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2015年1月29日 (木)

国内避難民支援:物資配布後のモニタリング

 JENは最近、バンヌー県とラッキー・マルワット県で現在暮らしている連邦直轄部族地域(FATA)からの国内避難民を対象とした家畜保護プロジェクト2件を完了しました。

 そのうちの1件は、1575世帯の避難民を対象に行われ、もう1件は、1200世帯の避難民を対象に行われました。
対象となった国内避難民へは、家畜の餌、家畜用シェルター資材、家畜用予防接種(口蹄疫、腸性毒血症)など、家畜の飼育に最低限必要な物資と、予防接種を提供しました。

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 JENの現地コアスタッフは、双方のプロジェクト対象地域を訪れ、モニタリングを実施しました。まず、プロジェクトの実施状況とその影響について、現地の畜産局とミーティングを行いました。畜産局によると、職員は実際に配布作業に立ち会って活動を確認しており、総合的な家畜保護パッケージの提供を実現したことについて評価しているとのことでした。

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 モニタリング訪問中には、支援対象となった国内避難民やその他関係者からも、配布に満足しているという評価をもらうことができました。

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 一方、対象地域には、今回の支援の対象には含めることができなかった国内避難民もいます。FATAからの避難民の数は非常に多く、各支援組織が提供できる支援と、実際の避難民の総数には大きな差があるのです。あらゆる人道支援機関が、これらの人々へ支援を届ける必要があります。

 ジェンは2015年も引き続き、支援を受け取っていない方々を対象に、同様の支援を続けていきます。



【JENでは、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。
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1月 29, 2015 支援物資配布国内避難民支援 |

2015年1月15日 (木)

パンジャブ州洪水:取り残された地域への支援

 前回に引き続き、パンジャブ州での洪水被災者支援の様子についてお話しします。

 2014年の秋にパンジャブ州やカシミール地方を中心に発生した洪水は大きな被害をもたらし、政府と民間の両方の支援を必要としました。多くの支援が計画・実行されましたが、被災した全ての家族のニーズを満たすことはできていません。洪水によって滞留しよどんだ水や、厳しい冬の到来は、洪水で被災した人たちの生活状況を悪化させているのです。

 前回お伝えした通り、JENはパンジャブ州ムザファ・ガー県の被災した地域において、最も脆弱で厳しい状況にいる人々を支援するために、支援を計画しました。対象となった地域の一部には、県の中を走るチェナーブ川によって他の地域から断絶され、孤立してしまった村もいくつかありました。チェナーブ川を渡る橋は無く、これらの地域へアクセスするにはボートで渡るしかありませんでした。

 JENの現場チームは、この支援から取り残された地域を支援するために全力で取り組みました。まず、河岸へ辿りつくために四駆車 を使用し、チェナーブ川を渡るのにボートを使い、その先は、被災した地域へ辿りつくためにバイクを使いました。厳しい冬の寒さと濃い霧のため、対象地域への道のりは容易なものではありませんでした。それでもなお、このような状況で日々生活する被災者に早く支援を届けるのだ、という決意のもと、現場チームは先を急ぎました。

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 被災者が暮らす地域にたどり着いた現場チームは、被災者の方々が冬を越すために必要な生活物資を無事に渡すことができました。

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1月 15, 2015 支援物資配布緊急支援 |