2010年12月 2日 (木)

最後の「村おこしボランティア」、そして自立式

1202niigataimg_1606  11月19日から21日にかけて、第5回村おこしボランティアが行われました。今回は、改修した分校の土壁塗り、雪囲い、備品の整理を行いました。

 土壁に使う土は、9月に行われた第3回村おこしボランティアでボランティアの皆さんにこねてもらったものを使いました。左官職人さんに見本を見せてもらいながらの作業。左官職人さんはコテで土をひょいっと持ち上げているのですが、実際に自分でやってみると、とても持ち上がりません。土ってこんなに重いんだ、と思いました。

 雪囲いをするというのも私にとってもボランティアの皆さんにとっても初めての経験で、雪国ではこういう風に冬に備えるのだ、と学ぶことができました。そして、交流会では池谷集落の皆さんとボランティアの皆さんがじっくりと語り合うことができました。

1202niigataimg_1641  実は今回で、JENが支援として行う村おこしボランティアは最終回でした。池谷・入山集落はJENの支援から卒業し、これからは十日町市地域おこし実行委員会がボランティアの募集・受け入れを担っていきます。

 

 11月26日には「池谷・入山の自立式」と題し、十日町市長もお招きしての式典を開催しました。会場は、今までに池谷・入山に関わって下さった皆さまのあたたかい想いがいっぱいに溢れていました。

1202niigataimg_9127  さて、今後は新しいステージを迎えます。震災当初にはこんなに元気な集落になっているとは想像もできなかったように、さらに5年後、10年後には今からは想像もできなかったくらい、みんなの夢をのせて、発展して行くことでしょう。

12月 2, 2010 震災緊急支援企業・市民の皆さまからのご支援十日町市地域おこし実行委員会風土・人 |

2007年10月16日 (火)

第二十回「おはなし隊」最終回

Img_2464    最終回の今回は、最後の障子張りと交流会の準備と本番を行いました。

 最後の最後まで天気は我々に味方してくれて、とてもすがすがしい秋晴れの日々となりました。

 8月3日からはじまった「おはなし隊」。様々なことがありながらも、少しづつ別山の人々に理解してもらい、最後には本当にお互いによい関係でボランティア活動を終えることができました。

 交流会の準備をはじめ、別山の人と打ち合わせをしていた頃、「全員で60名も集まればいいのでは?」という話でした。しかし、ふたをあけてみてびっくりしました。なんと120名以上の大盛況、大入り御礼です。用意した食事もなんとかぎりぎり、人数分を確保できました。Img_2407_2

 この交流会も、一方的な支援ではなく、別山の人と十日町の池谷・入山の人、そしておはなし隊ボランティアが一緒になってやりましょうというコンセプトです。

 交流会当日の朝、食事の準備では、この三者が入り乱れ、わいわいがやがや。交流会の余興も、別山の人が神楽舞やお囃子を歌い、十日町の人は踊りやお囃子を、おはなし隊ボランティアは歌や一芸披露を、かたくりの里の方はバイオリンを演奏したりと、全員が主人公になった本当にいい交流ができたのではないかと思いました。

 また、3年前に中越震災で被災した十日町池谷・入山の人から別山の人へ、エールが送られました。そして、11月3日に開かれる池谷・入山の収穫祭へのお誘いがありました。

 「おはなし隊」の活動は、これで終了しますが、今後も引き続き、池谷・入山のように、別山をなんらかの形で見守り続けたいと思っています。支援者の皆様も、長い目で今回の新潟中越沖地震の被災地を見守り続けてください。

 この場をお借りして、様々な形でJEN「おはなし隊」をご支援くださいました皆様に心より感謝いたします。ありがとうございました。P1050268_2

10月 16, 2007 震災緊急支援十日町市地域おこし実行委員会中越沖地震 |

2007年10月11日 (木)

第十九回「おはなし隊」

P1050215  今回は、集落センターの障子張りとお宅での障子張りなどを行いました。今回のメンバーは、障子張りは慣れたもので、お宅の方や町内会長さんもびっくりするほどのハイペースで作業を行いました。

 今回の分を含めると、別山地区でざっと300枚以上の障子を張ったことになります。活動当初は、被災地で障子張りをすることなど想像もしていませんでした。

 家の中が見違えるように綺麗になったり、お宅の方の気持ちが晴れたり、にぎやかに、ワイワイとお話しながら作業ができたり、被災者とボランティアが家族のように仲良くなれたり等など、、、と、「心のケア」に重点をおいた効果的な支援を常に心がけてきました。

 やがて、我々は、「おはなし隊」ならぬ「障子はり隊」になっていました。

 別山のブルーシート撤去にどれほど貢献できたかはわかりませんが、少なくとも障子の張り替えだけは、目に見える活動として別山地区で貢献できたのではないかと思います。

10月 11, 2007 震災緊急支援十日町市地域おこし実行委員会中越沖地震 |

2007年10月 8日 (月)

第十八回「おはなし隊」

P1050207  今回は、障子張り、畳移動、引越しのお手伝いを行いました。

 ジェンのおはなし隊は、おかげさまで別山地区で認知され始めました。実際には、お手伝いしたことのない方にまで、

「いつも別山のためにありがとう」と、言われるほどになりました。

 このように、地元の方から声をかけられると嬉しく思います。また、おりにふれ、別山の人たちが、この地域のことを自分のことのようにいとおしく思っているのがすばらしいと感じることがよくあります。

 今回、お宅のお母さんと一緒に障子張りをしました。それにしても、お母さんの職人技は圧巻でした。横で見ていたわたしたちは、自分たちも上手になったにちがいないと信じて疑わなくなりました。

 翌日、自信満々に別のお宅にお邪魔し、障子張り作業にとりかかったところ、自分たちの実力をまざまざと知ることになりました・・・。それでもなんとか、日が暮れるまでにすべての障子を張ることができました。

 畳の片付け依頼を受けたお宅には、高齢の方が一人で暮らしていました。そのため、おはなし隊の作業だけではなく、一緒にお茶を飲み、おはなしをすることの方が喜んでいただけたようでした。

 震災は、一人暮らしの高齢の方には、相当つらい体験だったようです。やり場のない思いや、相談や愚痴を言う相手もいない上、混乱した頭の中を整理するために、助けてくれる家族が近くにいないというのが現状です。我々おはなし隊が、おはなしできる時間はわずかですが、少しでもお役に立てればと思って活動を続けています。

