2016年1月14日 (木)

JENとチャレンジ

 被災した地域は山岳地帯です。山奥に住む被災者のもとへたどり着くことは、ただでさえ容易ではありません。そこに更に冬の始まりと共に雪が訪れ、村々へのアクセスは困難を極めるようになりました。

 ニーズ調査時のシャングラ県では雨の日が多く、また時折雪が降っていました。舗装路を走ることはできても、舗装されていない山道を車で進むのは一苦労でした。また、地震の影響で地滑りが起こり、村への道がふさがれるかもしれない、ということも懸念されました。幸いにもそのようなことは起こりませんでしたが、余震でマグニチュード6規模の揺れが起こるなど、常に緊急時に備えていなければならない状況です。

 一筋縄ではいかない緊急支援ですが、困難に果敢に立ち向かい、生じた遅れは取り戻すのがJENのスタッフです。

 今週も、越冬物資やキッチン用具のセットなど、災害の中でも尊厳をもって暮らすための生活必需品が、シャングラ県の家庭に届けられています。

【テントで生活する人々】
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【物資引換券を手に持つ住民と、トラックに積まれた配布物資】
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1月 14, 2016 事務所・スタッフ, 支援物資配布, 緊急支援 |

2015年9月24日 (木)

国際スタッフとのお別れ

 JENで日本出身の国際スタッフと一緒に働くことは、私たちローカルスタッフにとってとても良い経験です。多くの事を学び、自分たちの能力向上につなげることができるからです。
 特に、誠実に仕事に取り組むことの大切さ、そして誠実であれば自ずと時間を守り、さらにまた楽しんで仕事を行うことにもつながることを学びました。

 JENがアフガニスタンやパキスタンで活動を始めた2005年から今まで、私たちは多くの国際スタッフと働いてきました。そして、彼らの一人一人がとても特別な人たちでした。彼らがこの地に赴任してくると、私たちは喜んで一緒に仕事をし、時に皆でパーティーを楽しむこともあります。

 しかしそんな時、私たちは忘れているのです。彼らは永遠には私たちと一緒に働くことはできないことを。いつか、彼らはここを離れて行かなければならないことを。そして、別れを告げられるときはいつも、私たちローカルスタッフは皆悲しみに暮れ、共に過ごした愛おしい日々を思い出すのです。

 そんな国際スタッフの一人である藤田めぐみさんが、3年間の任務を終えてここパキスタンを間もなく去ります。彼女は私たちの文化や社会に大変馴染んでくれました。同僚の家を訪問して祝い事を一緒に喜び、また不幸な時にも共に時を過ごしてくれました。彼女は仕事ではベストを尽くし、時には職務以上のことにも取り組みました。
 彼女がここパキスタンでの仕事や生活を大いに楽しみ、他の国際スタッフ同様に誇りを持ってここを去っていくことは私たち全員の喜びです。今後のご活躍と幸運をお祈りします!

【イスラマバード事務所のスタッフたち】
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【マンゴーパーティー】
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 アフガニスタン、パキスタンチーム一同



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9月 24, 2015 事務所・スタッフ |

2015年3月26日 (木)

緊急支援における長老の役割

 短期間で実施する緊急支援では、きちんとした人選さえできれば、人道機関は効率的かつ迅速に支援を行うために、対象地域の長老の力を借りることができます。コミュニティに根差した活動をしている組織と活動したことのある長老は特に、コミュニティの協働の方法を知っているため、緊急時の協力者としてより適任といえます。

 昨年の秋から今年の1月にかけてJENが実施した洪水被災者緊急支援の対象地域であるパンジャブ州ムザファ・ガー県は、スタッフ全員にとって新しい土地でした。ですが、そこで短期間に緊急支援を実施する必要がありました。幸運にも、ニーズ調査で訪れた際、数名のやる気に満ちた長老に出会うことができました。そのうちの1人が、ミトーさん(現地語で「やさしい人」という意味)でした。

 コミュニティとの最初のやり取りの際、JENのスタッフはミトーさんのボランティア精神、献身的な姿勢や、過去にコミュニティ組織と働いた経験があることを知りました。ミトーさんはJENスタッフをコミュニティの方々に紹介し、かれらとのミーティング進行をサポートしてくれました。また、ミトーさんはJENの支援対象者選定基準を良く理解し、現地語(サライキ語)で自分が所属するコミュニティに説明してくれました。

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 その後、JENが各被災者の世帯を訪問し、選定基準にそって支援対象者を登録していく作業をする際にも、ミトーさんは案内役となって作業を手伝ってくれました。まさに、JENと被災者コミュニティとの懸け橋となってくれたのです。

 他にも、対象被災者の方々への物資配布引換券の配布や、配布スケジュールの告知、実際の配布実施まで、ミトーさんはずっと一緒にサポートをしてくれました。

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 さらに、女性や高齢の方々が物資を受け取った後安全に自宅に戻れるよう、ミトーさんは乗り物の手配までしてくれたのです。配布の時、現地では雨が降っていました。責任感の強いミトーさんは、その日の夜、JENスタッフに電話して、自分の村に住む支援対象者の人々が全員無事に物資を持ち帰ったことを報告してくれました。
 
 電話でミトーさんは「私たちは皆無事に家に帰ってきました。早速物資を使い始めましたよ。今日は本当に寒くて、この厳しい冬にキルトブランケットほどもらって助かるものはないです。とてもうれしく思います。JENの皆さんのご多幸をお祈りします」と話してくれました。

 支援が終了した今も、ミトーさんは時々イスラマバードにいるJENのスタッフに電話をしてきて、スタッフが変わりなく元気にしているかどうかを尋ね、またいつものように困ったことがあれば協力します、ということを伝えてくれます。

 私たちは、万一ムザファ・ガー県でまた何か緊急事態が起こったとしても、ミトーさんは自分のスキルとボランティア精神を生かし、支援団体と被災者の両方をサポートしてくれると信じています。JENスタッフは今後の災害発生の際の協力者として、現地政府へミトーさんを紹介しました。


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【緊急企画】イラク国内避難民緊急支援活動報告会を開催します。

イラク北部にて緊急支援に従事しているスタッフが帰国します。
今、イラク北部でなにが起こっているか、JENは国内避難民に対しどのような支援活動を行っているか、今後の活動の展開は、など、緊急支援活動報告会でご紹介いたします。
ふるってご参加ください。

くわしくはこちら

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3月 26, 2015 事務所・スタッフ, 支援物資配布, 緊急支援 |

2015年2月26日 (木)

洪水被災者、ラブ・ナワズさんの被災体験談

今回は、1月上旬に終了した、パンジャブ州の洪水被災者支援で対象となったラブ・ナワズさんのお話を紹介します。

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 ムラッド・アバッド地区カンガンル・シュマリ村に住むラブ・ナワズです。昨年の洪水で、家も畑も住む村も破壊されてしまいました。今はNGOに貰ったテントで家族と生活しています。家や収穫目前だった畑が流されたことを思うと、とてもストレスを感じます。どうしたら生活を取り戻せるか考えています。明けない夜はなく、一所懸命働く者に神のご加護があるはずです。

