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2024年3月 1日 (金)

現地スタッフからの便り

1月後半に、ジェンの事務局長の木山とプログラムオフィサーの松浦がパキスタンの事務所に来ました。パキスタンの事務所にはパキスタンチームだけでなく、アフガニスタンの同僚チームも来て、空港で久しぶりに再会しました。私や同僚たちはこの日を心待ちにしていました。

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翌日から、早速全体ミーティングです。私はパキスタンのプロジェクト・オフィサーとして、他の職員と共に、現行の事業の進捗について、会議の参加メンバーに説明を行いました。その間、沢山の質問を受け、意見交換を行いました。最終的にはチームの活動をみんなが後押ししてくれました。

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今回、事務局長は、事業地があるシンド州ダドゥ郡の事務所に移動し、実施中の事業を確認して、現地で実施しているセッションに参加してくれました。セッションでは、現地の農民たちの喜びと感謝の声を聴くこともあり、プロジェクトの成果を感じてもらえたとのことです。事務局長に直接現地のチームの活動やその頑張りを見てもらえることは、私にとっても、チームにとっても、やる気につながりました。

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現地での最後の会議では、農業局関係者との話し合いも行われました。枯渇していた農地に、ジェンがプログラムを実施し、リーダー農家を育て、その方々が次の種と指導をしていく仕組みと農作物が順調に育っている報告などを行いました。それを受けて、現地の農業局長やその他関係者からの感謝と期待に満ちた言葉を受けました。私たち現地スタッフは、ジェンの活動が地域に与える影響の大きさを再確認できました。

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帰国前に事務局長からこれからも質の高い事業を続けるよう応援する言葉をもらいました。この訪問を通じて、私たち現地スタッフは、地域の成長と発展に向けて更なる努力を惜しまず前進していくことを誓いました。

 

3月 1, 2024 農業支援 |