2005年11月10日 (木)

収穫祭と宝探し

P1000053   JENのメンバーを含め計12名が参加した、今年最後の新潟復興支援ボランティアが11月3~5日に実施されました。今回は、2つの地域(池谷・入山)の「宝探し」と「収穫祭」も実施されました。そのため、50名以上が集まり、普段は5世帯が住むこの大自然の中の村が活気に満ち溢れていました。P1000083

 地元の人の話を聞きながら山道を歩く途中で、参加者たちは、棚田の絶景やブナ林の美しさ、住民の元気の元でもある岩清水など、たくさんの宝を見つけました。
 今回のボランティア活動は、チェーンソーなどの道具で山道を「作る」作業を行い、トマトが栽培されていたビニールハウスの撤去をお手伝いしました。また、最終日は全員で分校の清掃と冬ごもりの支度をし、積雪が4メートルにもなる十日町市池谷の厳しい冬に備えました。

P1000186  地震にもへこたれず元気で温かい池谷の人々と過ごしたこの4日間、参加者全員の「楽しかった」という声とともに今年の新潟農作業ボランティアを終えることができました。

 9回で計108名のボランティアの方々が全国からご参加くださいました。

 農作業ボランティアに参加して下さった皆さま、新潟の皆さま、ありがとうございます。

 JENは新潟震災地域復興のための活動を引き続き行います。今後のボランティア活動が決まりましたら、HPでご紹介いたします。

11月 10, 2005 農作業ボランティア2005 | | コメント (0)

2005年10月27日 (木)

池谷の宝物 ブナ林

1  皆さんは、ブナ林って見たことがありますか?
ブナはまっすぐに上に伸び、枝を張って日光を遮るため、下草がみんな枯れてしまうのだそうです。実際のブナ林では、とてもそんな風には見えない可憐な葉っぱがひらひらと頭の上の高い所でそよ風に吹かれています。ただ、確かに枯れた下草が土になる前の地面が、じゅうたんの様にふかふかです。そこにいるだけで清々しくなる、気持ちのいいブナ林は、池谷の宝物の一つ。

2  10月8~10日のボランティアでは、10名のボランティアがぜんまいの植え付け、稲刈りのお手伝いだけでなく、ブナ林までの道を整備する作業も行いました。

 ブナ林を見てみたい人は、ぜひ11月3~6日、池谷にいらして下さい。ブナ林だけでない池谷の宝物をみんなで探します。そして、ボランティアのお蔭で通りやすくなった山道を通ってブナ林に行って、深呼吸をして下さい。肺だけでなく、細胞の一つ一つが元気になりますよ!

10月 27, 2005 農作業ボランティア2005 | | コメント (0)

2005年10月17日 (月)

池谷便り~あっという間の半年~

1  現地調整員・今村から池谷便りが届きました。  

 ここ池谷分校は昨夜からの雨、一旦降り始めると「大雨注意報」、山間地の気候は大変激しく、驚かされことも多いものです。
 ただし、昨晩の雨は比較的におとなしい部類でした。

 すでに今年のボランティア活動も8回を数え、参加者は86名(延べ日数271日)の多くの方々が参加、これ以外にスケジュール以外飛び入り参加の方もおられました。

 4月29日のゴールデンウィークには残雪も多く残り、作業内容も当初は民宿をお借りしての雪かきそして分校の片付けが主体。

 そして2人だけの参加の5月初めは、分校を宿舎とし、シャワーだけは依然として民宿を借りる状態でした。

 6月の第3回には一応宿舎の設備も整い、やっと地域支援が活動の主体となりました。

 7、8月、暑さの日々の草なぎ活動・トマトの収穫、秋には芋堀り・稲刈りと文字通り収穫の秋となりました。

22  今や、落ち葉が舞いだし山々も薄っすらと色づき始め、朝晩はストーブが恋しくなる季節到来です。

 この11月3日~6日が今年最後の池谷でのボランティア。3日には午後から「池谷・入山宝探し」でこの集落の宝を発掘し地域おこしを、地元、そしてボランティアの皆で考えていきます。3日18時から収穫祭など、楽しいイベントが計画されています。6日の最終日には、雪囲いを設置してのふゆごもり支度で今年の活動が終る予定です。

 4月23日に池谷集落に入り、半年があっという間に過ぎ去りました。

★10~11月新潟農作業ボランティア募集中!★

10月 17, 2005 農作業ボランティア2005 | | コメント (0)

2005年10月 3日 (月)

