« 2011年12月 | トップページ | 2012年2月 »

2012年1月19日 (木)

スタッフ自己紹介:ミアン・ハマド・アシフ

スタッフ自己紹介:ミアン・ハマド・アシフ

 私はミアン・ハマド・アシフといいます。29歳です。

 私はハイバル・パフトゥンハー州のノウシェラ郡ワライ村という小さな村の出身です。1年以上前から、JENパキスタンのプロジェクト・アシスタントとして働いています。

120119_jen_in_uc_begwani_shumali_di

 私は2005年にペシャワール大学大学院にて国際関係学修士課程を修了しました。在学中には多くのワークショップや地方会議、国際会議を企画し、参加してきました。

 修士号取得後は、事業開発スキルやコミュニケーション・プレゼンテーションスキルのコース、交渉力向上コースなど、企業による専門コースを受講し、その後すぐに開発分野で働き始めました。

 最初の3年間は国内、国際NGOで働き、2005年に起きたカシミール地震被災地、ハイバル・パフトゥンハー州マンセラで

①コミュニティの生計復活プログラム
②生計のためのビジネススキル開発研修
③生計改善・事業開発プロジェクト

に従事しました。

 これらの仕事を通して、異なる背景を持つコミュニティの人々と交流しながら、コミュニティとの上手な関わり方や多言語・多文化・多宗教の環境で働く柔軟性、ジェンダーへの配慮、そしてタイムマネジメントなどを学びました。

 上記のプロジェクトを終え、故郷に戻った2010年7月、パキスタンは新たな大災害に見舞われました。国内各地で甚大な被害をもたらした記録的な大洪水が発生したのです。

120119_village_zangal_korona_dist_c

私は、洪水発生直後2ヵ月間は被災した自分の故郷でボランティア活動に従事しました。その後、自分のスキルをもっと活用できる場所を探し、2010年9月にJENの一員となったのです。

120119_meeting_with_village_elder_2 

洪水被災地でのニーズ調査とチャルサダ県での被災者支援が、JENで最初に担当したプロジェクトでした。

120119_tokens_are_being_checked_a_2

私がJENに関して好きな所は以下のとおりです。

1)マネージャーがフィールドスタッフの新しい考えを受け入れ、尊重する

2)スタッフの能力を強化するだけでなく、プロジェクトの目的達成を導くような指導を時として行ってくれる

3)フレンドリーで学びやすい環境を提供することで、忙しいスケジュールの中でもスタッフを励まし、サポートしてくれる

4)より少ない資源で、より大きな成果を産むことができるよう、常に心がけている

5)本部事務所でも現地事務所でも、全てのスタッフがオーナーシップの感覚を持って働いている

1月 19, 2012 事務所・スタッフ国内避難民支援 |

2012年1月 5日 (木)

デラ・イスマイル・カーンのれんが工場

 デラ・イスマイル・カーンを含め、パキスタンの都市部の家は、ほとんどがれんがで造られています。
 パキスタンで道や建物に使用するれんがは、泥と砂で作るのが一般的です。というのも、泥と砂のれんがはコストが比較的低く、頑丈だからです。

 れんがはパシュトゥン語で「バタイ」と呼ばれる工場でつくられます。デラ・イスマイル・カーンにも約80カ所のバタイがあり、約6000人の労働者がそれらの工場で働いていると言われています。
120105_1

 今回は、そのバタイを経営している男性から聞いたお話を紹介します。

 バタイには、オーナーが直接労働者を監督して経営しているところと、オーナーと年間契約を結んだ請負業者が経営しているところがあります。

 デラ・イスマイル・カーンに住むバーズ・ムハマドさんは、バタイのオーナーと年間契約を結び、請負業者として経営をしているうちの一人です。ムハマドさんのバタイでは80人の労働者が働いているそうです。

 丈夫なれんがを作るには、固めの泥を使用するのがポイントです。

 バタイでは、まずトラックで仕入れてきた泥を24時間水につけ、
120105_2_2

 収縮を防ぐために砂と混ぜて、れんがの型となる専用の木枠に流し込み、
120105_3_2

7日間天日干しにします。
120105_4_2

 乾いたれんがは、さらに強度を高めるため、加熱装置の中で21日間焼かれます。

120105_6_3

120105_5_2

 1回のサイクルで作られるれんがの数は約350,000個に上るそうです。
120105_7_2

 こうして出来上ったれんがはトラックに積まれ、消費者のもとに届けられるのです。
120105_8_2

   

1月 5, 2012 文化、生活、習慣 |