Mr_rab_nawaz_in_front_of_his_ten_2  昨年末のある日、JENが村にやって来て、私たち被災者と話をしました。その人は日本の皆さんの代わりに、イスラマバードからこの村に来たと言っていました。パキスタンの他の州から、そして遠く離れた国から私たちにサポートの手を差し伸べてくれる人がいることを、非常に嬉しく感じました。JENが熱心に話を聞いてくれたことが、この数か月感じていたストレスの軽減になりました。その後、彼らは冬の寒さを凌ぐ物資や衛生用品を支給してくれました。

 その支援物資を受けるまでは、ほとんど生活を立て直せていませんでした。冬がすぐそこまで近づいていたので、配られた物資はとても役に立ちました。私だけでなく、近所の人も皆、守られていると感じ、安心できています。

 私たちは、日本の皆さんのタイムリーなサポートを心から感謝しています。今回の支援によって、私たちは尊厳ある生活を取り戻すことができました。

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2月 26, 2015 事務所・スタッフ, 支援物資配布, 緊急支援 |

2014年7月10日 (木)

手洗いポスターがつなぐ8カ国

 設立20周年を記念して、ジェンは支援活動を実施中の8カ国からそれぞれの言語で「手を洗おう」のメッセージを集め、一つのポスターにました。パキスタン事務所のメンバーもそれを読み、ほかの活動地で働く仲間との一体感を感じています。ジェンは現在8カ国で働いていますが、同時に1つの世界で働いているのだと感じました。活動している場所は違いますが、国籍などは関係なく、私たちは皆同じ人間なのだ、と感じています。

 ポスターにはタミル語、アラビア語、パシュトゥー語、ダリ語、ウルドゥー語、ハイチ語、日本語、シンハラ語、ジュバアラビア語で「手を洗おう」と書かれています。パキスタン事務所のメンバーもそれぞれ声に出して読んでみましたが、他国の発音は難しく、お互いの発音を笑いあいながら、他の国のメンバーとの一体感を感じるひと時となりました。
 
 20周年という節目は、このような記念企画を通して私たちがお互いを尊重し、一体感を感じる機会となっています。こういった取り組みによって、国を越えてお互いにより親近感を感じられるほか、お互いから学ぶこともでき、友好的/平和的な雰囲気を作り出すことができるのだと感じました。

 ジェンが目指しているのは、世界の異なる地域で、紛争や災害で被災した人たちの自立を支援していくことです。国を超えて皆一丸となり、一つのゴールを目指していこうと思います。

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 イスラマバード事務所長 アズマット・アリ



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【JEN設立20周年記念の取り組みについてはこちら

7月 10, 2014 事務所・スタッフ |

2014年6月12日 (木)

コハート事務所のスタッフオリエンテーション

 2014年6月4日から6日にかけて、今年新たに設置されたコハート事務所において、現地スタッフ20名でオリエンテーションを行いました。

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 オリエンテーションの主な目的は以下の通りです。
・プロジェクトスタッフと、監督者となるシニアスタッフとの関係について、基本的な考え方を理解する
・JENの様々な部門の基本的な決まりごとについて理解してもらう
・コハート事務所の課題を確認する
・JENの目的の達成のために決まり事や手順を順守することに、責任感をもってもらう
・全員が、事業目的達成のために当事者意識を持てるようになる

 オリエンテーションは、いくつかの項目に分けられ、シニアスタッフ数名が講師となって進められました。ジェンの紹介や方針に始まり、プロジェクト立案や実施のプロセス、資料作成や記録管理、ファイリングの手順など、実務的な内容も含まれました。

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 また、支援対象となるコミュニティとスムーズに協力していくための手法を、ロールプレイを交えて学ぶ項目もありました。

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 さらに、現地で活動していくうえで非常に重要なセキュリティ対策や、活動の効果を的確にはかるためのモニタリング・評価方法や計画についても説明がありました。

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 新しいスタッフは、理解を深めるために積極的に質問をするなど、有意義な3日間となりました。


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6月 12, 2014 事務所・スタッフ |

2014年5月 1日 (木)

国内避難民の食糧安全保障実態調査

 KPK州とFATAは複雑な人道危機に見舞われており、今もなお多くの人が反政府武装勢力と政府軍の戦闘を逃れ、各地に避難を余儀なくされています。

 これらの地域で活動する人道支援機関は、支援プロジェクトを計画する際に避難民の数や人口動態、そのニーズについて、様々な異なるデータに頼らざるを得ないのが現状です。様々な地域で暮らす避難民がそれぞれ異なる側面を持つことを考えると、支援機関が入手するデータは、状況を細かく把握するには十分とは言えませんでした。

 食糧安全保障分野で活動する機関は皆、KPK州とFATAで暮らす避難民について、その実態の詳細を調査する必要性を感じていました。避難民キャンプで暮らす人はもちろん、キャンプ外に避難している人々についても、食生活のパターンや、収入・支出、確保できる食料の量、生活上のリスク、危機対応能力について、詳しく把握することが必要だと考えたのです。

 この構想は2013年に実行に移され、避難民の実態調査のためのツールや手法が開発されました。これらを使用した調査が2013年12月~2014年1月にかけて行われ、ジェンの現地スタッフ2名もデラ・イスマイル・カーン県の調査に参加しました。収集されたデータは分析後レポートにまとめられ、2014年5月に同じ分野で活動する機関全体で共有される予定です。

 そのレポートを、より信憑性が高く誰でも活用できるものにするため、先日、食糧安全保障分野で活動する各機関から調査結果についての意見を集めることを目的としたワークショップが開催されました。ジェンの現地スタッフもそのワークショップに参加してきました。そこで共有されたデータはKPK州内の国内避難民キャンプ3か所・キャンプ以外の4か所の避難民流入先・FATAの7管区中2管区から、市場調査・世帯訪問・住民とのディスカッションなど、様々な手法を用いて収集されていました。

 この調査レポートが、長い間苦しい状況に置かれている国内避難民の人たちへのより良い支援に役立てられることを期待しています。

 ジェン パキスタンコハート事務所 家畜専門家
 イブラヒム・ジャン

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5月 1, 2014 事務所・スタッフ, 国内避難民支援 |

2014年4月17日 (木)

スタッフのキャパシティ・ビルディング

 「キャパシティ」とは、個人や組織がその役割を効果的、効率的、そして持続的に果たす能力です。キャパシティ・ビルディングとは、個人や組織、システムがその主要な機能を維持し、拡充・発展し続ける能力を、結果に基づいて強化するプロセスです。

