2010年11月18日 (木)

やまのまなびやの改修

101118_2   中越震災大震災復興基金の活用によって8月から「池谷分校JENセンター やまのまなびや」の改修工事が進んでいます。集落への訪問者の増加により、要望として以前から挙がっていた「体育館」「お風呂場」「味噌蔵(倉庫)」の改修を中心とし、床張りや壁塗りの補修も行っています。作業は地元の業者の方が進める他に、「空き家・建物再生塾」と銘打ってボランティアによる改修作業も行っています。
 震災以降から各施設の改修を行ってきましたが、今回の規模は今までで一番大きいものです。「本当に必要なのか」、「後で維持することが負担になるのではないか」と実施に当たって多くの議論がありました。

 今月6日、改修された体育館にて恒例の収穫祭を行いました。120名という予想を超える参加人数で、体育館の中は溢れんばかりに人で埋まりました。“廃校になった小学校が改修された”その事が伝わり、近隣地域や市内の住民の方が多数駆け付けてくれた結果ではないかと思います。「体育館を利用して劇団を作ろう」という声も挙がっています。101118_3

 やまのまなびやの改修がきっかけとなって、池谷入山集落の村おこしが近隣地域にも広がり始めました。

11月 18, 2010 十日町市地域おこし実行委員会, 村おこしボランティア2010 |

2010年9月22日 (水)

多くの世代が集う村へ

100922_img_1175  9月18~20日にかけてJEN村おこしボランティアが開催されました。
参加者は大学生6人と、60歳を越えた年配の方2人という世代の分かれた顔ぶれになりましたが、草刈りや稲刈りで一緒に汗を流し、同じ屋根の下で寝食を共にしていくと、いつの間にか世代を越えて仲間意識が芽生えていきました。最終日の掃除では、参加者同士が声を掛け合い、予定の無い掃除・片付けをしてくれた事に、運営スタッフも感動しました。今ではイベントの多くなった池谷・入山ですが、その原点は震災以来続くボランティア活動にあるのだと改めて感じた今回のイベントでした。100922_img_1232

 池谷・入山を含む多くの農山村は今も過疎・高齢化が進行しています。仕事や収入がない事が問題としてよく語られますが、それ以上に高齢者という限られた世代しか居ない事が地域の問題の本質ではないかと思います。子供、若者、そして中高年が集う場を作る事が、地域の未来を切り開く手掛かりになる気がします。

 100922_img_1248 現在、使われていなかった旧池谷分校の体育館を改修工事しています。この体育館で多くの人が集い、賑やかな声が聞こえてくるのももうすぐです。

籾山

9月 22, 2010 村おこしボランティア2010 |

2010年9月 9日 (木)

池谷はふれあい動物園

東京はまだまだ真夏日が続いていますが、池谷には刻々と秋が迫ってきているようです。秋が近づくと、風が変わり、空が高くなるのを感じます。池谷は、日本の四季の変化をより色濃く感じられる場所だと思います。

 完全無農薬米に初挑戦し、田植えをしたのは今年の6月初め。それから、稲はぐんぐんと成長し、もう1ヶ月もしないうちに、稲刈りを迎えます。今年は猛暑だった為、例年よりも早く刈り入れができそうだということです。

 ひよことアイガモも元気に大きくなっています。写真は先月のひよこ(もうかなりニワトリに近くなっていますが)と第2回「田んぼへ行こう!!」に参加してくださったお子様の様子です。加えて、最近、みすずとさつきという名前の、2頭の牛がやってきました。まさに池谷分校周辺は「ふれあい動物園」となりつつあります。週末を利用して、ぜひお子様とご一緒に「村おこしボランティア」、「田んぼへ行こう!!」に参加してみませんか?100909_21_2 100909_3

今後の日程
2010年9月18日~20日 第3回「村おこしボランティア」草刈り
2010年10月1日~3日 第3回「田んぼへ行こう!!」稲刈り
2010年11月5日~7日 第4回「村おこしボランティア」収穫祭
2010年11月19日~21日 第5回「村おこしボランティア」雪囲い

9月 9, 2010 村おこしボランティア2010, 田んぼへ行こう!! |

2010年7月29日 (木)

第2回村おこしボランティア2010 PART2

 前回の続きです。100729_img_0930
夜になり、村のみなさんとの交流会が行われました。おいしいお酒を飲み、世代を超えて共通の話題で盛り上がります。そしていよいよクライマックス! 地域に代々伝わる唄や踊りを披露してくださいました。表情、声、そして、その場にいる皆の一体感。何とも言えない感動がこみ上げてきました。

