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2010年10月 6日 (水)

イサヌーラさんと障がいを持つ娘

1006ihsanullah_2_2  イサヌーラさんはチャルサダ県ウトマンザイ地区のアラート・コロナに住んでいました。
大洪水が彼の村を襲った夜、イサヌーラさんと妻と3人の子ども(娘1人と息子2人)は、家の中で身動きがとれなくなっていました。しかし、水かさは次第に増し始め、そこでイサヌーラさんは、子どもの頃から障がいをもっている娘、タヒーラ・ナズさんを肩にかつぎ、暗く泥だらけの水の中を、家族と共に安全な場所へ避難し始めました。少しして、洪水のものすごいスピードとパワーに圧倒され、彼らは見知らぬ人の家に避難しました。しかし水かさはさらに増し続け、彼は家族を屋根の上に避難させました。暗闇の中で、彼が家から持ってきたものは、懐中電灯だけでした。
 
 屋根の上に、家族は立ちつくしていました。洪水で建物が崩れ落ちなかったことは奇跡的なことでした。家族は翌日の晩までずっと屋根の上で過ごしました。やっと、地元漁師の船に乗った地元の人びとに救出されたのです。

 現在、彼らは、食糧やその他の物資支援を受けています。イサヌーラさんは、家族を支えるために働き、洪水による爪あとを回復したい、と熱く語りました。

10月 6, 2010 北西部大洪水 被災者緊急支援 |