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2013年10月10日 (木)

障がいとの戦い

 今回はジェンの事業地で、障がいを持つ家族を支える避難民男性のお話を紹介します。

 ハジ・サイディーンさんは75歳で、連邦直轄部族地域南ワジリスタン管区のマキーン村出身です。出身地での戦闘により避難を余儀なくされたサイディーンさんは、現在デラ・イスマイル・カーンパロア郡マッラ地区のマッラ・シュマリ村で暮らしています。

【インタビューに答えるサイディーンさん(右端)】
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 彼には、3人の娘と4人の息子がいますが、彼が実際に養っている家族は、甥っ子、姪っ子、孫たちを合わせて19人にも上ります。サイディーンさんは農園で働き、2人の息子は建設現場で働いていました。サイディーンさんのお兄さんは亡くなってしまったため、義理の姉妹や甥っ子、姪っ子を養えるのは彼しかいません。サイディーンさんの甥っ子の1人と姪っ子2人は生まれつき、知的な障がいを抱えています。

【サイディーンさん一家の子どもたち】
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 サイディーンさんは避難先のマッラ地区でホストファミリーと暮らしており、住む場所や日々の食事の援助など、とても親切にしてもらっています。ホストファミリーはサイディーンさんがUNHCRとWFPの支援対象として登録されるようサポートをしてくれたので、毎月の配給をもらうことができています。ホストファミリーの長は業務用オーブンの営業をしていたため、サイディーンさんは避難後すぐにそこで働くようになり、家を借りることができました。

 19人の扶養家族の生活費に加えて、サイディーンさんにとってもう一つ問題なのは3人の障がいを持っている子たちの医療費です。「今までたくさんのお金をかけてきたけど、この子たちの症状は一向に良くならない。まだ小さいのに、障がいを持っていて、家族はみんなこの子たちのことを心配しています」と、サイディーンさんは言います。

 ジェンはサイディーンさんが住んでいる地域を対象に、国内避難民の方々への支援活動を実施しています。ジェンの現地スタッフは彼の家を訪れ、彼と甥っ子を支援の対象者として登録し、山羊を配布しました。2人は、ジェンが提供する山羊管理について学ぶセッションにも出席して勉強をしました。

「山羊を受け取り、世話をしながらミルクも手入れることができ、生活に希望が持てるようになりました。管理方法についても詳しくなれたので、これからはこの山羊をつかって収入を得ることができるようになりたいと思います」とサイディーンさんは話しました。



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10月 10, 2013 国内避難民支援 |