 パキスタン事務所の人材開発チームには、様々な学歴や技術を持った有能で経験豊富なスタッフが集まっています。なにかを学ぶということは持続的なプロセスであり、仕事の環境が友好的であるほど、早く、効果的に習得することができます。
わたしたちの職場は家族のように心地良く皆、協力的であり、働くにはとても良い環境である、とスタッフみんなが感じていることが、スタッフへの聞き取りを通してわかりました。この職場環境こそが、人材開発チームが熱意を持って仕事に取り組む強いモチベーションとなっています。

 パキスタン事務所では、高度なセキュリティ対策や緊急対応、報告書・提案書作成やコミュニケーションスキルの習得など、幾つかのキャパシティ・ビルディング研修を実施しました。多くのスタッフが参加し、協力して取り組むことにより、チームワークの強化などに繋がっています。それ以外にも、事業計画、事業実施、モニタリングや事業評価など、プロジェクトを実施していく上で重要となる分野において能力強化が確認できました。

【イスラマバードで開催したキャパシティ・ビルディング研修】
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 その他に、モニタリング評価とセキュリティチームの 設立も2013年の大きな成果と言えます。これら分野では、支援団体間の中心的役割を担い、事業の効果、人材の能力強化、ステークホルダーとの良好な関係構築につながっています。そして何といってもパキスタンにおけるJENの認知度向上に貢献したと言えるでしょう。

【ジェン・アフガニスタン・パキスタンスタッフ、日本人スタッフと研修講師】
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4月 17, 2014 事務所・スタッフ |

2014年2月 6日 (木)

デラ・イスマイル・カーンの地元ラジオ局

 今回はパキスタン、特にデラ・イスマイル・カーンにおけるラジオ事情についてお伝えします。

 ラジオは公共の安価で手軽な情報源であり、またコミュニケーションツールでもあります。お年寄り、若者、子ども、女性、信仰心の厚い人、教養のある人から読み書きのできない人まで、様々な人々が日常的にラジオを聴いています。

 リスナーの98%は地方在住者です。デラ・イスマイル・カーンにはラジオ・パキスタン‐FM‐93、キャンパス・ラジオ104.6(デラ・イスマイル・カーンのゴマル大学が管理)、グローバルFM‐91デラ・イスマイル・カーンの3つのラジオ局があります。
 
グローバルFM‐91デラ・イスマイル・カーンは民営のラジオ局であり、地方の政治家、社会活動家が創設者となり、地方市場とそのオーナーの共同出資のもと、2006年12月に設立されました。地方市場からの平均収入は月70000ルピー(約70000円)であり、これは総資金額の40%に相当します。
 
 このラジオ局のオフィスはデラ・イスマイル・カーンのジェンの事務所近くにあります。かつては高さ160フィート(49メートル)、放送電波の受信可能地域が半径約50kmに及ぶ電波塔がありましたが、2008年の台風により崩壊しました。
現在の電波塔は高さ60フィート(18メートル)、電波の受信可能地域は半径約15kmです。

【電波塔】
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 毎日、音楽・芸能・ニュース・時事問題等様々な内容を放送しています。主に若者の問題に焦点を絞っていることから、90%のリスナーは若者ですが、市民の関心事である政府当局の問題にも注目しており、市民全体の40~50%が関心を寄せている問題がここで取り上げられていることになります。

 また、このラジオ局はアドボカシー分野と、洪水や南ワジリスタンにおける紛争で被害を受けた国内避難民・地域コミュニティへの啓蒙活動にも非常に精力的に取り組んでおり、番組はパシュトゥー語、サライキ語、ウルドゥー語でも放送されています。このラジオ局は洪水時の警告、事前の注意喚起に活用されたこともありました。

 ジェンの現場チームも携帯電話を通して日頃からこのラジオ番組を聞いており、支援活動に関連する情報を収集しています。

【ラジオに出演したジェンスタッフ】
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2月 6, 2014 事務所・スタッフ, 文化、生活、習慣 |

2014年1月23日 (木)

人道支援における調整と連携

 国際NGOとして、被災国において効果的なプログラムを実施していくにあたり、支援に関する各種調整はその礎となります。人道支援機関による被災地へのアクセスや最新の治安情勢の把握、また支援の重複を回避することや、もっとも脆弱な人々へ支援を届けることまで、現場でのしっかりとした調整が重要となる場面はさまざまです。

 ジェンは主に政府、人道支援機関、治安関連機関と調整をしながらパキスタンの支援活動を行っています。

 まず、政府レベルでは、パキスタン各地での活動の承認を得るため、パキスタン経済局と相互に連携を図っています。州レベルでは、ハイバル・パフトゥンハー州と連邦直轄部族地域(FATA)で活動を行うにあたり、それぞれの地域の災害対策本部から事業許可証(No Objection Certificate/NOC)の取得が必要となります。地域レベルにおいては、活動計画や活動進捗に関し、現地副長官と政府補佐官と共に調整しながら活動を実施しています。

 人道支援機関との連携では、ジェンは活動地へのアクセスに関連する問題やその結果について、UNOCHAと共有し、調整しています。また、ジェンの活動に関連する食料安全保障分野とWASH(水衛生)分野において、関係国際機関が集まる月例ミーティングに参加し、事業計画や進捗状況を共有しています。ミーティングでは、ほかの機関と活動内容や対象者が重複しないよう、どこでどのような内容の支援を、どの対象者に実施しているのかも報告し、ほかの団体とこまめに調整をしています。ジェンスタッフは、国連機関の主催する様々な研修にも積極的に参加しています。

 治安に関しては、スタッフの安全を確保するため、ジェンはパキスタン人道フォーラムに参加し、治安情報などを様々な団体と交換しています。また、ジェンはペシャワールを拠点とするハイバル・パフトゥンハー州国際NGOセキュリティーフォーラムの代表も務め、州レベルにおいても積極的に他機関と治安情報の交換を行っています。
 透明性を保ちつつ、安全に活動していくために、ジェンはパキスタンの政府治安機関担当者とも調整、連携を図っています。



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1月 23, 2014 事務所・スタッフ, 国内避難民支援 |

2013年11月 7日 (木)

JENを覚えていてくれた男性

 私たちパキスタン人は、数年前に数千人の死者を出し、インフラを破壊した二つの大地震をまだ鮮明に覚えています。JENは両方の地震に関して人道支援に出動し、コミュニティをサポートしてきました。最初の地震は2005年にカシミール地方で起こり、JENは3年間被災地で支援を実施しました。二番目の地震は2008年にバロチスタン州のジアラットで起こりました。これら2つの地震には似た点があります。両方とも冬がくる直前に、そしてアクセスが非常に難しく冬には必ず雪が降る山岳地地帯で発生したことです。

 どちらの被災地でも、JENは何千人もの避難民に支援を提供したので、様々な出会いが有りました。中でも、以下のエピソードは特にJENのメンバーとして働くことに関し、誇りを持たせてくれるものでした。

