTCに対しては維持管理を含む)に関する啓発を行いました。これらは外務省が実施する日本 NGO 連携無償資金協力の資金協力および皆様からの温かいご支援により、実施することができました。心より御礼申し上げます。 

この事業によって、生徒が安心して学校で教育を受けられる環境が整えられ、衛生知識や適切な学校施設の使用や心のケアに対する理解も深まりました。この事業を無事に完了でき、ご協力してくださったすべての地域関係者にも感謝しています。

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完成した教室内の席につく生徒たち

 

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2月 2, 2023 教育支援学校修復・建設衛生教育 |

2022年10月 6日 (木)

政府女子小学校「ワラサック」のトイレ建設の様子

ジェンは、テロや紛争、宗派間の争いの影響で学校や衛生施設が破壊され、パキスタンでは最も取り残された県であるクラム県で、衛生環境の改善と生徒の就学(特に女子生徒)の増加を目指し、学校インフラの改善を行っています。

写真(1)は、クラム県下部地域にある政府女子小学校「ワラサック」での1月中旬時点のトイレ建設の様子です。この学校には、285人の生徒に対して、既存のトイレは2つしかありませんでした。トイレの設備が整っていないことは、生徒の就学を妨げる要因となります。トイレを整備することで、生徒たちは安心して学校に通えるようになります。

冬の影響が比較的少ないこの学校のトイレ建設は、順調に進んでいます。写真(2)は、6月初旬時点で、トイレの内壁と外壁の左官工事がちょうど終わったところです。

写真(3)は、7月中旬時点です。浄化槽と浸水ピット(砂利や岩等を通して浄化槽からの排水をろ過する機能を持つ)やトイレの設備の設置はまだですが、セメントが乾き、周辺の清掃が終了しています。その間、教室の建設も、順調に進んでいます。

今後も引き続き、皆様に進捗状況をお知らせしたいと考えています。

尚、パキスタンの広範囲の地域では、現在大洪水の影響を受けています。被災者の人びとは大変厳しい生活を強いられていますが、ジェンがこの事業を実施している地域では幸いにも大きな影響は出ておらず、事業を継続出来ています。

ジェンは、大洪水被災者の生活再建を支えさせていただくため、緊急募金を行っております。ひとりでも多くの方の暮らしを支えさせていただくため、皆さまの温かいご支援をお願いいたします。

▼パキスタンの活動に寄付をする

https://jen.secure.force.com/?dt=1&pt=0...

▼クラウドファンディングで寄付をする

https://readyfor.jp/projects/jen_pakistan

 

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トイレ2基(奥:建設途中の様子)

浄化槽(浸水ピットの真横:四角でレンガが敷き詰められた様子) 浸水ピット(手前:円筒上にレンガが敷き詰められた様子)

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トイレの内壁と外壁の左官工事がちょうど終わったところ

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セメントが乾き、周辺の清掃が終了した様子

 

10月 6, 2022 教育支援学校修復・建設水衛生改善 |

2022年9月 2日 (金)

政府男子小学校「レワン・ケル」の事業前の様子

ジェンは、テロや紛争、宗派間の争いの影響で学校や衛生施設が破壊され、パキスタンでは最も取り残された県であるクラム県で、衛生環境の改善と生徒の就学(特に女子生徒)の増加を目指し、学校インフラの改善を行っています。

写真(1)は、クラム県上部地域にある政府男子小学校「レワン・ケル」での事業開始前のトイレ建設予定地の様子です。

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トイレ建設予定地の様子(建設開始前)

この学校では、トイレがなく、生徒たちは排泄をするために、野原に行かざるを得ない状況です。そして、修復が必要な教室が2つのところに、80名の生徒が学んでいます。さらに、学校には外壁もありません。この地域では、治安が不安定なので、外壁の建設によって学生は安全に学校に通うことができ、意欲の向上にもつながります。

3月初旬からこの学校の教室の修復が着工しています。写真(2)は、トイレの土台作りでコンクリートが入った後になります。

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トイレの土台作りの様子

今後も引き続き、皆様に進捗状況をお知らせしたいと考えています。

9月 2, 2022 教育支援 |

2022年6月23日 (木)

