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2013年8月 1日 (木)

水管理委員会設立で起きた村の変化

 ジェンは現在連邦直轄部族地域(FATA)のクラム管区において、紛争後に避難先から帰ってきた人々が暮らす地域を対象に、給水施設の整備と衛生促進の支援を実施しています。

 給水施設を整備する地域では、施設整備の完了後も村人たち自身で適切に維持管理を継続していけるよう、その責任を担う「水管理委員会」を設立します。

 今回、対象地域の一つであるスタロ・パカ村において、委員会設立の影響に関するインタビューを行いました。答えてくれたのは、村人のモハマド・ジャマルさん、マザ・カーンさん、ムハマドさんの3名です。

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 彼らの話によると、委員会設立前は、村では多くの仲たがいや取っ組み合いの喧嘩があり、村人たちが抱えている内外の問題について一か所に集まって話し合うことができなかったのだそうです。小さなことで長い間争いあい、亡くなる人さえいたとのことでした。

 モハマド・ジャマルさんは、ジェンのサポートにより、村人たちは皆で集まって問題やその解決方法について話し合う姿勢を持ち始めたといいます。これにより水管理委員会を立ち上げることができ、村にとって最も重大な課題となっていた安全な飲み水について、話し合うことができるようになったそうです。

 マザ・カーンさんによると、この委員会の設立を受け、村の長老とジェンとの間で、今回の給水施設整備と衛生教育支援に関し、協力していくことを約束する覚書を交わすことができたそうです。これは、現在、将来、そして恒久的に村の問題を解決していくためのとても前向きなステップである、と話してくれました。

 ムハマドさんもまた、委員会を作る前は村人同士で集まって問題を話し合うことができなかったけれど、今では村の繁栄、特に安全な水の確保のために協力し合っていると話してくれました。彼自身も、給水施設工事の労働者として参加を申し出ているそうです。

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 彼らは皆、これからもこの活動を継続し、委員会のメンバーをサポートしていくことを約束しています。

 クラム管区事務所 シニア・フィールドオフィサー 
 ラティフ・ウラー・ジャン・バンガシュ 




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8月 1, 2013 国内避難民支援 |