2007年8月 9日 (木)

パキスタン・子どもたちのアートワークショップ

株式会社三井住友海上火災様のご支援のもと、JENは(特活)子供地球基金と協働で、地震被災児童を対象にアートワークショップを開催しました。
このワークショップは、昨年スリランカで実施した津波被災児童向けのアートワークショップに引き続き開催されたものです。

仲間と一緒に絵を描くことを通じて、被災した子どもたちの心のケアをするだけではなく、世界の子ども同士が絵を通じてお互いを支え合う、という役割も果たします。
昨年スリランカでこのワークショップを受けた子どもたちからの応援のメッセージが、今回パキスタンの子どもたちに届けられたことになります。

JENが事業を実施しているハベリ郡では、学校で絵画の授業がありません。
筆と絵の具を使って絵を描くのはこれが初めてという子ども達は、思い思いに自分の気持ちを絵で表現できる楽しさを知りました。

参加した子どもたちは、「みんなとお絵かきできて楽しかった。これからもまた続けたい」「絵を描くことで他の国の子ども達を助けることが出来ると思うとうれしい」と、初めての体験に大喜びでした。

Photo Photo_2

写真:(C)JEN/子供地球基金

★ ★ パキスタン 活動報告会 ★ ★

~ 新たなミッションに着手したJENのプロジェクトとは? ~

■ 報告者:大野 健太 (写真:左端)
(JEN東京本部事務局 海外事業部プログラムオフィサー)
■日時:10月9日(火)18時半~20時半

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8月 9, 2007 企業の皆さまからのご支援, 教育支援, 現地からの報告 |

2007年6月28日 (木)

ルーヤンカルサン女子小学校の女の子からのメッセージ

070619  ルーヤンカルサン女子小学校は地震によって校舎が全壊しましたが、JENが学校再建を行い、現在、教師1名、87名の女子生徒が通っています。

 この学校は幹線道路から20分ほどの岩山を登りきった、険しい丘の上にあります。子ども達に会うためにはこの激しい山登りをしなくてはいけませんが、丘の上にはいつも元気いっぱいの女の子たちが迎えてくれます。

 この学校に通う、アニーサ・アタちゃん(10歳)からのメッセージです。
「地震のことを思い出すと悲しくなるので話したくないです。学校の授業ではウルドゥー語の時間が一番好きです。JENが建てた学校は冬の間も暖かくて雨が降っても勉強ができるので大好きです」

 ハベリは年中通して雨が多く、冬は激しく雪の降る厳しい気候です。子ども達が勉強に集中できる環境には屋根のある学び舎が必要です。JENは今後も更なる学校再建を視野に入れながら、活動を続けていきます。

6月 28, 2007 地震教育, 教育支援, 現地からの報告 |

2007年5月10日 (木)

水ひきにかかわる人びと

 バーグ県ハベリ郡の被災学校120校を対象とする水・衛生事業を継続して実施しています。この事業では学校の子どもたちが安全な飲み水を飲めるよう、近くの水源から水をひいて、水道を設置しています。070418_low

 

 水ひき事業には地元の人びとの協力が欠かせません。工事を開始する前に、各学校周辺の代表者を集めて、「水管理委員会」を設置しています。水をひく工事はJENが実施しますが、その後の維持管理はこの委員会が中心となります。また、学校に水をひくことによって、周りの住民に水がいきわたらなくなるのではないかと不安に思う住民もいます。誤解が生じないよう、専門の技術士が何度も計算を行い、適量の水が学校にいきわたるよう工夫していることをJENスタッフが委員会を通して地元の人びとに説明しています。

 

 このように、事業地ではいつもJENスタッフと地元の人びとが一体となって活動を続けています。

5月 10, 2007 現地からの報告 |

2007年4月 5日 (木)

みんなで力を合わせれば!

Unicef_jpf3_jpf4_200744_spring_view_2  カシミール州ハベリ郡では、山頂に残る雪も少なくなり、緑が一斉に芽吹いてきました。ここ3、4日は夜間に扇風機が必要なほど暖かくなっています。パキスタンへ赴任して始めての厳しい冬を乗り越えて温かい春を迎えましたが、相変わらず雨はよく降っています。

2月中旬から3月下旬までは毎日のように雨が降り続き、現在進行中の教育環境改善と水衛生の事業の進捗に影響がでましたが、できるところから住民の力強い協力を得て、進められてきました。

JENの事業地は震災で大きな被害を受けたバーグ県の中でも特にアクセスの厳しい山岳地帯です。そんな過酷な環境にあるにもかかわらず、テントに机を配布する作業では、道路から2キロも離れた険しい山道を登ったところにある学校テントまでの机の運搬を雨の中、女子生徒までもが手伝ってくれました。Jpf4_2007220