 ジャラットさんはジアラットのカッチ地区の貧しい農民です。彼の住まいは2008年の地震によって完全に破壊されました。ジャラットさんには90歳の母と、妻と子どもがいます。地震発生後、JENが冬用テント、衛生キット、キッチンセット、そしてがれき処理キットを提供する前は、弟の部屋を借りて暮らしていました。JENは長期間利用するテントの設置をサポートし、設置完了後、ジャラットさんはすぐ家族と一緒にテントに移りました。その後JENは支援活動の終了とともに、同州の事務所を閉じました。

 先日、数年ぶりにJENスタッフが調査のため同地区を訪問した際、道端にいたジャラットさんに偶然会いました。ジャラットさんはテントをどのように使用しているか私たちに見せるため、私たちを家に招待してくれました。

 中に入った私たちは、5年前に提供したテントがまだ建っていて、そしてジャラットさん一家が住み続けていることに大変驚きました。ジャラットさんは更にほかの複数の家族とテントを共有していることも教えてくれました。震災後、ジャラットさんは自分の家を建てたそうですが、まだ夜はテントで子ども達と寝ているそうです。その理由を尋ねると、彼は分からないと答えました。もしかするとジャラットさんはまだ地震の時のトラウマを抱えていて、大きな屋根の下で寝ることに不安を感じるのかも知れません。

 

 
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 今回ジャラットさんと再会し、話を聞いたことで、私たちはJENの支援を誇りに感じました。その理由は次の4点です。

1.被災者支援の成功を確認できました。
2.支援を届けた相手の喜びを確認できました。
3.支援を実施した際、期待していた結果(テントの正しい持続的な使用)を確認できました。
4.支援を届けた相手が、今もなおJENに対して温かい気持ちを持ってくれていることも確認できました。

イスラマバード事務所長 アズマット・アリ




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11月 7, 2013 事務所・スタッフ, 支援物資配布 |

2013年6月20日 (木)

デラ・イスマイル・カーン事務所の新人研修

先日、9名の新人スタッフが、デラ・イスマイル・カーン事務所に加わり、オリエンテーション兼新人研修を行いました。

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 フィールドオフィサー2名、フィールドアシスタント2名、家畜アシスタント2名、会計アシスタント1名、倉庫アシスタント1名に物資配布員1名です。これらの職員は今後、特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォームの助成を受け実施中の国内避難民生計復帰支援事業の業務を担当します。

 研修には、ほかにプロジェクトマネージャー、プロジェクトオフィサー、家畜専門家、検疫オフィサー、研修オフィサーと総務ロジスティクスオフィサーが参加しました。

 この新人研修の目的は、これまで継続してきたプログラムやプロジェクトをジェンのミッションやビジョンに照らして新人スタッフに理解してもらい、プロジェクト管理やコミュニティを動かすための基礎知識を身につけてもらうことです。

 新人スタッフは、現在実施中の事業と関連付けながら、事業全体のプロセスについて学びました。研修で教えられた主なトピックは、ニーズ調査、支援対象者・畜産指導員・年長者の登録、山羊管理研修、検疫期間、生活回復委員会の組織形成、支援物資の配布、ミルクフェスティバル、モニタリング、地区当局との調整、対象地域でのセキュリティ対策、そして最も重要なコミュニティを動かすスキルについてです。

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 研修方法は、さまざまな手法を採用して興味をかきたて、活発な対話が生まれるようなものにしています。研修は、それぞれのトピックについて、ロールプレイやケース・スタディ、現場からのストーリーの紹介、グループ作業、ブレインストーミングや講義を交えながら進められました。

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 新人スタッフは今後の過密な事業スケジュールに感作されつつ、限られた時間の中でしっかりと内容を習得できるよう、徹底したチームワークで研修に臨みました。




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6月 20, 2013 事務所・スタッフ, 国内避難民支援 |

2013年5月23日 (木)

組織の発展をめざして~新スタッフ紹介~

 ジェンのパキスタンプログラムに、4月から新しい仲間が加わりました。今回はその新スタッフ、ムハマド・イクバル・シャーの自己紹介です。

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「ジェンファミリーの一員になれたことを、大変うれしく思っています。チームメンバーが温かく親切に私を迎え入れてくれて、感謝しています。
 
 私はハイバル・パフトゥンハー州ペシャワールの出身で、1999年にパキスタン大学の政治科学部を卒業しました。神と、両親のおかげで、私は良いキャリアを進むことができています。

 私がモニタリング評価やリスクマネジメントの分野を選んだのは、組織の有効性を高めることが私にとっては鍵となるモチベーションだったからです。強い意志と、プロフェッショナリズムを持ち続けることで、この15年間私のキャリアは広がり続けてきました。
パキスタン国内で政府機関や国際ドナー、援助機関など、バックグラウンドの異なる組織を転々としながら働いてきたことは、良い経験となっています。

 私はここで楽しく働き、JENの期待に応えることができると確信しています。与えられた責務の中で、特に全体的な運営・スタッフのセキュリティ分析の能力強化に取り組んでいきたいと思っております。最終的には、リスクマネジメントにおいて組織的に自立できることを目指します。より多くの人々を支援できるよう、この業務がJENの人道支援プログラムをより持続的なものにする一助になれば幸いです。

 ジェンイスラマバード事務所パキスタン事業オフィサー
 ムハマド・イクバル・シャー

5月 23, 2013 事務所・スタッフ |

2012年9月 6日 (木)

働き者のヒズブラ

 今回はヒズブラという25歳の青年のお話をご紹介します。ヒズブラはJENが山羊を調達している業者から派遣され、山羊が検疫期間を過ごすJENの倉庫で働いています。彼は皆に「ブカリ」というニックネームで呼ばれています。

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 ヒズブラはJENが現在の事業をおこなっているデラ・イスマイル・カーン県パハルプル郡のある村の貧しい家庭に生まれました。彼は責任感が強く、時間を守り、正直でとても働き者で、大の動物好きです。動物と一緒にいるのも世話をするのも大好きです。

 ヒズブラは大好きな動物に関する知識や、動物を扱うノウハウを学ぼうと、2003年から現地で獣医をしているサイード・ウラー医師に付いて働いてきました。これまでの約10年間の経験で、ヒズブラは動物に関する詳しい知識・管理方法を身に付けたのです。

 彼の動物への関心の高さや、動物の健康状態・管理のノウハウが評価され、彼は業者からJENの倉庫での仕事を任されました。山羊を管理するJEN倉庫では、ヒズブラはJENの家畜専門家と獣医アシスタントの指示のもと、倉庫での活動全般を監督しています。

 ヒズブラは本当に良く働きます。倉庫での活動は、放牧から牧草の整備、掃除、餌やり、水やり、獣医アシスタントによる予防接種や治療の手伝い、獣医から指示された薬の手配まで、全てをこなします。