女子小学校「アリ・シャライ」の事業前の様子

ジェンは衛生環境の改善と生徒の就学(特に女子生徒)の増加を目指し学校インフラの改善を行っています。その一環として、施設の修復と新設を行っています。

写真(1)は、クラム県上部地域にある政府女子小学校「アリ・シャライ」での事業開始前の様子です。

この学校では、修復が必要な教室が2つのところに、225名の生徒が学んでいます。そのため、生徒はテント内で、授業を受けることもあります。教室の数が不足しているため、このテントが張られた場所に、教室を新たに建設しています(写真2)。同時に、既存の2つの教室も修復しています。

3月初旬からこの学校の教室の建設が着工し、土台作りが完成し、壁のレンガ積み作業をしているところになります。今後も引き続き、皆様に進捗状況をお知らせしたいと考えています。

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テント内で勉強している生徒の様子(コロナ禍前)

 

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教室の壁のレンガ積みの途中

6月 23, 2022 教育支援学校修復・建設水衛生改善 |

2021年8月 4日 (水)

クラム県での教育の苦悩

クラム県では、教育分野はこれまであまり注目されていませんでした。JENは、当初JENチームがこの地域で実施した調査で、現在の劣悪な教育環境の状況を考慮して、この地域でプロジェクトを実施することを決定しました。調査では、以下の教育や学校環境の悪化状況が明らかになりました。一部紹介します。

建物の状態は悪く、ほとんどの場合学校にトイレはありません。野外排便が行われております。それは、非衛生的で、生徒の健康を絶えず害するものです。加えて、過激派や宗派間の対立は、人々、特に子供たちに悪影響を及ぼしています。 事業対象地域でも同様の対立により、特に子ども達の心の健康がひどく損なわれていました。

JENチームは、生徒や教師と交流して、彼らの意見を記録しました。ザーラさんは政府女子小学校「カレッジコロニー」の優秀な生徒です。衛生教育について尋ねると、彼女は「手洗いについて少しは知っていますが、適切な知識は持っていません。」と答えてくれました。 ザーラさんは手洗いの手順は知りませんでしたが、衛生教育の内容に強い関心を示しました。

また、JENのスタッフは、この地域の紛争や闘争から生じる心理的問題についても、調査しました。彼女は「私はアートが大好きで、絵を通して自分の気持ちを表現したいと思っています。 何年もの間、私たちは自分たちの地域で宗派間の戦いに直面しました。 私たちは、これらの問題にうんざりしていて、幸せで恐怖のない人生を送りたいのです。 過去に宗派間の対立が激しかった頃、私たちは学校に行ったり、バザールを訪れたり、行事に出席している間、絶えず恐怖の中にいました。状況が少し良くなっていることを、神に感謝します。それでも私たちの地域では、常に宗派間の衝突の可能性があります。」と話してくれました。

政府女子小学校「カレッジコロニー」のミーナ・ナズ校長先生は、「私の考えですが、宗派間の対立は、学校中退や経済上の問題などを引き起こしたと思います。親も子ども達も学校に行くのをためらって、多くの子どもが授業を欠席したことを、ぼんやりと覚えています。その上、宗派間の衝突による学校の閉鎖は、子どもの行動に悪影響を及ぼしました。 子ども達は家に居るよう制限され、自由に遊ぶことができませんでした。彼らは、友達と会う機会を奪われ、それは明らかに彼らにマイナスの影響となっています。」と話してくれました。

学校での衛生教育については、同校長先生によると「私たちの学校の教師は、手洗い、爪を切ること、清潔な洋服を着ることなどの衛生教育の基本的な知識を持っていますが、正式な研修は受けていません。私たちは、この基本的な知識を生徒たちに教えたいと思っています。」ということでした。

また、JENの支援については、「私は、衛生教育について学ぶことに強い関心があり、心待ちにしています。 それを生徒たちに教えるだけでなく、自分の家にも応用したいと思います。また、JENによる心のケアの研修にも期待しています。 私たちのコミュニティは多くの苦しみを味わいましたが、今こそ恐れずに前進する時です。」と笑顔で、JENスタッフに話してくれました。

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8月 4, 2021 教育支援 |

2018年2月15日 (木)

FATAの学校の実情

 パキスタンでは武装勢力の掃討作戦が展開されたことにより、避難を余儀なくされていた多くの人びとが、少しずつ故郷に戻っています。くわしくはこちらから。

こうした状況に対してJENは、連邦直轄部族地域(FATA)ハイバル管区への帰還民を対象に、支援者の皆さまと日本政府のご協力のもと、家畜を通じた生計向上プロジェクトに取り組んでいます。

