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2006年2月16日 (木)

山を動かす村人たちの熱意

1  JENが教育支援を実施している山間部の村々では、平地の割合が低く教室用大型テント(5×8メートル)を設営することが困難なことがあります。そんな時は、農家の方から棚田を借り受けたり、校舎から少し離れた土地に設置しています。ある時設営日になって突然、設置予定地が使えなくなりました。2

 他に良い場所がすぐには思い当たらないので、仕方なく設営を延期かなと村人たちに伝えたところ、『大型テントが設置できるように、この斜面をならしたらどうでしょう』との意見が村人から提案されました。急な斜面なため平らな土地にするには、1日ではとうていできそうにないので、他の土地を探した方が良いのではと伝えたところ、『今日1日で大丈夫だから』と言い、早速25人ほどの村人たちがスコップやハンマーなどを皆で持ち寄って作業を始めました。

 山肌に突き出る大岩をハンマーで砕き、砕いた岩石を3人ほどで転がして運び石垣を作り、その石垣の内側を土砂で埋め立てていきます。早朝から5時間ほどで、険しい斜面が平地へと生まれ変わりました。

 その後、疲れているはずの村の人たちは、テント設置の手伝いも熱心に行い、その日無事に配布を完了することができました。
 村人たちの教育に対する熱意が、文字通り山をも動かしたのです。

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2月 16, 2006 教育支援 |

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