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2012年2月 2日 (木)

リアズさんの心の傷

自然災害でも人災でも、その影響は被災者の生活に長期間残り続けるものです。

 リアズ・ウッディーンさんの心の傷はその1例です。

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 南ワジリスタンのリアズさんが暮らしていた地域で、武装勢力と政府軍の戦闘が起こりました。
 戦闘機や武装ヘリコプター、マシンガン、迫撃砲などによる戦いが激化し、リアズさんの家族を含め、周辺の住民は避難を余儀なくされました。

 リアズさんの家は破壊され、爆撃によってたくさんの人々が亡くなりました。
 近所の人や大切な人を失ったこと、故郷から強制的に避難させられたこと、家を破壊されたこと、財産を失ったことなどがリアズさんのこころへ直接の打撃となり、彼は精神的な健康を失ってしまいました。

 リアズさんの父親は全財産を使って彼をペシャワールの精神病院へ数週間入院させましたが、何の効果も得られなかったと言います。

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 現在、リアズさんはデラ・イスマイル・カーンで両親と7人の兄妹とともに、UNHCRから配布されたテントを使用し、貧しい生活環境のもとで暮らしています。

 父親と兄は日雇労働で働いていますが、家族の生活やリアズさんの高額な治療費を賄うにはとても足りません。

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 ジェンの現場チームによる支援対象者登録の際、リアズさんは自身でインタビューに答えることができなかったため、 ジェンはリアズさんの父親から話を聞きました。

 リアズさんは頻繁に意識障害を起こす為、精神安定剤を処方してもらっているそうです。

 リアズさんのように、紛争を原因とする精神障害や喪失感に苦しんでいる人たちが、この地域にはまだまだたくさんいます。

 少しでも多く、心に傷を負った人たちへ支援を届けられるよう、ジェンは活動を続けて行きます。

2月 2, 2012 国内避難民支援 |