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 獣医のアドバイスに従い、ヒズブラ自らが病気の山羊の救急治療を行うこともあります。

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「動物はしゃべらないし、人間のように歩いたりもしないけれど、だから異なる扱いを受けるべき、というのは間違いだ。実際は、動物は話すことができないからこそ、丁寧に面倒をみるべきなんだ」とヒズブラはいいます。以前、JENの倉庫にいる山羊の1頭が食欲不振になってしまったときは、配布可能な健康状態に回復するまでヒズブラが何時間もずっとその山羊の世話をし続けたことがありました。

 ヒズブラは面白い青年で、JEN倉庫の山羊が出産すると、倉庫で働いている仲間たちにお菓子を配ります。ここでは、人間の赤ちゃんが生まれると「メタイ」と呼ばれるお菓子を近所に配る風習があり、それにならっているのです。

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 ヒズブラは上で述べた以外の他の仕事も喜んで引き受けます。労働者に対する扱いもとても丁寧で、彼の下で働くスタッフの為に1日3食料理してあげたりもします。病気のスタッフがいれば、病院に連れて行ってしっかりと看病します。
とにかく、誰もが愛すべき存在、それがヒズブラなのです。

9月 6, 2012 事務所・スタッフ |

2012年8月 9日 (木)

アブドゥラ・ヌール

 今回は、先月交通事故により亡くなられた元JENデラ・イスマイル・カーン事務所警備員、アブドゥラ・ヌールを偲ぶ現地スタッフからの追悼記事です。

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 アブドゥラは、責任感が強くフレンドリーで周りに対してとても協力的なスタッフで、皆に愛される存在でした。彼はとても誠実な性格の持ち主で、私たち同僚に対して、自分の経験をもとに色々アドバイスをくれたものでした。私たちはアブドゥラのことを「マシャール(おじいさん、先輩という意味)」と呼んで慕っていました。彼が冗談を言う声が、今でも耳に残っています。その人柄が、彼を私たちにとって特別な存在とさせていました。アブドゥラは昨年JENに入ったばかりでしたが、わずかな時間を一緒に過ごした後、彼は私たちの思い出の中の人となってしまいました。

 アブドゥラは夜間警備員として働いていましたが、6月30日(土)は実家へ帰っていました。7月1日の早朝、家族に急病人が出た為、アブドゥラは早朝にコハートへ向かって出発したそうです。病院に行く途中で、彼が乗った車が対向車線から走ってきたトラックと事故をおこしてしまいました。パキスタンでは良くあることですが、彼は車内で座る場所が無かった為、車の屋根に乗っていました。病院に行こうとしていた患者自身も彼の家族も、全員がこの事故で負傷しました。その中でもアブドゥラは後頭部に重傷を負い、すぐに病院へ運ばれましたが、回復することはできませんでした。彼は娘一人、息子4人そして妻を残して亡くなりました。

 この悲報に、JENスタッフだけでなく、彼の家族や彼の村の人びとが重大なショックを受けました。JENスタッフは全員彼の故郷を訪れ、葬儀に参列しました。
彼はこの世を去ってしまいましたが、彼は私たちの記憶のなかでずっと生き続けます。私たちは彼へお祈りする際や、一緒に過ごした時間を思い出す度、彼を感じることでしょう。アブドゥラに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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8月 9, 2012 事務所・スタッフ |

2012年6月28日 (木)

現地スタッフの生活~デラ・イスマイル・カーン事務所の場合~

 今回はデラ・イスマイル・カーンで活動する現地スタッフの生活をご紹介します。デラ・イスマイル・カーンの事業地では、多くのJEN現地スタッフが事務所兼宿舎で生活を共にしています。

 事務所兼宿舎で暮らす現地スタッフは、全員がイスラム教徒です。そのため、彼らの一日は早朝4:30のお祈りから始まります。
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 朝食は8:30で、9:00には業務を開始します。就労時間は国際スタッフが駐在するイスラマバード事務所と一緒で、9:00~17:00となっており、昼食とお昼のお祈りの為の休憩が1時間含まれています。

 始業後は、それぞれが自分の担当エリアへ向かいます。まず、チーム1は検疫期間の山羊をチェックする為、JEN倉庫へ。チーム2は支援対象である国内避難民たちが暮らす村へ行き、畜産指導員のサポートなどを行います。チーム3は山羊配布計画について話し合い・調整をします。そして警備員、ドライバー、総務・経理スタッフは各チームのサポートの為、事務所に残ってそれぞれの仕事をします。

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 終業時間が近づくと、各チームが事務所へ戻り、その日の業務レポートをそれぞれのスーパーバイザーに提出します。

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 地元出身のスタッフは17:00になると帰宅しますが、県外出身のスタッフは事務所兼宿舎で仕事後の時間を一緒に過ごします。宿舎で暮らすスタッフの多くは、既に2年近くもJENで働きながら共同生活をしており、時間がたつとともに友だちになったと言います。共同生活していく中では、お互いを思いやり、責任感を持って行動しており、今ではお互いの好き嫌いも理解するようになったそうです。
 デラ・イスマイル・カーンのスタッフたちは、自分たちのことを「JENファミリー」と呼んでいます。

 楽しい時も、辛い時もいつも一緒です。一緒に食事をすることで、お互いを尊重することを学び、卓球で対戦したりパーティーを開いたりするなど、一緒に遊ぶことで気持ちをリラックスさせることができると彼らは言います。

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 もし今の仲間に出会わずにお互い別々の人生を送っていたら、と想像すると、不思議な気持ちになるくらい、デラ・イスマイル・カーンスタッフの絆は強いようです。

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6月 28, 2012 事務所・スタッフ |

2012年1月19日 (木)

スタッフ自己紹介:ミアン・ハマド・アシフ

スタッフ自己紹介:ミアン・ハマド・アシフ

 私はミアン・ハマド・アシフといいます。29歳です。

 私はハイバル・パフトゥンハー州のノウシェラ郡ワライ村という小さな村の出身です。1年以上前から、JENパキスタンのプロジェクト・アシスタントとして働いています。

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 私は2005年にペシャワール大学大学院にて国際関係学修士課程を修了しました。在学中には多くのワークショップや地方会議、国際会議を企画し、参加してきました。

 修士号取得後は、事業開発スキルやコミュニケーション・プレゼンテーションスキルのコース、交渉力向上コースなど、企業による専門コースを受講し、その後すぐに開発分野で働き始めました。

 最初の3年間は国内、国際NGOで働き、2005年に起きたカシミール地震被災地、ハイバル・パフトゥンハー州マンセラで

①コミュニティの生計復活プログラム
②生計のためのビジネススキル開発研修
③生計改善・事業開発プロジェクト

に従事しました。

 これらの仕事を通して、異なる背景を持つコミュニティの人々と交流しながら、コミュニティとの上手な関わり方や多言語・多文化・多宗教の環境で働く柔軟性、ジェンダーへの配慮、そしてタイムマネジメントなどを学びました。

