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2014年4月17日 (木)

スタッフのキャパシティ・ビルディング

 「キャパシティ」とは、個人や組織がその役割を効果的、効率的、そして持続的に果たす能力です。キャパシティ・ビルディングとは、個人や組織、システムがその主要な機能を維持し、拡充・発展し続ける能力を、結果に基づいて強化するプロセスです。

 パキスタン事務所の人材開発チームには、様々な学歴や技術を持った有能で経験豊富なスタッフが集まっています。なにかを学ぶということは持続的なプロセスであり、仕事の環境が友好的であるほど、早く、効果的に習得することができます。
わたしたちの職場は家族のように心地良く皆、協力的であり、働くにはとても良い環境である、とスタッフみんなが感じていることが、スタッフへの聞き取りを通してわかりました。この職場環境こそが、人材開発チームが熱意を持って仕事に取り組む強いモチベーションとなっています。

 パキスタン事務所では、高度なセキュリティ対策や緊急対応、報告書・提案書作成やコミュニケーションスキルの習得など、幾つかのキャパシティ・ビルディング研修を実施しました。多くのスタッフが参加し、協力して取り組むことにより、チームワークの強化などに繋がっています。それ以外にも、事業計画、事業実施、モニタリングや事業評価など、プロジェクトを実施していく上で重要となる分野において能力強化が確認できました。

【イスラマバードで開催したキャパシティ・ビルディング研修】
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 その他に、モニタリング評価とセキュリティチームの 設立も2013年の大きな成果と言えます。これら分野では、支援団体間の中心的役割を担い、事業の効果、人材の能力強化、ステークホルダーとの良好な関係構築につながっています。そして何といってもパキスタンにおけるJENの認知度向上に貢献したと言えるでしょう。

【ジェン・アフガニスタン・パキスタンスタッフ、日本人スタッフと研修講師】
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【JENでは、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。
ご寄付は、こちらから受け付けております】

4月 17, 2014 事務所・スタッフ |

2014年4月 3日 (木)

FATAでの課題の解決

 JENは連邦直轄部族地域(FATA)において、2012年12月より帰還民を対象とした事業を実施してきました。(活動概要は、こちらから)

彼ら帰還民は、政府と反政府勢力間での戦闘により、故郷から逃れた人々です。長引く不安定な情勢のため、FATAはパキスタン国内において紛争地帯として知られてきました。

 ここに住む人々はみな、伝統的に自分たちの武器を持っています。また、人々は、温かいもてなしの心や友情に厚いなどの特性を持っているとされる一方で、識字率は低く、長引く紛争に加担してきた一面も持ち合わせています。

 FATAクラム管区での事業実施期間中、JENスタッフは、水供給施設建設に関するコミュニティ住民同士の対立などの課題に直面してきました。支援の成果を得るためには、そのような対立をすぐに解決することが最も大切です。コミュニティの困難な状況に留意し、JENスタッフはFATAの社会構造に順応するよう努め、帰還民とのよりよい課題解決の方法を身につけてきました。

 現地スタッフは何事にも熱心に取り組みます。上述のような困難な状況の中、彼らは交渉力を発揮し、事業期間中、その時々で起こるあらゆる問題を適切に解決してきました。結果として、JENはクラム管区でのプロジェクトを成功裏に完了し、活動終了後の対象地域からの撤退も円滑に平和的に行うことができました。

 これらの経験を活かし、今後も困難な課題に直面しても地道に一つずつ解決し、支援を行っていきます。

【コミュニティ住民の話し合い】
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ご寄付は、こちらから受け付けております】

4月 3, 2014 文化、生活、習慣国内避難民支援 |