池谷分校の看板

n11  9月23~25日に秋バージョン第2弾が実施され、計9名のボランティアの参加となりました。

 農道、畑の草刈り作業。林道の整備。そして、トマト、芋、シソを収穫しました。稲刈り、稲架掛け(ハザカケ=刈取り束ねた稲束を架台に掛ける)し、稲を天日干しにする作業も行いました。ボランティア実施期間中、雨天となり、どの作業も小雨の中行われました。3

 ボランティアの宿泊所である池谷分校に看板が取り付けられました。この看板は、農作業ボランティアの参加メンバーの方がデザイン、制作をして下さいました。素敵な看板ありがとうございました。

★10~11月新潟農作業ボランティア募集中!★

10月 3, 2005 農作業ボランティア2005十日町市地域おこし実行委員会 | | コメント (0)

2005年9月29日 (木)

農作業ボランティア 秋バージョン

1 9月17~19日まで行われた第回農作業ボランティアには、名のボランティアが集まり、地元の農家の人たちと一緒に作業を行ないました。作業は男女に分かれ、男性は、地震で倒れて道を塞いでいた木をチェーンソーで切って片づけをし、女性は、畑で芋ほりや草取り、トマトの出荷に向けてのヘタ取り、袋詰めなどの作業をしました。どれも機械ではできない作業なため、人手不足のこの地域の人々は、「きれいになって助かるよ」と喜んでくれました。

山の上から見ると、多くの箇所で地すべりが起き、茶色の山肌がむき出しになっています。また、溝のように大きな地割れが山のいたるところで見られます。地元の方との話や、最近も起きる余震に脅かされる日々に、まだ新潟にとって地震は終わっていないのだということを感じました。2

 池谷は世帯のみの小さな集落で、地域のみんなが助け合って生活しています。作業中、お茶を飲みながらの休憩中、交流会と池谷の地元の人たちといろいろな話しをしました。こんなに人って温かくて野菜っておいしかったということを改めて感じました。泊3日の短い間でしたが、そんな池谷の人々の仲間入りをすることができました。

   ★9~11月新潟農作業ボランティア募集中!★

9月 29, 2005 農作業ボランティア2005 | | コメント (0)

2005年9月15日 (木)

池谷便り~貯水槽のふた~

2  現地調整員・今村から池谷便りが届きました。

 

 9月10日、晴天の中朝から赤とんぼが駆け巡っている。暑い一日を予感させる。

 池谷分校に貯水槽のふたが届いた。そのふたは重厚そのもの。 貯水槽のビニールの覆いを取ったら、何と水槽一杯にアオミドロが蔓延し、緑一色。ビニールのカバーが太陽光線を通し、猛烈な繁殖をもたらしたらしい。あちこちの蛇口を全開にして貯水槽の水を汲み上げ、水槽の洗浄をする。貯水槽の中は恐らく10℃未満、裸足で作業をしていると震えそうな環境。水槽から顔を出すとメガネが瞬間に曇る。水槽を二度洗いし、夕刻にやっと重厚なふたを貯水槽に仮設置。どうにか今夜、シャワーも使える見通しがたった。

 その後雷雨も本降りとなり、シャワールームは雨漏りが激しく、窓辺にバケツを3個も並べ、トンテンカン、トンテンカン・・・何とも騒々しい。

 天気予報によれば、今夜の天気は十日市地方は大雨洪水注意報の由。この地の天候は変化が激しく、一旦降るとなると降り方は尋常ではない。

 全ての窓を締め切り、雨音を聞きながら・・・お休みなさい。

     ★9~11月新潟農作業ボランティア募集中!★

9月 15, 2005 農作業ボランティア2005 | | コメント (0)

2005年8月 8日 (月)

雷と停電

050817_01  8月5日から7日に全国から15名が参加し、第5回目の農作業ボランティアが実施されました。

 初日から快晴が続き、毎日暑い中での作業でしたが、土曜日の夜は天候が急変。その夜は交流会が予定されていたので、食事当番を中心に皆でがんばって作ったおにぎりやけんちん汁ができあがったちょうどその頃、突然の激しい雨と雷に見舞われ、ボランティアの宿泊所である池谷分校も一時停電してしまいました。

 その後、幸いにして雷雨はだんだんと弱まり、電気も回復。雨が小降りになったところを見計らって、地元の皆さんも分校に集まってくださりました。地元の方が「草刈りをしてもらったおかげで、きれいになった田んぼでお盆が迎えられる」と言われるのを聞いて、微力ながら役に立つことができた、と実感されたボランティアも多かったのではないでしょうか。 