 上記のプロジェクトを終え、故郷に戻った2010年7月、パキスタンは新たな大災害に見舞われました。国内各地で甚大な被害をもたらした記録的な大洪水が発生したのです。

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私は、洪水発生直後2ヵ月間は被災した自分の故郷でボランティア活動に従事しました。その後、自分のスキルをもっと活用できる場所を探し、2010年9月にJENの一員となったのです。

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洪水被災地でのニーズ調査とチャルサダ県での被災者支援が、JENで最初に担当したプロジェクトでした。

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私がJENに関して好きな所は以下のとおりです。

1)マネージャーがフィールドスタッフの新しい考えを受け入れ、尊重する

2)スタッフの能力を強化するだけでなく、プロジェクトの目的達成を導くような指導を時として行ってくれる

3)フレンドリーで学びやすい環境を提供することで、忙しいスケジュールの中でもスタッフを励まし、サポートしてくれる

4)より少ない資源で、より大きな成果を産むことができるよう、常に心がけている

5)本部事務所でも現地事務所でも、全てのスタッフがオーナーシップの感覚を持って働いている

1月 19, 2012 事務所・スタッフ, 国内避難民支援 |

2011年8月25日 (木)

スタッフ自己紹介:カイセル・カーン

 私の名前はカイセル・カーンと言います。ジェンのパキスタン事務所で、国際総務経理スタッフの監督の下、総務経理のアシスタントをしています。

 私は1983年に、パキスタンのハイバル・パフトゥンハー州スワビ地区の、アジアで最大規模と言われているダムの近くに位置するバタ・カラという小さな町で生まれました。

 高校は地元の公立学校に通い、その後2001年にマルダン地区の大学へ進学しました。
 2005年に大地震があり、私は大学卒業後、マンシェラで農村地域を支援していた現地人道機関に入り、会計アシスタントのボランティアとして働きました。

 その機関で1年働いた後、私は大学院へ行くことを決意してペシャワール大学の大学院に入学し、そこで財務・会計学での修士号を取得しました。

 2008年になると、パキスタン軍がスワット地区で過激派に対する軍事活動を開始しました。この影響を受け、何千世帯もの家庭がペシャワール地方の中心都市、マルダン地区内やスワビ地区のホストファミリーの家に避難したり、一部は国内避難民キャンプへ避難したりすることになってしまいました。

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 そこから、私は人道セクターで再び働き始めることを決意し、すぐに現地機関での仕事を見つけました。私はNGOや国際NGOを通して人々を支えたいと思っていたので、3年間その機関で働きました。

 私が働いている間、その現地機関はパートナーとして他の国際NGOと一緒に仕事をしており、私はとても良い実践経験を積むことができました。それによって、私はどんな環境でも働けるという自信を持てるようになりました。
 
 その現地機関で自分が担当していたプロジェクトが終了した後、私は自分の知識を高め、より良い環境で働くために、国際機関で働き始めることを決意しました。私は、新聞の広告でジェンの求人広告を見つけて応募し、採用されたことを幸運に思っています。

 今私はジェンのイスラマバード事務所で働いていますが、ここのスタッフは皆協力的でフレンドリーで、恵まれた職場環境だと感じています。ジェンで働くことで、もっと多くの経験を積み、会計や管理業務のスキルを高めていきたいと思います。

====== ご報告 =============

平成23年度 外務大臣表彰受賞しました。

これまで、JENの活動を温かくご支援くださいました、
支援者の皆様に、深く感謝申し上げます。
詳しくは、こちら

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8月 25, 2011 事務所・スタッフ |

2009年5月21日 (木)

現場での思い出

090521_memories_2  ここ3ヵ月間というもの、私は事業を行っているフィールドではなく、イスラマバード事務所で働いています。JENで働き始めて以来、これほど長くオフィスワークをするのは初めてのことです。整然としたきれいなオフィスでのチームワークはとても楽しいですが、一方で現場でのチームワークを懐かしく感じています。

 
 私はJENでこれまで、フィールド・スタッフとして、カシミールの山中や険しいバロチスタンの山あいの地域で支援活動を実施していました。以前、いくつかのプロジェクトをカシミールで同時に行うため、一度に25人ものスタッフが集まったことがありました。日本からの国際スタッフとパキスタンの現地スタッフが共に力を合わせて支援を行ったことが、とても懐かしいです。チームワークはいつも最高でした。互いから多くを学び、寝食を共にし、そして夜にはジョークを言って笑いあいました。090521_memories3_2

 時おり東京本部スタッフが出張で現場に来ることもありました。東京本部スタッフ、パキスタン駐在日本人スタッフ、パキスタン現地スタッフ、カシミール駐在スタッフの全員が、顔をあわせて共に働いたことは、とても貴重な経験でした。

090521_memories2_2  しかし今は、情勢不安定のため、日本人スタッフが現場に出張することが難しくなりつつあります。日本人スタッフ、パキスタンスタッフ、カシミール駐在スタッフが現場で一緒に働いた時間がとても懐かしく感じられます。再びみんなで働けるような日がやってくることを心から願っています。

5月 21, 2009 事務所・スタッフ |

2009年1月29日 (木)

ジェンでの3年間、その2 ~現地スタッフ アズマット~

090122_20081114jpfassessmentchongib  私は、毎日楽しくジェンで働いています。チームの仲間とは、意見の交換を行ったり、常に提案に対して耳を傾けてくれるだけでなく、知識や経験を共有してくれるからです。事業を行っている間に何か失敗したとしても、決して声を荒げることなく、どうやって改善すればよいか、どうやってそのような失敗を回避できるかを教えてくれます。これは何かを学ぶためには最も良い方法だと思います。

 睡眠が十分取れなかったり、食事も不十分だったりすることもある現場での仕事は、時には非常にハードなものです。それでも、支援を必要としている人のためと思うと、よりやる気がでてきます。090122_20081116jpfassessmentkaanban

 私たちは、カシミール地方で、数多くのプロジェクトを行いました。現在は、昨年末に発生した地震で甚大な被害を受けたバロチスタン州で被災者支援活動を行っています。この地域は、文化も生活様式もカシミールとは全く異なっています。カシミールは、インドの国境近くに位置するのですが、停戦合意がなされているため治安は安定しています。また住んでいる人びとも比較的に開放的です。JENの現地事務所からの距離もそれほど遠くはありません。

090122_20081117jpfassessmentkaanban  一方、バロチスタンは正反対の状況です。事業地はアフガニスタンの国境近くなので、常に治安の問題があります。また、クエッタに設立した事務所からも片道110キロの場所にあり、毎日往復220キロを移動しなければなりません。事業地の人びとは、宗教心に篤く保守的で、家の周りにも高い塀をめぐらせています。