10月 8, 2007 震災緊急支援十日町市地域おこし実行委員会中越沖地震 |

2007年10月 1日 (月)

第十七回「おはなし隊」

P1050187 ~楽しくをモットーに~ 

今回は、畳の片付け、障子張り、地蔵の修復、池のお掃除を行いました。活動が終盤にさしかかり、ボランティアへのニーズもかなり多く、タスクをこなすために活動時間を延長して行っています。

 今回のおはなし隊では、2つの貴重な体験をさせてもらいました。1つは、地蔵の修復です。地震によって倒れ頭部が落ちてしまったお地蔵様40体以上を、接着剤を使い修復をしました。お地蔵様の修復という経験は未だかつて、そして今後もないかもしれません。P1050190

 もちろん、真剣に作業に取り組むのですが、この貴重な体験を、プレッシャーの中で行うのではなく、わくわく楽しみながらできたことが良かったです。続いて、同じお宅で別の貴重な体験をしました。

 地震により亀裂が入り、池で飼っていた鯉を手放すことになったのです。お地蔵様の後は、鯉をバケツにいれて、別の場所に移送するお手伝いです。池から鯉を出す作業では、手や網をつかって、50匹以上の鯉を移動しました。

 おはなし隊ボランティアの楽しさのひとつに、普段の生活では体験することのない作業を体験できるということがあります。今回は、そんな体験を一度に2度も経験することができたので、おはなし隊の皆さんは大喜びでした。

P1050196  訪問したお宅のために、誠心誠意、一生懸命お手伝いをすることも大事ですが、ボランティアの活動を長く続けるためには、楽しく新しい発見や出会いをすることも大事なことだと思います。あと3回、できるだけ多くのニーズにこたえるとともに、多くの出会いと発見をしたいと思います。

10月 1, 2007 震災緊急支援十日町市地域おこし実行委員会中越沖地震 |

2007年9月28日 (金)

第十六回「おはなし隊」

16925927_003  我々は、奇跡的に天候に恵まれています。おはなし隊の活動日はほとんど晴れです。天候によって活動内容が変更になったことがありません。

 今回も、前日まで雨だったのに、急に晴れて、ばっちり活動できました。私?の日ごろの行いがよいのでしょうか?そんなこともあり、現地での1日目は勢いあまって3件のお宅で作業しました。

 箪笥の移動、地割れ埋め、震災ゴミの選別運搬。活動時間を延長しての作業となりました。箪笥の移動は、時間にしてみれば1時間もかからなかったのですが、非常に喜んでくれて、その日の作業をすべて終了した後に、再度伺ってお茶をのみながらわいわいお話もしました。

 お宅の方には、ボランティアした時間や量ではなく、気持ちが喜ばれたんだなあーと、お茶にお招きいただいたことが、とてもうれしかったです。それと同時に、一人暮らしの高齢者は、やはり「誰かと話がしたいんだなあー」とも思いました。

 翌日は別のお宅で、がれきの運搬や障子張りを行いました。お宅のおかあさんは、気丈にふるまっていましたが、障子を張ってきれいになると、本当にうれしそうに喜んでくれました。やはり気丈にふるまっていても、地震は相当精神的にこたえているようです。16925927_006

 本当に少しですが、おはなしを聴いたり、少しだけきれいにするお手伝いをすることで、被災者の心をやわらげられれば、と思っています。

 残りあと4回できうるかぎりがんばりますので、みなさんもふるってご参加ください。よろしくお願いします。

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9月 28, 2007 震災緊急支援十日町市地域おこし実行委員会中越沖地震 |

2007年9月24日 (月)

第十五回「おはなし隊」

15921923_010  今回は、お宅で片付けや水路・地割れの復旧、障子張りなどを行いました。大人数でわいわい楽しくやることができました。わいわいするだけで家が明るくなり、被災者の方もつられて気持ちが明るくなります。

 作業は大切ですが、おはなしをしたり、冗談を言って笑い合うことは、とても大切です。むしろ、我々が被災者の方を励ませて、心に残してもらえる一番の方法は、おはなしや作業をしながらのフツウの人間同士の交流なのかもしれません。

 ですから、我々は、常に明るく楽しく、そして一生懸命作業をしたいと思っています。時に真剣だったり、疲れたりしてしまうことはありますが。。。 いつもお邪魔するお宅での手厚いおもてなしの心に、我々ボランティアのほうが癒され、励まされます。

 一方的ではなく、お互いにとっていい出会いと時間と空気が共有できれば、最高だと思います。おはなし隊も残すところ、あと5回ですが、できうる限り、みなさんに元気を取り戻していただけるよう活動していきたいと思います。ふるってご参加ください。15921923_006

 さて、最後の20回目の10月14日には、ボランティア活動というよりは、地域の人とお互いに感謝の気持ちや挨拶をするために、交流会を予定しています。大げさにはできませんが、心温まる会になると思います。今まで参加された方、はじめての方、ぜひ、この地域を元気にするためにふるって参加してください。なにか芸を披露してくれる方も大募集いたします。手作りのあたたかい交流会にぜひお越しください。

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9月 24, 2007 震災緊急支援十日町市地域おこし実行委員会中越沖地震 |

2007年9月21日 (金)

第十四回「おはなし隊」

14918920_007  今回は、お宅での壁材片付け、がれき積込み・運搬、家の片付けなどを行いました。

 肉体中心の活動になりましたが、以前にお邪魔して作業させてもらったお宅の人からは「庭のブルーシートがなくなって本当に晴れ晴れした」と、感謝の言葉をいただきました。

 想像では

「ブルーシートがなくなれば人の気持ちは晴れるはず」と思っていても、

実際に言っていただけるとボランティアする側もうれしくなります。14918920_027

 今回一番大変だった仕事は、4トンダンプで3回分の廃材積込み運搬です。9月末までは、個人が罹災証明を持っていけば、無料で捨てられることになっています。いくら若い人でも、夫婦二人だけでは、この積込みはできません。我々も非力ながらも一生懸命やって、なんとか午後だけで3回分の積込みに成功しました。これによって、お宅の車庫からゴミがなくなり、車庫として使えるようになりました。人数が集まれば、たとえ非力でもできるんだ、ということがよく分かりました。

 充実した活動を行うことができました。我々が出来るのは本当に一部分ですが、少しずつ少しずつ復興のお手伝いができれば幸いです。

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9月 21, 2007 震災緊急支援十日町市地域おこし実行委員会中越沖地震 |

