政府男子小学校「レワン・ケル」の事業前の様子
ジェンは、テロや紛争、宗派間の争いの影響で学校や衛生施設が破壊され、パキスタンでは最も取り残された県であるクラム県で、衛生環境の改善と生徒の就学(特に女子生徒)の増加を目指し、学校インフラの改善を行っています。 写真(1)は、クラム県上部地域にある政府男子小学校「レワン・ケル」での事業開始前のトイレ建設予定地の様子です。 トイレ建設予定地の様子(建設開始前) この学校では、トイレがなく、生徒たちは排泄をするために、野原に行かざるを得ない状況です。そして、修復が必要な教室が2つのところに、80名の生徒が学んでいます。さらに、学校には外壁もありません。この地域では、治安が不安定なので、外壁の建設によって学生は安全に学校に通うことができ、意欲の向上にもつながります。 3月初旬からこの学校の教室の修復が着工しています。写真(2)は、トイレの土台作りでコンクリートが入った後になります。 トイレの土台作りの様子
|
今後も引き続き、皆様に進捗状況をお知らせしたいと考えています。