デラ・イスマイル・カーン事務所の新人研修
先日、9名の新人スタッフが、デラ・イスマイル・カーン事務所に加わり、オリエンテーション兼新人研修を行いました。
フィールドオフィサー2名、フィールドアシスタント2名、家畜アシスタント2名、会計アシスタント1名、倉庫アシスタント1名に物資配布員1名です。これらの職員は今後、特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォームの助成を受け実施中の国内避難民生計復帰支援事業の業務を担当します。
研修には、ほかにプロジェクトマネージャー、プロジェクトオフィサー、家畜専門家、検疫オフィサー、研修オフィサーと総務ロジスティクスオフィサーが参加しました。
この新人研修の目的は、これまで継続してきたプログラムやプロジェクトをジェンのミッションやビジョンに照らして新人スタッフに理解してもらい、プロジェクト管理やコミュニティを動かすための基礎知識を身につけてもらうことです。
新人スタッフは、現在実施中の事業と関連付けながら、事業全体のプロセスについて学びました。研修で教えられた主なトピックは、ニーズ調査、支援対象者・畜産指導員・年長者の登録、山羊管理研修、検疫期間、生活回復委員会の組織形成、支援物資の配布、ミルクフェスティバル、モニタリング、地区当局との調整、対象地域でのセキュリティ対策、そして最も重要なコミュニティを動かすスキルについてです。
研修方法は、さまざまな手法を採用して興味をかきたて、活発な対話が生まれるようなものにしています。研修は、それぞれのトピックについて、ロールプレイやケース・スタディ、現場からのストーリーの紹介、グループ作業、ブレインストーミングや講義を交えながら進められました。
新人スタッフは今後の過密な事業スケジュールに感作されつつ、限られた時間の中でしっかりと内容を習得できるよう、徹底したチームワークで研修に臨みました。
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