2007年9月17日 (月)

第十三回「おはなし隊」

13914916_003  今回は、灰爪集落で管理している場所の草刈や、荒谷のあじさい園の草刈、お寺の地割れ埋めや、石段の整備を行いました。

 灰爪集落の草刈は、地元の方11名、ボランティア12名の総勢23名で行いました。実は震災の翌日に行う予定だった場所です。斜面もきつく「もし震災の日に草刈をしていたら」と思うとぞっとします。その後、ずっと伸びつづけていた草を総出で刈りました。

 我々の活動のもっとも大事なことは、

「地域の人を元気づけ、地震にまけずにまたがんばろう」という気になってもらうことです。だから、草刈もやります。地元の方と一緒にひとつの作業をすることは、気持ちがひとつになりお互いにとってあたたかい空気が流れます。

 今回のこの活動は、「おはなし隊」はじまって以来、最高の盛り上がりを見せとても楽しい回になりました。やはり、一人ひとりの力は小さくても、人数が集まればここまでできるんだ、そして人数が多いということはいろんな人がいて、楽しいことなんだということを実感しました。13914916_004

 今回はボランティアの方の中に韓国からの留学生も来ていたため、韓国の歌を一曲披露してもらいました。それもあって、また地元の方のもてなしもあって、どちらがボランティアしているのかわからないくらいお互いに楽しくできました。本当に楽しい時間でした。

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9月 17, 2007 震災緊急支援十日町市地域おこし実行委員会中越沖地震 |

2007年9月14日 (金)

第十二回「おはなし隊」

12911913_003  今回は、お宅の障子張りやお手伝い、地域施設の草刈などを行いました。

 訪問したお宅の方は、70過ぎの女性で一人で暮らしているのですが、地震があって以来、恐怖心のために一人では家の中にいることもできないようです。誰か人が来ていれば、家の中にいることができますが、いなくなると怖くて車庫にしかいれないということでした。

 そんなお母さんを、何とか元気づけたいと私たちは思いました。我々が手伝っても家に安心して住むことはできないかもしれません。でも、何かその一筋の光でも見つける手助けができればと、障子張りをしました。前にお会いしたときより、少しだけ元気になってくれたようでうれしかったです。12911913_013

 また、このおかあさんのために何かしたいと思っています。復興はすぐにはできません。本当に少しずつ少しずつの積み重ねです。

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9月 14, 2007 震災緊急支援十日町市地域おこし実行委員会中越沖地震 |

2007年9月 7日 (金)

第十回「おはなし隊」

109496_001  今回は灰爪の集落センター(集会所)や尾頃部の集落センターの障子張りをしました。

 集会所は月に何回か集落の会合やイベントで使ったりする場所で、小さいながらも、集落にとってかかせないものです。震災直後は、避難所としても使われていました。

 集会所は普段なら集落の人で管理するものですが、なんせこの地震で家のことでていっぱいでなかなか手が回りません。おはなし隊では、直接的におはなししたり元気づけられなくても、間接的にも地域の人に役に立って、なにか元気になってもらうきっかけだけでもつかんでもらえれば、と活動しています。総代(町内会長)さんや奥さんと一緒に楽しくそして、綺麗に貼ることができました。109496_002
 

 翌日は、別山のコミニティセンターで励ましの歌会を行いました。ボランティアの中にピアノの名人がいることが前日の夜発覚し、急遽選曲し、歌詞カードをつくってみんなで夜練習しました。仮設の方や老人ホームの方と一緒に「もみじ」や「少年時代」、「涙そうそう」などをみんなで手をつなぎながら輪になって歌いました。やはり歌は心をひとつになり、とてもいい時間が流れました。何人かの方の目には涙が。。 

109496_008  前にも歌会はやったことがあるのですが、何度やってもとても心がなごみ、いいことだなあーと思いました。

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9月 7, 2007 震災緊急支援十日町市地域おこし実行委員会中越沖地震 |

2007年9月 3日 (月)

第九回「おはなし隊」

983192030  8月31~9月2日のおはなし隊。主役は、小学生。

 最初は小学生が2人、大人になりきれてない(!)私自身が、ちゃんと支援活動ができるか不安な部分もありました。

 しかし、ふたをあけてみれば、大車輪の大活躍。引越しの手伝いでも家具を綺麗にしたり運んだり、炎天下での地割れ埋めでも、大人顔負けの一生懸命さで活躍し、そしてイベントではチラシ配りに燃え、障子張りもはじめてなのに、途中からはカッターも器用につかいこなし、ほとんど一人で障子が貼れるようになりました。すごい!!

 お宅訪問では、お宅の方にご迷惑をかけるのではと心配していましたが、全然そんなことはなく、むしろお宅の方に

「あたらしく孫ができたみたいで、楽しくて本当によかった」

とすごく喜んでもらえました。983192_002

 やっぱり、子供はいいですねー。何をしても癒し効果抜群です。ボランティアの基本は、「すべてを受け入れる」ことだと思っています。どんな人にも何か魅力があり、すべてを受け入れるからこそ、その魅力が光輝くのです。今回は私にとって大変いい勉強になりました。

 みなさん、10月中旬まで、「おはなし隊」の活動は行っています。まずは一歩踏み出して、現地にきて、被災された方を励ましにきてください。きっとあなたにしかできないことが見つかりますから。

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9月 3, 2007 震災緊急支援十日町市地域おこし実行委員会中越沖地震 |

2007年9月 1日 (土)

第八回「おはなし隊」

8828830_001  今回は、仮設の引越しや避難所の掃除や、お宅訪問で障子張りなどを行いました。

 避難所閉鎖にともない、一部損壊で仮設に入れず、親戚のうちを転々とする人、再調査で半壊になり急遽仮設に入れることになった人など様々な方がいて、接し方が難しいと感じました。

 しかし、多くの人にとって避難所での生活環境よりはよい環境で、これから生活できるはずで、その点に関しては少しだけ復興が進んだと言えそうです。

 ところで、仮設住まいの方で、ひょうたんつくりの名人がいらっしゃいます。80を過ぎた方ですが、ひょうたんつくり20年の名人です。ひょうたんつくりを一から習うと1年以上必要なります。でも、おはなし隊のために、塗るところだけ教えてくれます。8828830_008

