« 2006年10月 | トップページ | 2006年12月 »

2006年11月16日 (木)

ジン

 現地スタッフによれば、事業地のルーヤンカルサン校で、地震・防災教育を一緒に行っている地元の女性から「来週家にジンが来るからJENスタッフも一緒にみにこないか」と誘われたことがあった。ジンというのは、コーランにも登場する、人間には見ることのできない、人の形をした生き物でいわば「いたこ」のような存在らしい。

 ジンの存在は、広くパキスタンで信じられており、スタッフの中には叔母を、ジンに体をのっとられて殺された、と本気で信じている者もいる。悪いジンは人間の体を乗っ取って、気を狂わせ、自殺に追い込ませることがあるという。ただし良いジンは、失し物の場所を教えてくれたり、危機を知らせてくれるそうだ。

 バーグでは、夜、山の斜面にたいまつの行列ができることがあり、それはジンの行列だと信じられている。この深い緑に覆われた土地では、このような人智の及ばない精霊のようなものがいてもおかしくない気がした。Bagh060825un_hub_office

アサヒコム「国際支援の現場から」 好評連載中!

     郵便振替以外の募金方法
郵振振替⇒こちら                                           銀行、ジャパンネットバンクからのご寄付は⇒こちら 
クレジットカードでのご寄付は⇒こちら

11月 16, 2006 事務所・スタッフ文化、生活、習慣 |