***** 

ハイバル管区には以前からたくさんの学校がありましたが、机・椅子などの生徒用の備品や、トイレなどの水衛生施設が整っていない学校が多く、そのため親も子どもたちを学校に通わることにあまり関心をもたず、子どもたち皆が学校に行っている状態ではありませんでした。

 管区での戦闘が激しくなり、人びとは近隣のペシャワールなどに設けられた避難民キャンプに移りました。そこではNGOなどの支援団体が教育支援活動を行っていました。学校に水衛生施設を併設した仮教室が作られ、男の子・女の子双方にとって教育が必要であることが伝えられました。
 こうしたことを通じて、避難した人びとは教育の重要性を理解していきました。

 戦闘が終わると、人びとは故郷に戻りましたが、家や学校、病院などが破壊されているのを目にしました。

 そのうちの1つ、人びとが避難する前には900人の生徒がいたスピーン・カバール中学校は、建物がなくなっていました。2014年以降、ユニセフがプレハブやテントで仮教室を設置しましたが、電気や水・トイレといった施設がありません。屋外で勉強しなければならない子どもたちもおり、雨が降ると授業が中断されます。こうしたことにより、現在生徒数は600人程度に留まっています。

「人びとは教育の重要性を認識し始めているのですが、施設の不足がその思いをくじいています。生活や地域を向上させていくには教育が必要なのですが、適切な施設がないと教育は行えないのです」
 そう話す学校の先生たちは、この地域の教育環境が整うことを祈っています。

【スピーン・カバール中学校の様子。校舎は仮の建物で、子どもたちは外で勉強しています】
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2月 15, 2018 教育支援学校修復・建設 |

2008年8月 7日 (木)

BOOK MAGICでスクールサポート

080807_bookmagic_low_2  BOOK MAGICにご参加くださった皆様、ありがとうございました。皆様のご支援のもと、パキスタンの学校の子どもたちへ、教室の床に敷くじゅうたんを配布することができました。この事業では、54校全6380名の子どもたちがより快適な環境で学習を続けることができるようになりました。

 事業地バーグ県では、ほとんどの学校に生徒用の机と椅子がなく、子どもたちは床に座って学習しています。特に冬の厳しい寒さの中、地面に直接座っての学習は、集中しづらく、また、寒さによって病気になる子どもたちも多くいました。

 じゅうたんは、他の団体から支援を受ける機会がまれな「マドラサ」と呼ばれる神学校や、国境付近の学校を対象に配布を行いました。中には、外部からの支援を受けたのはJENからが初めて、という学校もあり、学校の先生・生徒だけでなく、地域住民からも深く感謝されています。今後ともBook Magicへのご協力、よろしくお願いします。

8月 7, 2008 教育支援 |

2008年7月24日 (木)

日本の皆さんへ、子どもたちからのメッセージ

080722__low  バーグ県ハベリ郡に、JENが手掛ける3校目の耐震構造校舎が完成しました。学校の子どもたちから日本の支援者の皆さまへ感謝のメッセージが届いています。

ウベドゥ・レフマンくん(3年生、6歳)
「新しい学校は、ドアやフェンスや壁がとてもきれい!校舎の色もとてもすてきだよ。校庭では、JENがぼくたちの学校にくれたサッカーボールでサッカーをしたいな。ぼくは、そうじもちゃんとやって、この学校を大事に使います!」080624_low

シャヒード・フルシードくん(5年生、12歳)
「白いトイレがすごくきれい。こんなトイレは今まで見たことがないです。じょうぶな建物なので、ここなら地震が起こっても安心だと思います。日本のみなさん、ありがとうございます」

7月 24, 2008 教育支援市民の皆さまからのご支援学校修復・建設 |

2008年6月26日 (木)

3校目の耐震構造校舎、ついに完成

080624_low  外務省、世界宗教者平和会議日本委員会様、個人・団体の皆様の支援により、バーグ県ハベリ郡に3校目となる耐震構造校舎の学校が完成しました。学校の先生達を招いた引渡し式も無事に終え、既に計110人の子どもたちが、元気よく新しく出来た教室で勉強をしています。

 JENの事業は、学校建設に限らず、いつもさまざまな人が関わり、たくさんの人々の協力の下、進めています。特にこの事業では、現地で活躍されている飛島建設様に多大なご協力を賜りました。また、学校の先生・地元の人々の協力も、事業実施にあたって非常に重要なものでした。学校完成にあたり、地元政府の役人からも感謝状が届いています。