「そうじゃない、いい按配だ」などと叱咤激励を受けながら、毎日30分ほど教わるのです。

 おはなし隊と一緒に塗る作業に、名人も楽しそうです。ひょうたんつくりは直接的には地震の支援とは関係ありません。でも、人と人がつながるきっかけになるのではと、思います。

 ボランティア活動は、お互いに楽しい関係を築きながら、どちらが一方的にするのではなく、お互いに心地よい時を過ごすことが大事だなーと思いました。

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9月 1, 2007 震災緊急支援十日町市地域おこし実行委員会中越沖地震 |

2007年8月27日 (月)

第七回「おはなし隊」

 地域の方が管理する「あじさい園」で、地域の方7名おはなし隊9名の、総勢16名が草刈を行いました。地震が人々に与えた直接の被害ではないものの、普段であれば地域総出で行うこの草刈り、地震のために手が回らない状態が続き、今まで放置されてきたのです。

7824826_010  物は壊れれば、新しくすればよいですが、人の心はなかなか元には戻りません。おはなし隊は、震災の直接被害への支援だけでなく、地域の人が元気を取り戻すきっかけになることであれば、どんなことでもお手伝いします。

 今一番大切なのは、被災した人々が元気になって「もう一度がんばろう!」という前向きな気持ちになることです。草刈り初心者の集まりであっても、住民とボランティアが共に大勢でワイワイやれば地域が賑やかになり、楽しく作業ができます。7824826_016

 草刈を終え、今度はクリスタルボール(水晶を溶かして固めた楽器)を持参されたボランティアの方による即興演奏会を、集落センター(集会所)で開きました。地域の方も楽器に触れて音を出すなど、楽しい時間をすごしました。

 次は花壇の手入れのお手伝い。地域の人がさらに増え、地域の人12名とボランティア9名で草取りをし、終了後に、お茶をのみながら、とにかくわいわいおしゃべりをしました。

何気ない“おはなし”が、人と人の距離を近づける大切な行為だと、あらためて感じました。

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8月 27, 2007 震災緊急支援十日町市地域おこし実行委員会中越沖地震 |

2007年8月24日 (金)

第六回「おはなし隊」

6821823_008 先週、障子張りのお手伝いにお邪魔したお宅へ再度訪問。2度目の訪問になると、依頼者とボランティアの距離も縮まるようで、和やかに作業が進みます。違うメンバーでの訪問でしたが、依頼者もご近所の方も、おはなし隊との作業とおしゃべりを楽しみました。

 翌日、障子張りを終えたこのお宅で、地割れの修復を行いました。地震によって庭に大きな亀裂が入り、放っておくと雨が入ってさらに地割れが広がる危険があるからです。場合によっては、家の基礎にまでひびが入ってしまうことがあります。地割れの修復をしていない多くの家では、地割れの場所にブルーシートがかぶせてありますが、家の中や瓦の片付けが優先で、庭のひび割れにまで手が回らないのが現状です。

 ブルーシートは、この地域の人は日常的に使う道具ですが、いたるところでブルーシートを目にすると、「ブルーシート=地震の被害のあった場所」という目印になっています。日常生活のリズムを取り戻しつつある被災者の、「早く地震を忘れたい」という気持ちは切実です。そして、地震を思い出させるようなものは、一刻も早く取り除かなければなりません。P1040866

 早く元気を取り戻し、一日でも早く笑顔で前に進んでほしい。おはなし隊の活動には、家の内外での「お片づけ」も含まれます。たとえ作業がハードでも、そのコンセプトは「心のケア」です。ゆっくりと時間をかけて別山地区を綺麗に、そして元気にしていくお手伝いをできればと思っています。

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8月 24, 2007 震災緊急支援十日町市地域おこし実行委員会中越沖地震 |

2007年8月20日 (月)

第五回「おはなし隊」

5817819_021  一日目は、別山のシンボルでもある高内山山頂にある高内城跡の祠(ほこら)周辺の地割れの穴埋めをしました。ここは、春にはかたくりの花が一面に咲く、西山が誇る自然が溢れたところです。

山の地割れは、放っておくと雨が降って地割れの部分に集中的に水が入り、土砂崩れを引き起こします。そして、西山の象徴的な存在である高内山を守ることは、地域の方とボランティアの距離を縮めることにも繋がります。

 当日は、天気が良く、また心地よい木陰も多く、作業はとても気持ちのいいものになりました。

午前、2名の地元の方と6名のボランティアで、山の自然についてを教わりながら、作業を行いました。そして午後は、十日町の無農薬トマトをいただきながら、避難所の方々と雑談をしました。5817819_001 

 二日目、この日は待ちにまった高内城祭です。例年だと、地域の一大イベントとして、祠付近で戦国時代に因んだ「のろし」をあげるなど、盛大に祝う祭りです。

しかし今年は、地震の影響で祭りのすべて中止、神事のみの開催となりました。また、悲しいころに、別山だけでなく西山町のお祭りも軒並み中止になっていました。

 祭りは、コミュニティにとって重要であると同時に、何よりも元気の源です。早く活気を取り戻し、この祭りを復活させてほしいと思います。

5817819  さて、神事だけではありましたが、地震後初めて、別山の町内会長さん達(総代さんと呼ばれている)が一同に介したので、神事の後1時間ほどお話をされ、場が多いに盛り上がりました。途中、JENの活動を紹介してくださるなど、全町内の総代さんにご挨拶できたことが、これからのおはなし隊の活動にとって、さらに活気に繋がればと願います。

 高内城祭の後、前回約束していたお宅に再度伺い、瓦やブロックの片付けを行いました。やはり、大人数での作業は、早くて、そして、楽しい。お茶を飲みながら、地震や、今後の不安や現在の状況についてお話を伺いました。

 片付けには、そのお宅の中学生の男の子も手伝ってくれました。秋には新人戦を迎える水泳部の男の子です。がんばれ、新人戦!!やっぱり、子どもはいいですねー。

 この日の締めくくりには避難所でお茶のみ話、そして帰路につきました。

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8月 20, 2007 震災緊急支援十日町市地域おこし実行委員会中越沖地震 |

2007年8月17日 (金)

伝統を守ること

5817819_019 ~やる気に繋がる第一歩~

 この写真は、別山地区を見下ろす高内山からの景色です。地震があったことなど忘れてしまうほど、自然が残されたのどかな風景です。

 高内山には、その昔、高内城がありました。そこでのろしをあげたことからはじまった、「高内城祭」という盛大な祭りの伝統が今日も残っています。しかし、今年は震災直後であることから、おごそかな神事だけを行うことになっています。のろしをあげる場所には祠(ほこら)がありますが、ここもやはり震災で破壊し、周囲には地割れが発生しています。

