« 生活に役立つ支援 | トップページ | 家の中でも防災教育 »

2008年3月 6日 (木)

カシミール流冬休み

080306_mofa  雪が積もる間、標高の高いところにある学校では3ヶ月ほどの長い冬休みがあります。JENの学校建設現場も1月から雪に覆われていましたが、やっと雪解けが始まりました。

 ある日、冬休み中の生徒の家をのぞいてみると、女の子たちが集まっていました。「学校がお休みの間、いつも何をしているの?」と聞いたところ、口をそろえて「もちろん宿題」と答えます。しかし手元にはノートとペンではなく、小石が転がっています。そこで、「先生には内緒だから本当は何をして過ごすの?」と聞いてみると、「かくれんぼとお手玉」という答えが返ってきました。

080306_mofa_2  カシミールの子どもたちは小石を使ってお手玉をします。大自然と一緒に生きる子どもたちならではの遊びだと感心するのと同時に、子どもたちの楽しみは日本もパキスタンも一緒なのだと思いました。

参考情報:バーグ県ハベリ郡にある学校の冬休み期間は12月15日~3月1日

(左上写真:雪に埋もれる建設現場、右下写真:小石でお手玉)

3月 6, 2008 文化、生活、習慣 |