 これからも、JENを通じてより多くの子どもたちが安心して快適な学習を続けられるよう、活動を続けていきます。

6月 26, 2008 教育支援学校修復・建設 |

2008年5月29日 (木)

子どもたちのアートワークショップ2008年

080527_kangranartworkshop  三井住友海上火災保険(株)様のご支援のもと、昨年に引き続き、地震被災児童を対象にした心のケアのアートワークショップを開催しました。

 ワークショップでは、大きな紙に全員で描く作品と、個人で描く作品の2種類の絵画を楽しみました。大きな作品は、学校の仲間全員の「友達のしるし」として学校の壁に飾られています。個人の作品では、お互いの自己紹介に使ってもらいました。全員、絵筆を使うのは初めてとは思えないほど上手に絵を描いていました。080527_kangranartworkshop_1_2

 このワークショップ目的は、絵画を楽しみ、心を癒すことができただけではありません。仲間と協力して作品を作ることで、チームワークの心の育成になったのではないでしょうか。

 世界の子ども同士が絵を通じてお互いを支えあうコンセプトのもと、定期的に実施されているこのワークショップ。今年、パキスタンの別の村から届いた子どもたちのメッセージが、来年も再び世界のどこかの子どもたちへエールとなって届くことでしょう。

5月 29, 2008 企業の皆さまからのご支援教育支援 |

2007年9月 6日 (木)

スポーツが救った命

20077wcrp  ハベリ郡べディ地区にて、地震被災児童対象のスポーツ大会を開催しました。スポーツ大会の開催は、地震発生以来初めてとのこと。久しぶりに他の学校との交流を含めたスポーツ大会を実施することができ、大盛況でした。

 いちばん最近にべディ地区で開かれたスポーツ大会は、2005年10月7日、地震発生の前日でした。このときの種目は今回と同じバレーボール。優勝したのはモリメダン高校でした。モリメダン高校はこの勝利を祝って、10月8日は休校にしたそうです。しかし、皮肉にもその日、地震が発生しました。モリメダン高校は一度目の揺れで校舎が全壊。幸い、学校が休みだったため先生も子ども達も全員無事でした。偶然の出来事ですが、スポーツは心の癒しになると同時に、命を助けることもあるのです。

 スポーツ大会後、モリメダン高校の先生から寄せられたメッセージです。20077wcrp_2

「地震の後、気持ちがふさぎこんで授業でもスポーツを行ってきませんでした。久しぶりに子ども達がこんなに喜んで体を動かす姿を見て、スポーツの大切さと喜びを思い出しました。これからは、毎日練習をして次のスポーツ大会の準備をしたいと思います」

★ ★ パキスタン 活動報告会 ★ ★

~ 新たなミッションに着手したJENのプロジェクトとは? ~

■ 報告者:大野 健太 (写真:左端)
(JEN東京本部事務局 海外事業部プログラムオフィサー)
■日時:10月9日(火)18時半~20時半

お申し込み、お問い合わせはこちら

9月 6, 2007 教育支援 |

2007年8月23日 (木)

JENの支援がべディに届いた日

Photo  世界宗教者平和会議日本委員会様と支援者の皆さまからのご支援のもと、ハベリ郡べディ地区にて地震被災児童を対象にした教育支援事業を実施しています。

 

 べディ地区は、ハベリ郡の中でも特に地震による甚大な被害を受けた地域です。しかしアクセスの不便さから、これまでJEN以外に教育支援を実施する団体はありませんでした。

 べディ地区までの道のりはとても険しく、JENのフィールド(現地)事務所からは車で4時間から5時間以上かかります。12月から3月にかけては雪のため道がとざされ、べディ地区まではアクセスできません。また、年間を通して降水量が多く、毎日降り続く雨により土砂崩れが頻繁に起こります。そのために、急勾配の道路はすべりやすく、経験豊富な運転手と一緒にゆっくりと時間をかけてべディ地区内を移動しています。Photo_2

 この”究極の山奥”にあるべディ地区で、JENは地震被災児童の教育環境改善を目的とし、

①心のケアワークショップ 

②教育・スポーツ用品の配布 

③スポーツ大会

を実施しています。

 降り続く雨の中、時には道路の途中で立ち往生するなど、実施にはさまざまな困難が伴います。しかし、地元の人たちの厚い歓迎を受けながら、短い夏の間に効率よく事業を実施していきます。