 日常生活に直接影響のない祠であっても、地域の方にとっては、とても大切な場所です。そこで、おはなし隊は、この祠の修復作業をお手伝いします。そして、被災者にとっての精神的な復興の芽を育めればと思っています。

  地震からひと月を経て、現地は、必要最低限の生活が送れる段階に戻ってきました。今、私が心がけていることは、「綺麗になってきた」と住民の人々に少しでも実感してもらうことです。ちょっとした気持ちの変化によって、住民が「だめではない、またがんばれる。がんばろう!」というやる気に繋がる第一歩になるからです。

暑くならないといいなあー。

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8月 17, 2007 震災緊急支援十日町市地域おこし実行委員会中越沖地震 |

第四回「おはなし隊」

~気晴らしと笑い声~

 8月14~16日:今回は、お盆が重なりました。別山の住民のご家族・ご親戚が里帰りされる大切な家族団らんの季節なので、おはなし隊は、日曜日だけ活動をさせていただきました。

 前日の土曜日はおはなし隊の拠点、十日町市池谷の田んぼにある、前回の中越震災で破壊された水路の復旧作業を行いました。
「え、まだやっているの?」と思う方もいられるかもしれません。でも、地震の被害は、簡単に元には戻らないものなのです。

 また、中越震災復興基金からの支援が、今年で終了するとのこと。たった20名弱の高齢者が中心の池谷は、慢性的な人手不足。ボランティアが手伝ってくれる間に、直せる部分は是が非でも今年中に行わかなければ!という状況なのです。

 3年前の被災者で、現在は、十日町市地域おこし実行委員会代表の山本さんが、当時の被害状況や、その後に発生したがけ崩れによって、一時は田んぼを手放そうかとまで考えたことがあるなど、自身の体験談を話してくださいました。お話の中で、被災した方にしか分からない話や、今後、中越沖地震の被災者が遭遇するであろう困難について、僅かながら、知ることができました。そして改めて、復興までの道のりというのは、多大な時間を要す本当に大変なものだと認識しました。

 翌日は、相変わらずいい天気?!。別山地区のお宅を訪問し、地震で破れた障子の貼り直し作業を行いました。駆けつけてくださった近所のお母さんの手ほどきを受けながら、何とか10数枚の障子を張り替えることができました。

 作業は、冗談も飛び交うほど終始なごやかで、住民もボランティアも楽しんでいたようです。この近所のお母さんは、ご自分の家が手のほどこしようがない程の損傷だそうです。でも、かわりにご近所で一緒に作業ができたことで、「少し気が晴れた」とおっしゃってました。

 また、このお宅の方からは、国道沿いで騒音がうるさく、障子がないと夜は熟睡できないと聞いていましたが、今日こうして新しい障子が張られたことで、「これからはよく寝られそう」と喜んでくださいました。

 めちゃくちゃに破壊されてしまった家に、少しでも「綺麗さ」が戻ることは、視覚的にも精神的にも大切であると我々も気づかされました。このお宅には、まだまだ破れた障子が残っています。そこで、近々またお伺いして、続きの作業を行う予定です。

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8月 17, 2007 震災緊急支援十日町市地域おこし実行委員会中越沖地震 |

2007年8月13日 (月)

第三回「おはなし隊」

10日夜、池谷の分校に15名が参集。

早速オリエンテーションが始まり、ボランティア活動のスケジュールや、被災者の人達にとって大切なことなど、質疑応答を交え話されました。参加者の多くが東京近辺の人でしたが、遠くは岩手、愛媛から来た人もいました。いずれも、「お役に立つことが出来れば」の気持ちで一杯でした。

翌日7時半に池谷を出発、9時に西山町別山コミュニティセンター(コミセン)に到着しました。

午前中は、屋根から落ちた瓦を家の人と一緒に片付け。午後からは、コミセン横の高齢者センターにて合唱会となりました。「おはなし隊」の中に、なんと楽器持参の親子がいました。最初は二人、続いて他のおはなし隊員が加わり、やがてホームの皆さんもまじえて大合唱となりました。

2日目は片付け、そして避難所にいる皆さんとのおはなし会。この日は読売新聞の記者さんも汗だくで取材にあたってくれました。午後7時には、またの機会の再会を楽しみに3日間の仲間が解散しました。

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8月 13, 2007 震災緊急支援十日町市地域おこし実行委員会中越沖地震 |

足湯のお手伝い

1  被災者のリクエストに柔軟に応える「お話し隊」の活動内容は実にさまざま。先日は、全国防災支援ネットワーク会議の皆さんのご協力により、避難所にいらっしゃる高齢者の方への“足湯サービス”のお手伝いをさせてもらいました。

 このお湯は、はるばる長野の渋温泉からやってきた、くみたてのお湯です。JENのおはなし隊が活動する別山地区では、ガスの復旧が遅れているお宅がたくさんあります。この日を迎えるまで、お湯をわかそうにもその手段がない被災者の方は、近隣の町までお風呂を入りに出かけなければなりませんでした。

2  しかし、避難所には体が不自由だったり、車がなかったりで、お風呂になかなか入りにいけない高齢被災者の方がたくさんいらっしゃいます。なので、足湯の出張サービスには、住民の期待が膨らみました。

 この日ボランティアの皆さんは、被災者の方に足湯や体を拭くお手伝いをしました。憔悴しきった被災者に与えたお湯の癒し効果は、ばつぐんでした。同時に、お手伝いをするボランティアも、あたたかいお湯に癒されました。すると、自然とおしゃべりもはずみます。

 ボランティアさんたちは、おじいさん、おばあさんに体を拭くお手伝いをしながら、別山にお嫁にきたときのお話や、野菜作りのお話など、いろんなお話を聞かせてもらうことができました。そして、暑い日が続き止まらない汗に不快感を抱いていた被災者の皆さんから、足湯、体の清拭は体も心もさっぱりすると、大変喜ばれました。

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8月 13, 2007 震災緊急支援中越沖地震 |

2007年8月 9日 (木)