 このプロジェクトに携わっているジェンスタッフは全員、現地の文化やルールを尊重しながらコミュニティとの共同活動を行っています。そのためか、現地の人びとからの反応も良好です。尊重の気持ちを忘れずに活動を行っているからこそ、地震発生直後に家の中の写真を撮ることを許された最初の団体になれたのだと思います。

 コミュニティと協働し、プロジェクトを進めることは、とても重要です。今回も、カシミールの時と同様に、ジェンが配布した越冬用のテントを、ジェンスタッフの指導を受けながら受益者が自分たちで建てています。そして、非常に良い状態で、住民自らがテントの維持管理を行っています。090122_20081116jpfassessmentkaanb_2

 これまでの私たちの活動は、現地政府からも注目されています。先日は、地区調整会議長から自宅での食事に招かれました。また、現地新聞2誌で、バロチスタンでのジェンの活動が写真入りで報道されました。

 将来のジェン事業も、バロチスタンの事業同様スムーズに進むことを願っています。

090122_20081201jpfassessmentpinakai ジェンは現在、バロチスタン地震の被災者へ、緊急支援を実施しています。皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。 ご寄付はこちらまで クレジットカードによる寄付 

1月 29, 2009 事務所・スタッフ, 文化、生活、習慣 |

2009年1月22日 (木)

ジェンでの3年間、その1 ~現地スタッフ アズマット~

Img_4056_low  私がジェンで働き始めたのは2005年10月15日に発生したカシミール大地震の直後からでした。その前は、国際機関で働いていました。大地震が発生したとき、救援ボランティアとしてカシミールか北西辺境州に行きたいと考えていました。まさにその時、ジェンで通訳として働いていた友人からの電話で、ジェンがスタッフを探していることを聞きました。NGOの活動に加わることは、支援を必要としている現地の人たちを組織的にサポートできる、最も適切な方法なのではないか、と考え、早速ジェンにコンタクトを取り、フィールドオフィサーとして採用されました。

 ジェンのスタッフになって最初の1週間、カシミールの被災地で国際スタッフとともに働き、非常に感銘を受けました。というのも、仕事の仕方が同じ地域で活動している他の組織と大きく違ったからです。当時、私が一緒に働いた日本人スタッフは非常にプロフェッショナルでハードワーカーでした。時間も食事も天気も気にせず、気にかけていることは唯一、一刻も早く必要な人びとに支援を届けることだったのです。Img_3750_low

 私は主に現場で働いていましたが、イスラマバードで働いているスタッフにも感銘を受けました。この女性の日本人スタッフは、連日、朝の3時まで働いているのです。フィールドとイスラマバードで働く2人の姿を見て、私も彼らと同じように働こうと努力しました。これまで成功しているかどうかわかりませんが!?!、今も最善を尽くしています。

Img_3951_low 続く

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1月 22, 2009 事務所・スタッフ, 文化、生活、習慣 |

2008年12月25日 (木)

2008年パキスタン支援を振り返って

2008年も残すところ、あとわずかとなりました。本年も皆さまの温かいご支援により、パキスタン現地での支援活動を実施することができました。

本年はハベリ群での教育環境改善支援を中心に活動しました。具体的には、地震で壊れた学校再建・建設と、学校の生徒・先生、そして地域住民の皆さんを対象とした防災教育・衛生教育を行いました。また10月末にバロチスタン州にて発生した地震の被災者に対して、緊急支援活動を11月上旬より開始しました。間近に迫った厳しい冬を被災者の皆さまが乗り越えられるよう、越冬用テントや生活用品、家屋再建のための道具などの配布を行いしました。現在も、現地の人びとが今後自分たちの手で、自分たちの生活を再建できる基礎づくりの支援を継続して行っています。

2009年はバロチスタン州での地震被災者支援を中心に活動していく予定です。引き続き、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。

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12月 25, 2008 パキスタン地震 緊急支援, 事務所・スタッフ, 支援物資配布 |

2008年10月30日 (木)

現地スタッフ能力向上 その1.フィールドでの食事

イスラマバードを出て8時間、ようやく到着したバーグ事務所で我々を出迎えてくれたのは、ガードのチョキさん(皆からはパルアン<お相撲さん>と呼ばれています)と、料理担当のバシャラット。
二人のコンビは、心優しいジャイアンと、のびたくんのようです。

カシミールへの道中、スタッフが揃って「バシャラットは臆病だ、メシもまずい、愛想もない、チャイも甘すぎるし、そもそも暗い」「いや、昔に比べると随分良くなった」どうすれば、我々が満足する仕事(料理のこと)をしてくれるか、異口同音に互いの提案を重ねます。

翌朝、バシャラットは、やはり無表情で淡々と朝食の準備をしています。もちろん笑顔なぞこぼれません。
寝起き顔のわたしがテーブルにつくや、サササと紅茶とチャパティをくれて、素早くキッチンに隠れてしまいます。
女性だからかな?と思っていたら、他のスタッフに対しても同じ動作。
やがて、バシャラットを教育中のスタッフが席につきました。サササと紅茶とチャイを運んだバシャラット。
ところが、出されたアツアツのチャパティは遊び心満載、三角形(通常は丸いです)をしています。「これが、あいつの表現方法なんだ」スタッフは言います。

さて、ランチの時間になりました。
メニューは、ジャガイモとヒヨコ豆をお米と一緒に炊いた塩味の程よいピラフ、そして香草の風味が絶妙のヒヨコ豆のカレー。
予測していたオイリーな食事とはほど遠い繊細な味付けに感動し、忙しく歩き回るバシャラットを強引に呼び止めました。「おいしいよ、バシャラット。ありがとう!」

想定外の呼びかけに、はっと立ち止まるバシャラット。
ビクッとして一歩後ずさりし、一瞬でしたがニコっと笑みがこぼれました。
その瞬間、共にテーブルを囲んでいたスタッフ全員から歓喜の声が!

「バシャラットが笑った、バシャラットが笑った!!!」

夜ご飯は、更に磨きのかかったチキンの香草煮でした。
明日からもよろしくね、バシャラット。
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★☆☆★★☆☆   オンライン寄付のご案内   ☆★★☆☆★☆ ~これからは オンラインで かんたんに ご寄付 いただけます~ キャンペーン実施中!2008年11月30日まで くわしくはこちらへ 皆さんのお気持ちを、その温かさそのままに、       JENが確実にお届けします。 ★☆☆★★☆☆★☆☆★★☆☆★☆☆★★☆☆★☆☆★★☆☆★

10月 30, 2008 事務所・スタッフ, 文化、生活、習慣 |

2008年2月 7日 (木)

JENオリジナルカレンダー

080206  JENの事業は、支援者の皆さまを始めとする多くの人たちに支えられて実施されています。現地で活動を円滑に進めるうえで大事なパートナーの一つが「業者さん」です。

 今年は、学校用家具の調達などでお世話になった「業者さん」からのご厚意でJENオリジナルカレンダーを製作してもらいました。

 それぞれの月に、各国でのJEN事業の写真が使用されています。2月は新しい水飲み場で微笑むパキスタンの男の子、3月はイラクの学校の元気いっぱいな女の子たち、8月は中越沖地震で壊れた障子を貼り直す新潟ボランティア「おなはし隊」。