★ ★ パキスタン 活動報告会 ★ ★

~ 新たなミッションに着手したJENのプロジェクトとは? ~

■ 報告者:大野 健太 (写真:左端)
(JEN東京本部事務局 海外事業部プログラムオフィサー)
■日時:10月9日(火)18時半~20時半

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8月 23, 2007 教育支援 |

2007年8月 9日 (木)

パキスタン・子どもたちのアートワークショップ

株式会社三井住友海上火災様のご支援のもと、JENは(特活)子供地球基金と協働で、地震被災児童を対象にアートワークショップを開催しました。
このワークショップは、昨年スリランカで実施した津波被災児童向けのアートワークショップに引き続き開催されたものです。

仲間と一緒に絵を描くことを通じて、被災した子どもたちの心のケアをするだけではなく、世界の子ども同士が絵を通じてお互いを支え合う、という役割も果たします。
昨年スリランカでこのワークショップを受けた子どもたちからの応援のメッセージが、今回パキスタンの子どもたちに届けられたことになります。

JENが事業を実施しているハベリ郡では、学校で絵画の授業がありません。
筆と絵の具を使って絵を描くのはこれが初めてという子ども達は、思い思いに自分の気持ちを絵で表現できる楽しさを知りました。

参加した子どもたちは、「みんなとお絵かきできて楽しかった。これからもまた続けたい」「絵を描くことで他の国の子ども達を助けることが出来ると思うとうれしい」と、初めての体験に大喜びでした。

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写真:(C)JEN/子供地球基金

★ ★ パキスタン 活動報告会 ★ ★

~ 新たなミッションに着手したJENのプロジェクトとは? ~

■ 報告者:大野 健太 (写真:左端)
(JEN東京本部事務局 海外事業部プログラムオフィサー)
■日時:10月9日(火)18時半~20時半

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8月 9, 2007 企業の皆さまからのご支援教育支援 |

2007年7月26日 (木)

学校テントのその後

070329_jpf4_reinforced_tent_haveli_pakis 5月31日、ジャパン・プラットフォーム様と個人や団体支援者の皆さまからのご支援による教育環境改善支援が無事に完了しました。現在、現地の人々から感謝のメッセージが続々と届いてきています。

子どもたちからは、

「補強テントのおかげで、雨による水漏れや、強風から身を守ることができました」、

「ありがとう!」といった声が多く寄せられています。

また教師からも、

「JENが学習机・椅子と学校のテント補強を実施してくれていなかったら、子どもたちはまだ野外の切り株の上で勉強していたでしょう」との声が届きました。

「テントの補強方法を実演で教えてもらったので、今後自分たちで補強するために非常に役立つ」、

「防災教育のトレーニングを受けて、地震後の子どもが抱えるストレスにどう向き合えばいいか分かった」という声も届いています。

JENはバーグ県ハベリ郡で、延べ64校に対して、学校テントの補強、学習机・椅子の配布(小学生のみ対象)、学校防災教員研修を行ないました。そして、計11,247人にのぼる生徒と教師たちの教育環境を改善することができました。

7月 26, 2007 教育支援地震教育 |

2007年6月28日 (木)

ルーヤンカルサン女子小学校の女の子からのメッセージ

070619  ルーヤンカルサン女子小学校は地震によって校舎が全壊しましたが、JENが学校再建を行い、現在、教師1名、87名の女子生徒が通っています。

 この学校は幹線道路から20分ほどの岩山を登りきった、険しい丘の上にあります。子ども達に会うためにはこの激しい山登りをしなくてはいけませんが、丘の上にはいつも元気いっぱいの女の子たちが迎えてくれます。

 この学校に通う、アニーサ・アタちゃん(10歳)からのメッセージです。
「地震のことを思い出すと悲しくなるので話したくないです。学校の授業ではウルドゥー語の時間が一番好きです。JENが建てた学校は冬の間も暖かくて雨が降っても勉強ができるので大好きです」

 ハベリは年中通して雨が多く、冬は激しく雪の降る厳しい気候です。子ども達が勉強に集中できる環境には屋根のある学び舎が必要です。JENは今後も更なる学校再建を視野に入れながら、活動を続けていきます。

6月 28, 2007 教育支援地震教育 |

2007年4月 5日 (木)

みんなで力を合わせれば!