新潟中越沖震災支援 第一回「おはなし隊」

 8月3日から8月5日に、第一回中越沖震災ボランティア「おはなし隊」を実施しました。
総勢9名で、まずは別山コミュニティセンターの避難所を、被災者の皆さんと一緒に掃除する作業からとりかかりました。その他にも、個人宅のお庭で地割れした部分の埋め戻しや、片付けなどのお手伝いも頼まれ、分担しての作業です。

 その後は、避難所にいらっしゃる被災者の皆さんとお茶を片手にひと休み。震災以来、一度も口にしていなかったという温かい緑茶を飲みながらお話しました。

 爆弾が飛んできたかと思った。日本はもう終わりだ、と叫んだ」という生々しい体験談を聞かせてくれたのは、あるひとり暮らしの高齢女性。また、はじめは避難所にやってきたボランティアにも警戒の色を隠せない方や、耳が不自由なために、会話の内容が全て聞き取れず不安に思われる方もいらっしゃいます。それでも、やがてみんなで身体を動かす体操やゲームを始めると、緊張が解けて全員の笑顔がはじけました。

 避難所を出て歩く道は、目に見える速さで修復が進んでいます。さすが日本。その一方で、高齢者の足となっていた福祉バスは止まったまま。いくらガスコンロを支給されても、材料を買うにも、薬をもらうにも、少し離れた避難所にあるお風呂までいくにもそのための足がありません。

 別山地区に生まれ、そこで結婚して子育てを終えた90歳の小さなおばあさんは、ご主人をなくして以来20年間の一人暮らしを経て、この震災です。90年間住んだ、江戸時代から続いた家は壊れてしまいました。
今は避難所で生活していますが、自宅の前にある畑には毎日通っています。この畑まで歩いていける仮設住宅に入れるかな、と少し心配そうでしたが、同時に「こんなの、戦争に比べればなんてことないよ」という明るくたくましい笑顔。

 お手伝いに行ったつもりの私たちのほうが元気付けられ、本当にたくさんのことを学ばせていただきました。

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8月 9, 2007 震災緊急支援十日町市地域おこし実行委員会 |

2007年7月27日 (金)

「おはなし隊」プロジェクト スタート!

朝から晴天の今日、西山町ボランティアセンターが避難所の隣りに設けられた仮設の事務所へお引っ越し。そして、ジェンからも富田もゆ子(ファイナンス・オフィサー、出身:千葉県)が合流しました。これより「第一回:おはなし隊」受け入れに向けた、細かな調整が始まります。

「おはなし隊」は、お年寄りを中心とした被災者の方々がいま必要なことはなにか、困っていることはなにかを伺いながら、簡単な片付けやトイレ掃除などの作業をお手伝いします。高齢者層が人口の4割近くを占める地域での支援、元気いっぱいの皆さまからの参加お申し込みをお待ちしています。

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7月 27, 2007 震災緊急支援十日町市地域おこし実行委員会中越沖地震 |

2007年7月26日 (木)

「おはなし隊」派遣準備始まる

昨日に引き続き田仲(ジェン プログラム・オフィサー)は、午後から「おはなし隊」が向かう予定の地域への現地視察、および地元ニーズのヒアリングを行いました。

地震によって地面に多くの亀裂が出来てた被災地に、昨夜未明、大雨洪水注意報が発令されました。この大雨により周辺の丘隆・山間部では、土砂災害のおそれがでてきました。

午前、2次災害を防ぐためにボランティア派遣が中止され、また、二田小学校避難所に避難中の高齢者が、一時的に西山町ボランティアセンター内の避難所へ避難しました。緊張感の高まる中、正午過ぎに前線が通過。午後は、一変して猛暑となりました。

例年であれば、農繁期の今、恵みの雨に喜びの笑みが浮かぶところが、今年は地震に続き、2次災害の恐れによる支援の延期、と走り出した復旧プロジェクトが一時的にストップしてしまいました。

そんな中、午後2時、西山町ボランティアセンターに駐留中の自衛隊による音楽の演奏会が開かれ、お年寄りを中心に多くの人が、なごやかなひとときを満喫していました。

夕方、半日の現地視察を終え西山町ボランティアセンターに戻った田仲は、「おはなし隊」派遣に向けた、更に具体的な準備を終えていました。

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7月 26, 2007 震災緊急支援十日町市地域おこし実行委員会中越沖地震 |

2007年7月25日 (水)

中越沖地震 「おはなし隊」ボランティア大募集!

P1040874 ~新潟中越沖地震ボランティア 「おはなし隊」大募集!

緊急を要するニーズへの対応が軌道に乗った今日、柏崎市社会福祉協議会西山町支所は、中・長期視野にたった被災者ニーズ調査の準備に入りました。

このニーズ調査に基づき、「心のケア」に重点を置くことになるプロジェクトは、JENが2004年より支援を続ける十日町市池谷地区を管轄する十日町市社会福祉協議会が統括をつとめます。

このなかの重要な部分を占める「おはなし隊」は、JENが全面的に調整を担当します。被災者のなかでも特に社会的に不利な立場にあるお年寄り(人口の30パーセント以上を占める65歳以上の高齢者)の訪問を中心に行ないます。

ボランティアへの参加お申し込み、お問い合わせはこちらへ、

(写真:甚大な被害を受けた石山町中心部)

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7月 25, 2007 震災緊急支援中越沖地震 |

2007年7月24日 (火)

日本一の夕日

P1040895  西山町ボランティアセンターの一日は、親分(注:女性)の「おはようございます!今日も『ニコニコ元気に』頑張りましょう!」から始まります。

 そして、午後5時、相談役の阿部さんによるプチスピーチ、「えー、イギリスの科学雑誌によると。。。」「えー、良寛が言いました。。。」など、業務とは無縁の、しかしながら、「ふ~ん、なるほど」と雑学王になった気分で一日の疲れを取り払う名言で終わります。

 阿部さんが言いました。

 「石地(いしじ:西山の北西、日本海に面した地域)の夕日は日本一です!西山町ボランティアセンターには、日本中から集まったスタッフが共通のミッションのために汗を流しています。皆さんに見て頂きたいものがあります。今日は、午後7時が日没です。是非、日本一の夕日を見てください。太陽が沈む位置は、ちょうど、中越沖地震の震源地と言われている地点です。道中、地震によって通行が困難になっている道路がありますが、そこはなるべく気をつけて、そして西山が誇る夕日を望んでください」P1040892 

