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2016年11月24日 (木)

避難先から帰還したハーンさんのお話

ハンザラ・ハーンさんは2008年10月まで南ワジリスタン管区サルワカイ地区チェナイ村で普通の暮らしを送っていました。6人兄弟の長男だったため、彼が13人家族の稼ぎ頭でした。彼には6エーカーの農地、小さな「カチャハウス」(泥でできた家)があり、この農地からは収穫を見込めました。


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【ハンザラ・ハーンさんと自宅】

ところが、緊急事態により彼の家族は村を離れなければならなくなったのです。彼の家族はタンク郡に移り住み、親戚の世話になりました。彼はチェナイ村から二日かけて丘陵地帯を歩いて年老いた両親、小さな子どもたち、女性たちを連れて避難しました。

当時の唯一の生活手段は日雇い労働だったため、家族を養うには十分ではありませんでした。タンク郡で半年間過ごした後、親戚と共にカラチに移動し、2015年5月までそこで住んでいました。そこでも日雇い労働をしながら、貧しい生活を送っていました。ハーンさんのお父さんは、そこで亡くなったと話してくれました。

彼の家族は、2016年に政府が国内避難民の帰還を公表した後数百人もの他の家族と一緒に、もともと住んでいた村に戻りました。そして、自分たちの家が完全に崩壊しているのを見てがっかりしました。肥沃な農地が8年不在であったことから不毛な土地に変わっていました。生計の主な源である灌漑施設やポンプ式管井戸のような農業インフラは完全に破壊されていました。果樹園も荒れ果て、あらゆる果物の木も無くなっていました。

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【ハーンさんが帰還した後に見た荒れ果てた農地】

JENと現地のパートナーState Development Organization(SDO)は国連の協力を得て、サルワカイやティアルザ地区への3段目の避難民帰還を支援しています。 2016年6月のある日にハーンさんは、JENとSDOのチームが彼らの村を訪れて、村の長老と話し会いを行うことを知りました。ハーンさんはその会議に出席し、農業支援パッケージの供給を受けることになりました。ハーンさんはこのパッケージの1回目の配布対象者です。

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【開墾されたハーンさんの農地】

ハーンさんは0.5エーカーの土地にトウモロコシを植え付け、次の農耕期に向けて野菜の種をまく予定です。この農地は開墾され、加えて、一つの池が彼の家のそばに灌漑用水と飲料水を供給するために掘られました。彼は農業技術に関する訓練も受けました。2~3ヶ月で十分なトウモロコシを収穫し、家族を養う事が可能になります。


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【ハーンさんのトウモロコシ畑】

「農業資材をいただき、農業技術研修を受け、土地の開墾を行ってくださったことが紛争で大変だった私の生活をよい方向に変えることになりました」と、ハーンさんはJEN・SDO・国連に感謝を述べました。

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11月 24, 2016 帰還民支援 |

2016年11月10日 (木)

牛乳と乳製品-農村及び都市部の人々の収入源



パキスタンの農村及び都市部に住む人々にとって、牛乳とその副産物である乳製品は、主な収入源になっています。畜産農家は毎日牛乳を農村から都市部に運び、牛乳店に売っています。JENのオフィスがあるペシャワール市にも、JENの事業地であるやKhyber管区Bara地域のAka-khel地区から牛乳が運ばれて来ます。


畜産農家の人たちは牛乳をペシャワール市の店や市場に持って来て売ります。牛乳1キロあたり80ルピーになります。1日につき、一農家が2頭の牛からとれる約8~10キロの牛乳を売るので、約640~800ルピーの収入が得られます。しかし、その大部分は農家の食費に消えてしまいます。


JENオフィスの近く、食料品店のオーナーによると、毎日550~600キロの牛乳を買い取り、店で売っているそうです。そのうち半分はヨーグルトやバターなどの乳製品に加工して売っています。牛乳を農村から町の市場に運ぶのに約1時間かかります。また、牛乳の取引は畜産農家や牛乳店の収入源ではあるのみならず、消費者に重要な食料を提供しています。


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【お皿になみなみしているのはヨーグルト】

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【ヨーグルトの入ったお皿が棚で売られるのを待っています】

これら地域の乳製品の需要と供給バランスを見て、JENは畜産農家の生計向上のため、牛乳サプライチェーンの販売体制の改善に取り組みます。

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【大きなお皿から小分けして販売。250gあたり30円くらい】

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11月 10, 2016 文化、生活、習慣 |