Unicef_jpf3_jpf4_200744_spring_view_2  カシミール州ハベリ郡では、山頂に残る雪も少なくなり、緑が一斉に芽吹いてきました。ここ3、4日は夜間に扇風機が必要なほど暖かくなっています。パキスタンへ赴任して始めての厳しい冬を乗り越えて温かい春を迎えましたが、相変わらず雨はよく降っています。

2月中旬から3月下旬までは毎日のように雨が降り続き、現在進行中の教育環境改善と水衛生の事業の進捗に影響がでましたが、できるところから住民の力強い協力を得て、進められてきました。

JENの事業地は震災で大きな被害を受けたバーグ県の中でも特にアクセスの厳しい山岳地帯です。そんな過酷な環境にあるにもかかわらず、テントに机を配布する作業では、道路から2キロも離れた険しい山道を登ったところにある学校テントまでの机の運搬を雨の中、女子生徒までもが手伝ってくれました。Jpf4_2007220

震災後、2度目の厳しい冬を自分たちの力で乗り切った住民には、自信を取り戻しつつある穏やかな表情が浮かんでいます。

4月 5, 2007 文化、生活、習慣教育支援 |

2006年10月12日 (木)

衛生教育ワークショップ開催

Destribution1  JENは9月15日と20日、事業地のカシミール州ハベリ郡にある2つの村で、学校に通う子どもたちと保護者に対し、衛生教育のワークショップを開きました。

 村の子どもの間では下痢や皮膚病が多く、不衛生な環境が原因とされています。JENの衛生教育は、震災後の子どもたちが新しく設置されたトイレや手洗い場を適切に使用し、学校の基礎的な衛生環境を整えることを目的としています。ワークショップではJENのソーシャルワーカーが自身の病気になった体験を交えながら、食べる前やトイレの後は手を洗うこと、下痢になった時の対応、安全な水の確保のしかたなどについてなどについて教えました。Distribution2_1

 またワークショップで得た知識を村人に実践してもらうため、衛生キットも各家庭に配布しました。キットの内容は村人の普段の生活に合わせたものを選びました。

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10月 12, 2006 教育支援衛生教育 |

2006年9月14日 (木)

アッラーと地震

123_7  JENは8月17日と19日、事業地のカシミール州ハベリ郡にある2つの村で、学校運営委員会に対し地震教育の研修を行いました。

 今年5月にJENの呼びかけで、教師、女性ソーシャルワーカー、地元有力者などをメンバーとし、学校運営委員会が組織されました。
 
 JENによる調査の結果、村人たちは昨年10月の震災の心理的なショックから立ち直れていないことが分かりました。今回のJENの地震教育は、子どもたちに地震のメカニズムや避難方法を知ってもらい、安心して学習に取り組める環境を整えることを目的にしています。

 学校運営委員会は他の村人たちにも参加を呼びかけたようで、研修参加者は予定より大きく上回りました。参加者同士で活発な議論が交さました。ある老人が「地震はアッラーの仕業だから仕方がない」と言い、JENの現地スタッフが「それではあなたは何もせず大地に寝ていればアッラーが口にパンを入れてくれるのですか」と返すと、会場は笑いの渦に包まれました。

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JENでは、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。

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9月 14, 2006 教育支援地震教育 |

2006年6月 8日 (木)

学校再建事業を開始

1_20  JENは今年の1月~4月まで、地震で学校が壊れ、寒さの厳しい冬青空教室で勉強する子どもたちのために、教室用大型テント249張を配布・設置しました。
 5月1日から、ハベリ郡バダル区にある2つの村の公立小学校2校を対象に学校再建を開始しました。再建される校舎は耐震構造になります。2_12

 多くの子どもたちは地震が起きたのは宗教的な理由だと信じ、また地震の恐怖心は心の傷となって残っています。JENは、地震の正しい知識を伝えることで、子どもたちの心の傷を軽減して行きます。
 
 ダラハス村 アジブ 君(11歳)
 『地震があったとき、授業中で教室の中にいました。突然地面が大きく揺れ始めました。生徒たちみんなががパニック状態で出口に殺到したので、僕は教室の後ろ側の席からなかなか出口に辿り着けませんでした。

 そんな時、壁の一部が崩れて、教室の建物が大きく傾きました。僕がちょうどドアを抜けようとしていた際、ドアが勢いよく閉まってしまい、そこに足をはさまれて動けなくなりました。その傷跡は今でも残っています。
 そんな状態で30分もした頃、村の人たちの声が聞こえて来て、教室内に閉じ込められていた生徒たちもみな助け出されました。』

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JENは今回の地震被災者支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。

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6月 8, 2006 教育支援学校修復・建設 |

2006年6月 1日 (木)