震災後、2度目の厳しい冬を自分たちの力で乗り切った住民には、自信を取り戻しつつある穏やかな表情が浮かんでいます。

4月 5, 2007 教育支援, 現地からの報告, 生活、風土、習慣 |

2007年2月15日 (木)

大自然の中に生きる人びとの知恵

Unicef20070115latrine_installation 今年の冬は、例年より1ヶ月早く始まり、11月中旬には、標高約1800メートルのここバーグで、早くも雪が降り始めました。

カシミールは非常に雨が多く、3日に1度は雨か雪が降るため、冬場の学校トイレの建設作業などは大変困難なものとなりました。しかし、住民の積極的な参加で、雪や雨の中でも何とか作業を進めることができ、特に、厳しい寒さのもと、一日の作業を終え住民からそっと差し出される温かいチャイは、格別なものでした。

 それでは、朝の気温がマイナス5度というJEN事業地の住民は、どのように厳しい冬をしのいでいるのでしょうか。実は、ここに地元の知恵が隠されています。住民の大半は、冬用の家と夏用の家を持っており、秋の終わりになると山の麓にある家に下ります。Mofa20061118assessment

 まるで優雅な避暑地での生活のように聞こえますが、家は土と藁葺き屋根でできた質素なもので、季節ごとに住処を変えるのも、厳しい夏の暑さと冬の寒さを乗り越えるためのカシミール人の知恵なのです。

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2月 15, 2007 現地からの報告, 生活、風土、習慣, 衛生教育 |

2006年12月 7日 (木)

3本の柱

Pakistan_unicefwatsan_0611102  ハベリ郡では、わずか23%の学校にしか使用可能な衛生設備がなく、28%の学校しか安全な飲み水を子ども達に提供できていません。

 衛生設備や安全な飲み水がないと、学校の衛生状態の悪化から子ども達の間で下痢やコレラ等の病気が蔓延する危険性があります。また、例えそうした設備があっても、正しい使い方を子ども達が知らなければ、衛生状態は改善されません。

 そこでJENは、仮設トイレ(柱1)や給水システムの整備(柱2)と衛生教育(柱3)の実施という、ハードとソフトを組み合わせた活動を通じて、約13,000人の子ども達に安全で衛生的な教育環境を提供していきます。

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12月 7, 2006 地震教育, 現地からの報告, 衛生教育 | | トラックバック (0)

2006年5月 4日 (木)

山道を駆け抜けて・・・

1_12 地震から半年以上が経ちました。被災者の1人、ミアニバスティ村のモハメドさん(男性・56歳)は、地震当時の様子を語ってくれました。

『地震があった午前9時少し前、私は風呂に入っていました。突然の揺れで慌てて風呂から出て、窓から外に飛び出しました。

家族の安否を確かめた後、すぐに子どもたちのいる学校へと向かいました。しかし、うちは子どもが多く、小・中学校、男子・女子校と分かれて通学しているため、山道を急いで一番幼い息子から助けに行きました。

子どもたちが、多少の怪我はしたものの、全員無事だったのは、アッラーの神が助けてくださったのだと信じています。』

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5月 4, 2006 現地からの報告 |

2006年4月27日 (木)

落石と土砂崩れ

12  JENが現在支援活動を行っているバーグ県パランギ郡では、地震のため地盤が緩んでいることも影響し、雨の日が続くと土砂崩れや落石が頻繁に起きます。
 先日、支援地へ向かう道で落石が発生し、交通渋滞に巻き込まれてしまいました。

 落石発生現場近くで、岩石や土砂で谷を埋め、道路を拡張する作業をしていた政府雇用の作業員が3名が駆り出され、落石撤去を始めました。と言っても、ハンマーで叩き割り、砕かれた岩を手で運び出し、崖下に落とすと言った気の長い作業です。

 しばらく見ていると、村人の中で何人かが手を貸し始め、緊急支援をモットーとするJENスタッフも作業に加わることに。するとトラックやバスの中から次々とドライバーや旅客たちが降りてきて、瓦礫撤去作業を黙々と手伝い始めました

 もし3人だったら、有に4~5時間かかる作業を、30分で土砂で塞がっていた道は車が再び開通しました。
思わず拍手をしたくなるほどの地元の方々の華麗なチームワークでした。
 

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4月 27, 2006 現地からの報告 |

2006年3月 9日 (木)

山間の障がい者の人々

121  身体的、精神的な障がいを持つ人々は、ここパランギ周辺にもいます。ある人はポリオで左下肢が麻痺し、杖で山道を移動しています。ある男性は盲目で、子どもに手を引いてもらっています。ある老人は発声に障がいがあり、聞くことはできても話をすることはできません。またある若者は、知的障がい(彼自身の無欲さ、優しさもあるでしょうが)から例え支援物資を受け取っても、他人にそのままあげてしまうそうです。
 
