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2016年2月25日 (木)

ハイバル管区での帰還民への農業支援

 パキスタンでは政府軍による反政府武装勢力掃討作戦展開などにによって多くの国内避難民が発生しています。ハイバル・パフトゥンハー州と連邦直轄部族地域(FATA)出身の数百万人の人びとが、避難民として登録されています。

 現在、180,570世帯がハイバル・パフトゥンハー州とFATA から避難しており、そのうち179,199世帯は受け入れコミュニティーで、1,371世帯は3つの国内避難民キャンプで生活しています。

 一方で、FATAのハイバル管区はこれまでに73,673世帯が帰還し、最も帰還した家族数が多い地区です。この地域の人たちは農業生産者や商売人としてよく知られています。しかし、5~6年の間、故郷から避難生活を送る間に、農業生産も商売も、全面的に打撃を受けてしまいました。

 帰還を支援し、各世帯で入手できる食糧を増加させるために、JENはパキスタン人道支援基金(PHPF)、FATAの農務省や地元のNGOと協力し、1,250世帯に有機麦の種(穀物)、有機野菜の種、農業器具キットを提供する他、男女双方の事業参加者を対象とした研修を行いました。農務省は彼らのために農地を再生させて用意しました。

 事業の参加者たちは苗を栽培し、豊作になることを待ち望んでいます。この苗が実りに変わった時、彼ら自身の食糧となるだけではなく、次の季節の作物の種にもなるのです。

 プロジェクトで期待される成果の一つとして、農業従事者たちと農務省が強力な関係を築くことがあげられます。JENが事業地から撤退した後も、双方は連絡を取り続け、被災した農業従事者たちは引き続き食料を得ることができる予定です。

【プロジェクトでは障がい者や高齢者が優先的に支援されます】
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【JENにとって、地元のNGOとの連携は初めての試みです】
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【この事業において、菜園は入手可能な食糧を増加させるための重要な源です】
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2月 25, 2016 生計回復事業帰還民支援 |