249張の教室用大型テント

23   4月30日に、事業地バーグで、現地スタッフと一緒にささやかな『お疲れさま会』を行いました。12_2  

 2006年1月年4月末までに、調査した学校数198校、設置した総テント数、249張。思えばあっという間に過ぎてしまった4ヶ月でした。
 冬季の天候不順、積雪、雨、雹を始め、春の雪解け水による土砂災害、落石の恐怖、そして何より険しい山道。『198校と249張』・・・厳しい自然を相手に、JENスタッフたちが日々積み重ねた結果です。ここまで決して楽な道のりではありませんでした。
 しかし、学校に戻ってきた生徒たちの笑い声と、村人たちの笑顔、また感謝の言葉が、JENスタッフにとって一番の報酬です。

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6月 1, 2006 教育支援 |

2006年5月18日 (木)

厳しい試験

2_7  パキスタンでは4月の中旬から5月上旬にかけて、約2週間のテスト期間があります。特に高校では、センター試験のような全国共通の試験問題が配布され、テスト中は政府からの試験官がカンニングなど厳しくチェックしています。

 高校生にとっては、進路を決定してしまうこの試験は高校生にとても重要で、生徒たちは皆必死に勉強しています。中には必死になりすぎて、カンニングする生徒もたまにいるそうです。 

 JENスタッフが視察中にあった出来事ですが、一人の女子生徒がカンニングを指摘され、教師に呼び止められました。「カーペットの下に何か隠しているだろう」と教師が迫ると、その生徒はシートの一部を足で抑えながら「いいえ何もありません」と言い張ります。JENスタッフもあまりに明らかな隠ぺい工作に苦笑して、その押し問答を見ていたのですが、最後には教師が音を上げてしまいました。
 
 レポート提出と長い試験期間が終わると、次の学期に向け春休みです。

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5月 18, 2006 教育支援 |

2006年4月13日 (木)

山と谷を越えて

1_4   現在、JENが教育支援活動を行っている地域は、山あり谷あり川ありと歩くだけでも大変です。事業地までテントを車で運べることはほとんどなく、途中までは車、その後は村人と協力しJENのスタッフが資材を運ばなければなりません。

 特にカラリ村の小学校は、山を越え川を隔てた向こう岸にあり、車が走れる道路も橋もありませんでした。JENのスタッフと村人たちで重いテント資材を背負い、15分以上急な山道を登り、冷たい雪解け水の川の中を歩きました。

 カラリ村に着いてまず目にしたのは、教科書を大切そうに抱えた大勢の笑顔の子どもたち。その日は祝日で学校は休みなのに、子どもたちは新しい教室(教室用大型テント)を心待ちにしていたのです。2_2

 子どもたちの『勉強がしたい!』という気持ちをJENは叶えます。

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4月 13, 2006 教育支援 |

2006年3月30日 (木)

お行儀が良いのは女の子?!

4_1  キャンプ・ジャパンの学校には、小さな子どもたちもやってきます。教室用大型テントの中には、マットを敷いて、子どもたちは靴を脱いで、マットの上に座ります。

 6歳以下の子どもたちは、男の子も女の子も1つのテントで一緒に授業を受けますが、小学生低学年の子どもたちは、男女別に分かれます。

 女子生徒のテントの前には、きちんとそろえて靴を脱いでいましたが、男子生徒のテントの前はと言うと、靴は脱いだまま! 元気一杯の男の子と、そしてお行儀の良い女の子たちです。

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3月 30, 2006 教育支援 |

2006年3月16日 (木)

初めての授業

3  授業初日の朝、子どもたちはお父さんやお母さん、お兄さんに手を引かれ、キャンプ学校にやって来ました。子どもも付き添いで一緒に来た家族も、少々不安気でした。テントに入り、先に来た子どもたちの楽しそうな様子を見ると、家族は安心して子どもたちを置いて帰って行きました。

 年少組みの子どもたちから、授業を受けるための登録が始まり、その後は学校カバンと文房具が配布され、子どもたちは大喜び!

 事前調査によると、キャンプにいる子どもたちの中には、これまで学校に行ったことのない子もいます。キャンプに居る間の、数ヶ月でもここで勉強して、それをきっかけに村に戻ってからも勉強を続けてほしいと思います。

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3月 16, 2006 教育支援 | | コメント (0)

2006年3月 2日 (木)

キャンプ・ジャパンで学校が始まりました!

