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2012年7月26日 (木)

デラ・イスマイル・カーン第二位の果物、マンゴー

 マンゴーはパキスタンで最も有名な果物の一つです。
 ジェンが活動しているデラ・イスマイル・カーンでも第二位の生産高を誇る果物です。デラ・イスマイル・カーンには1500ものマンゴー果樹園があります。現地農民の大きな収入源の一つになっており、収穫時期には労働者たちにとっても稼ぎ時です。

 マンゴーはインド亜大陸、ミャンマーやアンダマン諸島が原産で、仏教僧が五世紀にマンゴーの苗木と種をマラヤや東アジアに持ち帰りました。そこからアフリカ、ブラジル、東インド諸島、バルバドスやジャマイカへ広まりました。

 他の熱帯性気候の国々と違って、パキスタンではマンゴーは夏にしか収穫できません。
 様々な種類のマンゴーがデラ・イスマイル・カーンでは栽培されていますが、マンゴーの品種は英語では発音が難しいです。例えば、Anwar Rathor、Langrra、Cheeta Choonsa、 Fajiri、Doosiri、Samar Bahisht、Shan-e-khuda,Sindhri,12 number Rathor、 Golden、Maida や他にも現地の品種があります。

【さまざまな種類のマンゴーを売る行商人】
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 マンゴーが育って熟すまでには約3か月かかりますが、種類によっては3~4か月かかるものもあります。果実はまだ青く硬い状態で木から摘まれますが、伝統的には熟し切っていない状態のマンゴーが木から落ちた時が収穫の時期だと言われています。

【市場で売る準備ができた摘みたてマンゴー】
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 マンゴーは写真にもある通り、果実へのダメージが最小限になるよう現地で作られた網を使って単純な方法で収穫されます。

【マンゴーを収穫するためのネット】
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 1本の木からマンゴーを摘むには2人必要です。果樹園は通常現地の業者に1シーズン単位で売られ、業者が6エーカー(約24,282平米)の果樹園に対して8人の労働者を雇います。

 私は様々な国でマンゴーを食べてきましたが(インドネシア、タイ、ハイチ、ドミニカ共和国など)、一番おいしいマンゴーはパキスタン産だと思います。他の生産国と比べても一番安く、旬の時期は1キロのマンゴーが80ルピー(約60円)で買えます。

7月 26, 2012 文化、生活、習慣 |