« マスード族避難民の二重の苦難 | トップページ | 連邦直轄部族地域(FATA)での支援、本格化 »

2013年1月31日 (木)

国内避難民に学ぶ、冬の山羊の育て方

 ジェンが活動するデラ・イスマイル・カーン県は平地であるため、冬が来ると寒さと霧が人々の生活に影響をもたらします。

 この地域の冬は短いのですが、寒さは厳しく、霧が出ると更に冷え込みます。他の季節に比べ、冬の間の山羊の飼育はきちんとした小屋の用意など、少し工夫が必要になります。日中の気温は問題無いのですが、夜間や霧がかかっている時は山羊が小屋の中で地面に排尿をするため、湿気がこもってしまうのです。どの動物にも言えることですが、山羊は特に湿気を嫌います。また、湿気は雑菌の増殖を促し、感染症の発症の危険を高めます。
 
 
 
 
 

 ジェンが支援しているデラ・イスマイル・カーンの国内避難民の人びとは、もともと寒い地方の出身であるため、冬の間の山羊の育て方をよく知っていました。ジェンの現地スタッフが行っている山羊配布後の世帯訪問では、国内避難民の人たちの経済的で興味深い山羊飼育方法を見せてもらうことができました。

130131_jen_veterinary_assistant_is_

 以下は、実際に避難民の人たちが冬の間工夫していることの一例です。
・山羊を寒さや冷たい雨風から守れるような部屋/小屋を作って、一日一回は掃除をする
130131_a_temporary_shelter_made_of_

・冷え込みの強い夜には、麦わらでつくった厚みのある柔らかいベッドを部屋/小屋の中に作ってやる

・保温のため、山羊 (特に仔山羊)に、ウール等のショールや、古着のセーターなどを着せる
130131_a_goat_and_baby_goat_both_ar

13131_a_goat_is_covered_with_a_thic

・特に寒い日は、できるだけ山羊を屋内にいれてあげたり、たき火で小屋を温めるなどして、温かさを保てるようにする

・冬の間は、貯めてある水の方が冷たいため、新鮮な水を山羊に与えるようにする

・日中はできる限り山羊を放牧して、十分に栄養を取らせるようにする
130131_jen_veterinary_assistant_i_2

 山羊は避難民にとってとても大切な財産です。皆きちんとケアをして、冬を乗り切ろうとしています。

☆☆☆☆☆ 参加者大募集中! ☆☆☆☆☆

2/18、2/20 ニュージーランドワインのチャリティ試飲会を開催いたします!

東京会場
■日時:2013年2月18日(月)18:30 – 20:30(18:00開場)
■場所:ザ・リッツ・カールトンホテル東京 2階 グランドボールルーム

大阪会場
■日時:2013年2月20日(水)18:30 – 20:30(18:00開場)
■場所:ホテルモントレ大阪

お問い合わせ、お申込みは、こちら


☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆

1月 31, 2013 国内避難民支援生計回復事業 |