 連日、業務を終えると緊張の糸が切れ、一日の疲れがどっと押し寄せるために一目散で家路についていた田仲と小生。阿部さんの言葉を聞いて「行こう!」と決めました。

 とはいうものの残務に追われ、7時5分に滑り込みで石地に到着。日本一の夕日は、それは立派なものでした。水平線に沈む深紅の太陽、そして究極の無の存在感。

P1040893  困難にみまわれた人のために役に立ちたい。。。当時、一般企業に勤めていた小生が、復興視察に訪れたタイのピピ島で抱いたせつなさと無力感が、ふと脳裏をよぎりました。

(写真:石地の夕日)

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7月 24, 2007 震災緊急支援中越沖地震 |

被災者とボランティアのマッチング、軌道に乗る

Jul22web_2 長引く避難所での生活にストレスを抱える日々、これまで混沌としていた避難所で今日、子ども達の笑い声が響きわたりました。
また、気力を失い寝たきりだった高齢者が、館内の散歩を始めました

柏崎市社会福祉協議会が運営する西山町ボランティアセンターでは、21日からボランティアの受け入れが始まり、その体制が軌道に乗りました。
また、いち早い対応を求められていた被災者のニーズとボランティアとのマッチング作業も安定しはじめました。

日々変化する被災者のニーズに応えるために、JENは支援の対象の選定を始めています。

(写真)全国から訪れるボランティアに囲まれ、好奇心旺盛の子ども達。

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7月 24, 2007 震災緊急支援中越沖地震 |

2007年7月22日 (日)

ニーズに応える、ボランティア派遣スタート

Dscn0728 西山町ボランティアセンターの本稼動を受けて、今日も午前9時、被災者からの支援要請と、それに応えるボランティアの協働が始まりました。

昨日と今日の二日間でボランティア依頼41件、延べ81名のボランティアが出動しました。

「落ちた屋根がわらを片付けて欲しい」、「薬を取りに病院に行きたいが一人で行けないので連れて行って欲しい」、「家の片づけをする間、小さい子どもの面倒を見て欲しい」、などなど、様々な要請がありました。

地震発生から今日まで、県外からのボランティアを受け入れていなかったため、ボランティアへの応募者数が予想外に少なく、この二日間は被災者からの要請に応えられないこともありました。Dscn0705

23日は、多くのボランティアが柏崎市から派遣される予定。ニーズへの迅速な対応を目指します。

(写真上)本日より本稼動したボランティアと被災者のニーズのマッチングを行うテント

(写真下)倒壊家屋の内部。半壊~全壊が調査家屋の大半を占める西山町にて。いち早い支援が急務。

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7月 22, 2007 震災緊急支援中越沖地震 |

2007年7月21日 (土)

ボランティアセンター立ち上げ完了

Dscn0715 柏崎市社会福祉協議会による西山町ボランティアセンターが立ち上がりました。

これを受けて、本格的なボランティア受け入れ体制が整いました。ボランティアセンターに併設されている避難所で避難生活を送る被災者をはじめ、周辺住民からのニーズを確認。「求める人に 求められる支援」を始めます。Dscn0729

(写真上)激しい横揺れと潮風から家を守る丈夫な瓦屋根が、家屋そのものを押しつぶした。

(写真下)ボランティアセンターの掲示板。

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7月 21, 2007 震災緊急支援中越沖地震 |

2007年7月20日 (金)

7月20日の状況

070720  柏崎市社会福祉協議会による西山町ボランティアセンターの立ち上げが始まりました。

 これを受けてJENは、ボランティア受け入れに向けた本格的なニーズ調査を開始しました。

 この調査を経て、ボランティアの登録作業や被災者とボランティアのニーズのマッチング作業など、今後の支援が円滑に進むことを目指します。

現場の声:
「昨日の現地視察では、ついさっきまで食事をしていた、テレビを見ていた、普通の生活があったところが一瞬にして倒壊した様子を見て、胸が潰れる思いでした。今日、支援に向けてのヒアリング調査を行うなかで、長期化する避難所での生活がもたらした被災者の精神的な疲労、先の見通しが立たないことへの切実な不安が伝わってきました。一日でも早く、ボランティア受け入れの態勢を整えることが、目下の課題です。」(事務局長:木山啓子)070720_1

(写真上)西山町での現地視察。家屋被害の様子

(写真下)西山町ボランティアセンター立ち上げに向けてのヒアリング(写真右:山本浩史、中央:木山啓子)

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7月 20, 2007 震災緊急支援中越沖地震 |

2007年7月19日 (木)

支援ニーズを確認

 19日の現地調査を受けて、JENは十日町市地域おこし実行委員会(代表:山本 浩史)と協力し、柏崎市社会福祉協議会による西山町ボランティアセンターの立ち上げをサポートすることになりました。

 本日調査に入った刈羽村は1500世帯、西山町は2000世帯が暮らしています。他の地域と同様に生活用水の不足が深刻で、暑いなか洗濯もままならない状況です。

 ボランティアセンターの立ち上げが急務とされる西山町で、2000世帯の支援ニーズに対応するための基盤構築を支援します。

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7月 19, 2007 震災緊急支援十日町市地域おこし実行委員会中越沖地震 |

7月19日の状況

現地入りした木山(JEN事務局長、出身:千葉県)、田仲(JENプログラム・オフィサー、出身:神奈川県)、山本(十日町市地域おこし実行委員会・代表、出身:新潟県)の3人は、19日午前から長岡~柏崎~刈羽に於いて、ボランティアセンターでのヒアリング等も含め、視察を行ないました。

夕方以降、支援が届いていないと言われている周辺地域に移動し、引き続き調査を行なっています。

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7月 19, 2007 震災緊急支援十日町市地域おこし実行委員会中越沖地震 |

新潟県中越沖地震 JENは現地調査を開始しました

2007年7月16日(月)に発生した中越沖震災に際し、JENは現地に調査員を派遣しました。

<派遣職員>
● 事務局長 木山 啓子 (出身:千葉県)
● プログラム・オフィサー 田仲 愛 (出身:神奈川県)
● 調査員、十日町市地域おこし実行委員会・代表 山本 浩史 (出身:新潟県) 

柏崎市内をはじめ、支援の手の届いていない周辺地域を中心に調査を開始。今後、現地での調査をふまえ、新潟で培ってきた経験を活かして、ニーズに柔軟に対応した支援活動を実施してゆきます。

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7月 19, 2007 震災緊急支援十日町市地域おこし実行委員会中越沖地震 |