 そして農業に楽な作業はひとつもない、という言葉も身にしみて理解できました。普段の生活で当然のように口にしているお米や野菜も、こうやって大変な作業を重ねて私たちの手に届いているんですね。

    ★9~11月新潟農作業ボランティア募集中!★

8月 8, 2005 農作業ボランティア2005 | | コメント (0)

2005年7月20日 (水)

草刈りと土砂崩れの関係

720  「草刈り」と「土砂崩れ」には深い関係があります。除草作業は農作業に必要ですが、過疎化で人手不足の地域では除草剤を使わざるを得ません。除草剤は土の中でしっかりと張った根まで殺してしまい、その結果、土壌が崩れやすくなってしまいます。 

 昨年の中越地震での土砂崩れ、冬の大雪、先日の大雨でさらに土砂が崩れてしまいました。この夏に台風が直撃した場合、さらなる土砂崩れが懸念されます。今からでも除草剤を使わず、草刈りをすることで更なる土砂崩れを少しでも防ぐことができます。 

 7月15日から18日に実施された第4回目の農作業ボランティアでは、10名のボランティアが地元の方の指導を受けながら、JEN農作業ボランティアは草刈り機を使って作業。汗を流した後は、池谷分校に設置されたシャワーで汗を流し、夜は恒例の地元の方々との楽しい交流会で語らいました。

7月 20, 2005 農作業ボランティア2005 | | コメント (0)

2005年6月23日 (木)

草木染め工房の誕生日

623   6月10から12日に、第3回目の農作業ボランティアが実施され全国から3名が参加しました。
 廃校だった池谷分校の修復・片付は、地元の方々のご協力のもとボランティア参加者らによって順調に進んでいます。台所、シャワー、バイオトイレが設置され、居心地の良い宿泊施設に変身しました。
 

 ご近所の草木染工房で、震災で抜け落ちた床の修復後の片付けと掃除をしました。工房の持ち主は、きれいになった工房を見て、「工房の誕生日のようだ!」と大変喜んで下さいました。
ボランティア作業後の交流会にはたくさんの地元の方々が来て下さり、座る場所を探すのに困るほどのにぎやかさでした。

6月 23, 2005 農作業ボランティア2005 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年6月 2日 (木)

ビニールハウス設置のお手伝い

62  5月20~22日に第2回農作業ボランティアが実施されました。宿舎となる池谷分校の片付けはほぼ終わり、水がまだ不十分なので生活するにはまだ厳しい状況ですが、なんとか宿泊できるようになりました。

 ボランティア参加者は2名でしたが、「カルビタ」というカルシウムとビタミンがたっぷり入ったトマト栽培のビニールハウスの設置などを中心に、農作業のお手伝いを行いました。農作業といっても土いじりだけではありません。今後もさまざまな活動を実施して行く予定です。

 ★ボランティア参加者の声★ 
自然とふれあう機会をもつことができて満足しています。とても楽しかったです。都会に住んでいると見えない人の関わりが見えて、とても貴重な体験だったと思います。ぜひまた来てみたいと思います。

6月 2, 2005 農作業ボランティア2005十日町市地域おこし実行委員会 | | コメント (0)

2005年5月12日 (木)

農作業ボランティア開始!

512  震災直後、除雪に続く新潟震災復興支援第三弾として、ゴールデンウイークから、十日町市池谷で農作業ボランティアを開始しました。第1回目(4月29日~5月8日)は、南は福岡から北は岩手まで計19名の老若男女の参加となりました。

  今後のボランティアの拠点となる飛渡第一小学校池谷分校の片付け・改修と震災で壊れた農道の修復を、地元の方々と協力しながら行いました。夜は除雪ボランティアの時と同様、おいしいお酒で地元の方々との楽しい交流会が開かれました。

 ★ボランティア参加者の声★ 
 4月29日から2泊3日でボランティアに参加させていただきました。地震発生から半年近く経過しているということもあり、私が訪れた十日町市は一見すると地震発生前と変わらない生活を送っているように見えましたが、現地の方々のお話を聞くと地震のため過疎化が進行したとか、家屋の倒壊は免れても、内部の損傷は激しいというお話を聞き被害の大きさを実感しました。私たちのようないわば外部の人間が定期的に訪れ、新潟の十日町の方々と交流をはかり、最近あまりメディア等で取り上げられなくなった、現地の様子を広く伝えていくこそが最も求められる災害支援なのではないかという感想を私は持ちました。                       
相田安彦(大学生)

5月 12, 2005 農作業ボランティア2005 | | コメント (0)