 このカレンダーを、JENが支援している地震被災地カシミールの学校や、地元政府機関の方たちにも差し上げました。紛争や災害を乗り越えようとしている世界各地の人々の姿が、地震から立ち直ろうとしているカシミールの皆さんにとっても、励ましになればと思います。

限定5名  JENオリジナルカレンダー(Made in Pakistan)を差し上げます。

お申込みは、「お名前、ご住所、電話番号」を記載の上、info@jen-npo.orgまでご連絡ください。

2月 7, 2008 事務所・スタッフ |

2008年1月10日 (木)

カレーなる新年

20071211pkunicefweschanjar_20 新年明けましておめでとうございます。イスラマバード事務所長の山田絵美です。

2008年最初の日を事業地バーグ県ハベリ郡にて迎えました。元旦のお食事は残念ながら御節でなく、カレーでした。

JENパキスタンの地震被災者支援は3年目を迎えました。これまで、学校用テントの設置、学校再建、学校給水施設・トイレの設置、衛生教育、地震防災教育を通した心のケアの実施など、教育支援を中心としたさまざまな被災者支援事業を実施してきました。

2008年はさらに山奥にある地域、べディ区に住む被災児童への支援を中心に行っていきます。治安の悪化ばかりが報道されるパキスタンですが、そんな中でもカシミールの被災地の人々は日々たくましく生きています。本年もJENパキスタンへの応援をよろしくお願いいたします。

1月 10, 2008 事務所・スタッフ |

2007年3月22日 (木)

事業を支える人びと

Unicef22007316 JENパキスタンの現地スタッフの多くは、現場で事業を進めていますが、少ないながらもイスラマバード事務所にも現地スタッフがいます。彼らは、主に事業に必要な資器材の調達や現場への輸送、車両の手配、総務・会計業務の補佐などを担当しています。いわば現場をサポートする「縁の下の力持ち」的存在です。

彼らは直接現場で活動こそしないものの、事業の実施には不可欠な存在です。例えば、どんなに正確な学校テントの設置計画を立てても、予定どおりにテントが届かなければ、現場での設置はできません。このため、現場とイスラマバード事務所の間で、毎日連絡を取り合って調整することがとても大切です。Unicef220073162

このように、イスラマバード事務所の現地スタッフは、現場でスムーズに事業を進められるよう、今日も「黒子」としてサポートをしています。

3月 22, 2007 事務所・スタッフ, 文化、生活、習慣 |

2006年11月16日 (木)

ジン

 現地スタッフによれば、事業地のルーヤンカルサン校で、地震・防災教育を一緒に行っている地元の女性から「来週家にジンが来るからJENスタッフも一緒にみにこないか」と誘われたことがあった。ジンというのは、コーランにも登場する、人間には見ることのできない、人の形をした生き物でいわば「いたこ」のような存在らしい。

 ジンの存在は、広くパキスタンで信じられており、スタッフの中には叔母を、ジンに体をのっとられて殺された、と本気で信じている者もいる。悪いジンは人間の体を乗っ取って、気を狂わせ、自殺に追い込ませることがあるという。ただし良いジンは、失し物の場所を教えてくれたり、危機を知らせてくれるそうだ。

 バーグでは、夜、山の斜面にたいまつの行列ができることがあり、それはジンの行列だと信じられている。この深い緑に覆われた土地では、このような人智の及ばない精霊のようなものがいてもおかしくない気がした。Bagh060825un_hub_office

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11月 16, 2006 事務所・スタッフ, 文化、生活、習慣 |

2006年3月23日 (木)

心やさしくたくましい!現地スタッフ

_C027059  現在、現地スタッフはイスラマバードに4名、事業地のバーグに7名の計11名がいます。 

 バーグは大変寒く、その上宿泊施設にはお湯シャワーがありません。また、宿泊施設の部屋数の関係で、各スタッフに個室はありません。

 バーグで働いてくれるスタッフを採用ための面接をした時に、バーグでの厳しい状況を説明すると、皆な『大丈夫、自分はやっていけるから』と自慢そうに言い新しい靴や服を買ってまでバーグに行った人々も、10日後には辞めてしまうことが何度かありました。
 
 結果的に残ったのが、今のチームです。なので、なかなかタフな人たちばかりです。最初は知らない人ばかりが集まったということもあり、皆が馴染むまでには時間がかかりましたが、毎晩夜ろうそくの灯をともし(バーグは停電が多く、ろうそくは必需品です)、一緒にご飯を食べ、生活していると言うこともあり、今では1つのチームとなり、皆な仲が良いのです。
 
 やはり、男10人となると、食事の取り合いもあるらしく、なぜかみんな食べるのが早い! この前まで、少しぽっちゃりしていた、バーグのスタッフがバーグから戻ってくるたびに細くなっています。それは山歩きをしているからやせたのか、食事の取り合いで負けてばかりなのか疑問?です。 やはり、山ではいろんな意味で鍛えられるのでしょう。
 
 厳しい状況でがんばっている心やさしくたくましい!現地スタッフを応援してください。

写真:(C)MASAKO IMAOKA

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JENは今回の地震被災者支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。

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※通信欄に「パキスタン」とご明記ください。

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3月 23, 2006 事務所・スタッフ | | コメント (0)

2006年2月 9日 (木)

バーグをヘリコプターで日帰り

_c027130_1cmasako_imaoka_thumb  JENの支援事業地バーグまで、イスラマバードからヘリコプターで行くことがあります。このヘリコプターは国連(United Nations Humanitarian Air Service)所有のもので、支援関係者は無料で乗ることができます。今はもう乗り慣れましたが、最初に乗った時は少し緊張しました。

 私がヘリコプターを利用するのは、バーグで行われる支援調整会議に参加する時などです。朝一番にヘリコプターでバーグへ行き、午後にはイスラマバードに戻ってきます。実際車でバーグまで行くのは5~8時間かかりますが(特に雨や雪の場合土砂崩れなどで道路が不通になることも)、ヘリコプターなら30分で到着です。1週間に多いときには3回くらい乗ります。
 
 イスラマバードからバーグまで、学校用テントや黒板などを輸送するときは小型トラックやトラクターを使い分けて、山岳地帯を進みます。バーグでの他団体との調整会合に出席する際は、時間を節約するためにヘリコプターを活用します。                                                          
  

 さまざまな交通手段を駆使して、効率的、効果的な支援の実施を心がけています。

写真:(C)MASAKO IMAOKA  バーグへ向かうヘリコプターに乗っているイスラマバード事務所長・高橋美紀

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2月 9, 2006 事務所・スタッフ | | コメント (0)