1  パキスタン政府からの要請を受け、ジャパン・プラットフォーム(JPF)と参加NGOが協働で、ムザファラバード近郊のタンドリにて約1,700人のための震災被災者のためのキャンプ『キャンプ・ジャパン』を、昨年末に開設しました。 5

 

 このジャパン・キャンプでは、医療、教育支援、食糧・生活物資配布などさまざまな支援活動をしています。

 JENは、教育支援を行っており、教室用大型5張りテントを設置しました。そして2月27日にキャンプ・ジャパンの学校が開校しました。

 木の板を50枚ほど教室用大型テントの周りに敷き、子どもたちが雨の時も歩きやすいように工夫しました。

 教室用大型テントを設置している時から、子どもたちも手伝いに来て、木の板を運んでくれたり、ゴミを片付けたりしてくれました。子どもたちは学校が始まるのをとても楽しみにしており、授業初日には、雨にもかかわらず約200人の子どもたちが学校にやって来ました。

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3月 2, 2006 教育支援 | | コメント (0)

2006年2月23日 (木)

雪ニモ負ケズ・・・

6  バーグ県ハベリ地区で行なっている教室支援事業である、教室用大型テントを設置するための前段階である『輸送』はパキスタンの天候の影響を強く受けます。

 もともと、バーグへの道路はあまり舗装がされていない上に、地震の影響でさらに悪路になっていまいました。、バーグ市からハベリまでの近道は積雪により閉鎖中のため、輸送は悪戦苦闘の毎日です。現在、物資を輸送するのに普段の倍以上の4~5時間かかっています。

 悪天候の影響を最小限に抑えるため、雨や雪が予想される時は時間に余裕を持ってハベリへ物資を輸送し、ハベリにできるだけ配布物資を保管するなどの対応をしています。

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2月 23, 2006 教育支援 | | コメント (0)

2006年2月16日 (木)

山を動かす村人たちの熱意

1  JENが教育支援を実施している山間部の村々では、平地の割合が低く教室用大型テント(5×8メートル)を設営することが困難なことがあります。そんな時は、農家の方から棚田を借り受けたり、校舎から少し離れた土地に設置しています。ある時設営日になって突然、設置予定地が使えなくなりました。2

 他に良い場所がすぐには思い当たらないので、仕方なく設営を延期かなと村人たちに伝えたところ、『大型テントが設置できるように、この斜面をならしたらどうでしょう』との意見が村人から提案されました。急な斜面なため平らな土地にするには、1日ではとうていできそうにないので、他の土地を探した方が良いのではと伝えたところ、『今日1日で大丈夫だから』と言い、早速25人ほどの村人たちがスコップやハンマーなどを皆で持ち寄って作業を始めました。

 山肌に突き出る大岩をハンマーで砕き、砕いた岩石を3人ほどで転がして運び石垣を作り、その石垣の内側を土砂で埋め立てていきます。早朝から5時間ほどで、険しい斜面が平地へと生まれ変わりました。

 その後、疲れているはずの村の人たちは、テント設置の手伝いも熱心に行い、その日無事に配布を完了することができました。
 村人たちの教育に対する熱意が、文字通り山をも動かしたのです。

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2月 16, 2006 教育支援 | | コメント (0)

2006年2月 2日 (木)

素足の子どもたち

1234  震災後、子どもたちは青空教室で授業を受けていました。そんな子どもたちが少しでも暖かい環境で勉強ができるようにと、JENはジャパン・プラットフォーム国連児童基金(ユニセフ)と協力し、1月上旬よりバーグ県ハベリ地区で、教室用テント、マット(地面にひきます)、黒板、文房具のセットなどを配布しています。これまでに60教室分の教室用テントと文房具用品を配布しました。45

 現在、バーグは寒さが厳しく雪も降っています。そんな寒さの中、多くの子どもたち靴下を履かず素足に靴です。防寒着も充分ではありません。

 今後は子どもたちの防寒着も配布する予定です。

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2月 2, 2006 教育支援 | | コメント (0)

2005年12月28日 (水)

温かい場所で勉強ができるように

1  パキスタンでは、震災直後、学校は一時閉鎖されましたが、11月中旬には、ほとんどの学校が再開しました。しかし、震災で学校が全壊または一部崩壊したため、ほとんどの学校で子ども達は屋外で授業を受けています。そのため、JENは、教室用の大型テント(40名収容可能)を200教室に対して配布します。この支援で8,000人の子ども達が、温かいテントの中で授業を受けられるようになります。2

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12月 28, 2005 教育支援 | | コメント (0)