2007年7月17日 (火)

村おこしボランティア全員の無事を確認

このたび新潟県中越沖震災で被災された皆さまに、心からのお見舞いを申し上げます。

7月16日午前10時13分の地震発生時点、JENのプログラムで池谷・入山地区に入っていた9名のボランティアは、地元で布ぞうり作りを習っている最中でした。

揺れは大きかったものの、家屋倒壊などの大きな被害はなく、村の人たちもボランティアも落ち着いて行動し、けが人等は出ませんでした。ほくほく線が不通となっていたため、ボランティアの皆さんを越後湯沢までお送りし、皆さん無事に自宅に戻られています。

十日町市地域おこし実行委員会の委員長・山本さんが、池谷・入山周辺の様子を確認したところ、現時点で田んぼや畑、道路には、目に見える被害は及んでいないようです。

池谷・入山での被災状況を確認した上で、現在より被害の深刻な柏崎近辺の地域を対象に現地調査の上、支援の可能性を検討中です。

7月 17, 2007 震災緊急支援村おこしボランティア2007十日町市地域おこし実行委員会中越沖地震 |

2006年11月14日 (火)

池谷分校を改修しました!

P1010625  郵政公社年賀寄付金のご支援を受けて、池谷分校JENセンター「やまのまなびや」が改修されました。

 雪の重さで庇(ひさし)が折れて雨漏りしていた浴室・洗面所の屋根を修理しました。加えて老朽化の激しかった(腐っていた!)トイレの床、故障していた照明器具を取り替えました。これでまた、まなびや再生へ一歩前進です。

 これからも、より多くのボランティアのみなさんが、池谷を訪れてくださるよう、拠点整備に努めてまいります。P1030366

☆☆☆

「トークと植樹と音楽の祭典」イン 池谷!」

                 ☆☆☆

11月26日(日曜日)、池谷で植樹祭が開催されます。一般参加者大募集中! 詳しくは、ここをクリック

                                            ★☆★十日町市地域おこし実行委員会の皆さんが、この秋に池谷・入山で収穫されるおいしいお米を販売します。現在予約受付中です。 詳しくは⇒こちら★☆★

11月 14, 2006 震災緊急支援企業・市民の皆さまからのご支援十日町市地域おこし実行委員会 |

2004年12月30日 (木)

がんばろう!!新潟

niigata1230   新潟県中越地震被災者支援へのご支援、ご協力ありがとうございました。
 
家の片付け、水の配給、被災地の情報が書かれた日刊紙の配布、お年寄りとの交流、支援物資の仕分けなど、ボランティアの行った活動は多岐に渡ります。しかし、被災者の方々の中には、実際は困っていてもボランティアに手伝いを依頼することを躊躇していらっしゃる方もたくさんおられました。

 JENは、被災した方々が必要としている支援を、お声がけ等を通してくみ上げ、全国から集まるボランティアの活動先を調整することにより、支援が必要なところに効率的に届くように調整する業務を行いました。ボランティアは2泊3日など短期滞在の人がほとんどの中、JENからは2週間以上滞在できる人を1ヶ月半交替で継続して派遣することで、短期滞在ボランティアの効果的なコーディネートを可能にしました。

 震災から2ヶ月。JENの活動は12月20日をもって一旦終了しますが、被災された方々が元の生活に戻るまでにはまだ時間がかかります。雪も降り始めこれからが冬本番の被災地。皆さまからのご支援、ご協力により、被災された方々に必要とされる支援を届ける事ができた事を心より感謝申し上げるとともに、被災された方々が1日でも早く安心して生活できるようになることを、スタッフ一同心よりお祈り申し上げます。

 また、全国から新潟にかけつけて下さったボランティアの皆さまに心よりお礼申し上げます(10月30日から12月20日までにのべ267名の方々がボランティア活動に参加されました)。

12月 30, 2004 震災緊急支援 | | コメント (0)

2004年11月 4日 (木)

ボランティア活動と信頼関係

114 現在は、川口町にボランティアを派遣するほか、十日町ボランティアセンターと協力をしながら、地域のボランティアのニーズに直接応えています。現地では、家の外観はそのままなのに、中に入ると半壊状態の家が多く、避難所から自宅へ戻られた時には、支援がさらに必要です。

 「見知らぬ人には家の中に入ってもらいたくない」という心理からニーズがあってもボランティアの受け入れに消極的な方もいらっしゃいます。しかし、JENの事務所には地域の方を通して「知り合いの紹介なら・・」とボランティアに支援を依頼するケースが増えています。十日町の田村さん(90歳)のお宅では、地震によって倒れてしまった、家の壁に立てかけてあった『冬囲い』のための木材の整理を手伝いました。

 皆さまからの募金は、十日町・川口町(11月4日時点)におけるボランティア活動支援のために使わせていただきます。

11月 4, 2004 震災緊急支援 | | コメント (0)

2004年10月30日 (土)

新潟で震災緊急支援を開始!

10301 JENは震災の被害に遭われている方々への支援活動を開始しました。今回の支援の主要な部分は『調整』です。私たちは、阪神大震災、インド西部大震災、イラン東部大震災などの支援活動の経験から、多くの物資やボランティアが集まりながら、必要としている方々になかなか届かない現状を見て参りました。

本来、こうした『調整役』は行政やボランティアセンターの仕事ですが、余りに大きな被害と余りに多くの支援物資や人手が集まると、即座にニーズと物資を一致させることは難しいというのは、常に起こる現象なのです。そして、これらの支援物資や人手が一刻も早く本当に必要としている人々の元に届くことが大切なのです。そこでJENは、海外や国内の現場で活動してきた調整のプロを現地に派遣し『必要とされるものを必要とされる方にお届けする』支援活動を始めました。

10月30日よりJENスタッフが、十日町在住のJENサポーター稲田善樹(いなだよしき)さんのご協力の下、十日町に事務所兼宿泊所を開設し、JHP・学校をつくる会と協力してボランティア活動支援を実施しています。

 この活動を実施するに当たり、市議会議員樋口利明(ひぐちとしあき)さんが無償で事務所兼宿泊所をご提供くださり、喫茶・おそうざいほんやら洞の須藤貢(すどうみつぐ)さんと水野美奈子(みずのみなこ)さんは、食事をご提供下さり、支援を必要とする方々とのつなぎ役も引き受けてくださっています。

10月 30, 2004 震災緊急支援 | | コメント (0)