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2014年1月23日 (木)

人道支援における調整と連携

 国際NGOとして、被災国において効果的なプログラムを実施していくにあたり、支援に関する各種調整はその礎となります。人道支援機関による被災地へのアクセスや最新の治安情勢の把握、また支援の重複を回避することや、もっとも脆弱な人々へ支援を届けることまで、現場でのしっかりとした調整が重要となる場面はさまざまです。

 ジェンは主に政府、人道支援機関、治安関連機関と調整をしながらパキスタンの支援活動を行っています。

 まず、政府レベルでは、パキスタン各地での活動の承認を得るため、パキスタン経済局と相互に連携を図っています。州レベルでは、ハイバル・パフトゥンハー州と連邦直轄部族地域(FATA)で活動を行うにあたり、それぞれの地域の災害対策本部から事業許可証(No Objection Certificate/NOC)の取得が必要となります。地域レベルにおいては、活動計画や活動進捗に関し、現地副長官と政府補佐官と共に調整しながら活動を実施しています。

 人道支援機関との連携では、ジェンは活動地へのアクセスに関連する問題やその結果について、UNOCHAと共有し、調整しています。また、ジェンの活動に関連する食料安全保障分野とWASH(水衛生)分野において、関係国際機関が集まる月例ミーティングに参加し、事業計画や進捗状況を共有しています。ミーティングでは、ほかの機関と活動内容や対象者が重複しないよう、どこでどのような内容の支援を、どの対象者に実施しているのかも報告し、ほかの団体とこまめに調整をしています。ジェンスタッフは、国連機関の主催する様々な研修にも積極的に参加しています。

 治安に関しては、スタッフの安全を確保するため、ジェンはパキスタン人道フォーラムに参加し、治安情報などを様々な団体と交換しています。また、ジェンはペシャワールを拠点とするハイバル・パフトゥンハー州国際NGOセキュリティーフォーラムの代表も務め、州レベルにおいても積極的に他機関と治安情報の交換を行っています。
 透明性を保ちつつ、安全に活動していくために、ジェンはパキスタンの政府治安機関担当者とも調整、連携を図っています。



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1月 23, 2014 事務所・スタッフ国内避難民支援 |