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2006年1月 5日 (木)

“神の思し召しのままに” テント調達法

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  “インシュアラー”。イスラム圏ではよく耳にする言葉で、ここパキスタンでも支援物資の業者との交渉中によく登場します。日本語に訳すとしたら、“神の思し召しのままに”といったところでしょうか。使用例はこのような感じです。(JENスタッフ) “では明日までに○○を お願いしますね”( 業者)“インシュアラー(神の思し召しがあれば明日までにやります)”。“本当にちゃんとやってくれるのかしら・・・”と一抹の不安。

YesなのかNoなのかいまいち釈然としないこの返事、日本の文化とは違いますし、はたまた欧米の文化とは対極にある感じさえします。このように異文化間コミュニケーションの難しさ・面白さを実感しながら、物資の調達は行われています。

     写真は学校用テントのサンプルを見て交渉する業者とJENスタッフ

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1月 5, 2006 パキスタン地震 緊急支援 |

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