 ただでさえ不便な山間の生活で、更に障がいの重荷を負って生きるのはさぞかし大変なことでしょう。しかし、彼らの笑顔の明るさを見、自分の不足を受け入れてなお、地域に貢献しようと働く彼らの前向きな姿勢を見ると、脱帽せざるを得ません。
 松葉杖で器用に山道を歩く若者松葉杖で器用に山道を歩く若者、そしては、バダルシャリフの商店でスタッフとして活躍しています。声を失った老人も、配布事業の際ボランティアとして進んでJENの活動を手伝ってくれています。

 障がいや差別に負けず社会に出て、貢献する道を探す姿勢、また障がい者をあたたかく受け入れる周囲の心の広さ、優しさ。山間の民から私たちが学び直さなければならないことは、実はたくさんあるのかもしれません。

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3月 9, 2006 現地からの報告 | | コメント (0)

2006年1月26日 (木)

市場での握手攻め

1  JENの支援活動地のバーグ県パランギには事務所はまだありませんが、スタッフはいつも同じ宿に滞在しています。その宿の近くには市場があり、JENのスタッフがその市場へ行くと、お店の人たちから感謝の言葉をかけられ、握手攻めにあいます。

 スタッフの1人が靴の修繕のため靴屋に行った時です。靴は丁寧に修繕され、代金を聞くと、靴屋の主人は、「お前たち良くやってくれているから、金はいらん。」 「それはできません。」と気持ちだけありがたく受け、なんとか代金を受け取ってもらいました。

 チャイ(ミルクティー)屋の主人が何かとチャイをごちそうしてくれようとすることなど、直接自分たちに支援物資の配布がないのですが、皆が村を代表して「ありがとう」のメッセージと応援のエールを送ってくれています。

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1月 26, 2006 現地からの報告 | | コメント (0)

2005年11月 3日 (木)

パキスタンから一時帰国中の後藤がNHKに出演!

3  地震発生直後にパキスタン入りし、現地で支援活動を行なった後藤秀孝(ごとうひでたか)が、NHK衛星第1放送「News Today Asia」で、現地の最新状況とJENの活動についてご報告します。


■番組名:「News Today Asia
■放送日時:
日本国内 11月5日(土)早朝4時40~55分(日本時間)
海外向け  11月4日(木)午後21時45分~22時(日本時間)
■放送チャンネル:NHK衛星第1

※番組の都合により放送時間が変更になる可能性があります

☆★☆★================================================
1  JENが支援活動を行なうバーグ(Bagh)は、食糧や毛布は政府、軍、現地のNGOから支給があり、また市場も少しずつですが再開しつつあります。しかし、気温が下がり山岳部では雪も降り始めており、厳しい冬を前に人々の中で不安が広がっています。

 JENはこれまでに約500世帯にテントと毛布の配布を行いました。厳しい冬が訪れる前にさらに1,500世帯にテントと毛布を、そして計2,000世帯に生活必需品も配布する予定です。

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11月 3, 2005 パキスタン地震 緊急支援, 現地からの報告, 緊急支援物資配布 | | コメント (0)

2005年10月27日 (木)

NHKで高橋美紀がパキスタンから緊急報告

1  現在、パキスタンで支援活動を行なっている高橋美紀(たかはしみき)が、NHK衛星第1放送「News Watch」で、現地の状況とJENの活動についてご報告します。

 17日にパキスタン入りした高橋は、22日から24日までバーグ(Bagh)と周辺の山岳地帯の村々でテントと毛布を配布しました。バーグはイスラマバード(Islamabad)から北東約160kmに位置する(カシミール地方の中心都市ムザファラバード(Muzaffarabad)から南に約50kmに位置)、幹線道路から離れた町です。
 
■番組名:「News Watch」
■放送日時:
日本国内10月28日(金)早朝午前4時15分(日本時間)
海外向け10月27日(木)午後20:30~20:55(日本時間)

■放送チャンネル:NHK衛星第1
■番組HP⇒こちら
※番組の都合により放送時間が変更になる可能性があります2

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10月 27, 2005 パキスタン地震 緊急支援, 現地からの報告 | | コメント (0)

2005年10月15日 (土)

NHKで玉利がパキスタンの現状を報告

 現在、パキスタンで支援活動を行なっている玉利清隆(たまりきよたか)が、NHK衛星第1放送「News Watch」で、現地の状況とJENの活動についてご報告します。edit

■番組名:「News Watch」
■放送日時:10月15日(土) 

早朝午前4時15分(日本時間)
■放送チャンネル:NHK衛星第1
■番組HP⇒こちら

※番組の都合により放送時間が変更になる可能性があります

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  口座名義:JEN

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10月 15, 2005 パキスタン地震 緊急支援, 現地からの報告 | | コメント (0)