 熱い話は、場所を変え、分校にて深夜まで繰り広げられました。

 最終日は再び田んぼの草取り。稲をまたいでひとり2列、横並びになってスタートです。もくもくと作業をするなかにも、参加者どうし、不思議と一体感が生まれた気がします。
「無農薬」「村おこし」・・・言葉で言ってしまえば一言ですが、ひとつひとつの作業、ひとつひとつの出会いが積み重なって、はじめて形になっていくものなのだ、と今回の池谷訪問で実感することができました。これからもひとつひとつの作業を丁寧に、出会いを大切に、積み重ねていきたいです。

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7月 29, 2010 村おこしボランティア2010 |

2010年7月15日 (木)

第2回村おこしボランティア PART I

 初めまして。海外事業部インターンの西村と申します。これから新潟事業の担当となりますので、どうぞよろしくお願いいたします。今回、7月2日~4日に開催された第2回村おこしボランティアにコーディネーターとして参加し、始めて池谷を訪問しました。100715img_0925_2

  作業初日、午前中は道の草刈りを村の人たちと一緒に行いました。蒸し暑い日でしたが、道路に生い茂った雑草を刈って道がすっきりとすると、清々しい気持ちになりました。また、一緒に作業し、合間合間の休憩で冷たい麦茶を飲みながら会話することで、すぐに村の人たちと打ち解けることができました。今回の参加者は初めて池谷を訪れる方が多かったのですが、村のみなさんの笑顔は初めてで緊張している参加者の心を解きほぐす力を持っていました。

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 午後は、今年から挑戦している無農薬の田んぼの草取りを行いました。アイガモたちが頑張って害虫などを食べてくれているのですが、どうしてもヒエなどの雑草が生えてきてしまいます。十日町市地域おこし実行委員会の山本さんに稲とヒエの見分け方を教えていただき、いざ田んぼの中へ!稲と同じくらいの背丈まで成長しているヒエですが、初心者の私たちにとっては違いを見分けるのも一苦労。手作業での草取りは思いのほかハードな作業となりました。

 次回に続きます・・お楽しみに!

7月 15, 2010 村おこしボランティア2010 |

2010年6月 3日 (木)

池谷がんばれ!

2010_17_low_2  企業社員有志のボランティアご一行10名が、池谷訪問。実は、その中にリピーターが4名もいらっしゃいました。ありがたいです。

 普段の村おこしボランティアでは、ひとり参加やお友達と2人で参加など、参加者同士ほとんどが初対面です。一方、今回は、社内の掲示板の呼びかけで集まった10名なので、同じ会社の社員という共通点があります。でも所属部署はばらばら。年齢もばらばら。2010_69_low

「え!どうして、○Xさんがここに・・・」上司の登場に驚きを隠せない部下。
「どうだ、元気にやってるか?」上司から部下へ。

 部屋割り、食事当番、作業班割りなど、滞在中の共同作業はこの10名が平等にシャッフルします。時間がたってくると、なんとなく上下関係が残る、でも同じ志を持って集まった仲間同士の熱い会話に十日町市地域おこし実行委員会の皆さんやJENのスタッフも加わります。「ここで社員旅行ってどうかな?」、「どうして、国際協力NGOが村おこしなんですか?」、「自立ってなにが基準なんですか?」、「お父さん、元気だなあ」、会話は途切れません。

 普段の村おこしボランティアでは、夜食後に村人とボランティアとの交流会を行います。しかし、この日は翌日が地域の運動会だったので、交流会をお休みさせていただきました。

2010_128_low  もう少し、村人と話をしたかったなあ、そんな気持ちがあったのでしょうか。翌朝、隣村で行われている運動会の様子を、作業後に訪れたブナ林から観戦しました。声は届かないほどの距離でしたが、思いはひとつ「池谷がんばれ!」

 JENが主催するボランティアには、活動6年目に入った今年も、多くの初参加者がいらっしゃいます。一方、リピーターも増えてきました。先輩ボランティアが新米ボランティアにアドバイスする光景も見られるようになってきました。

 これからも
JENは、ニーズがある限り村おこしボランティアの派遣を続けます。最初の一歩はとても大きいと思いますが、ご興味のある方、是非ご参加ください!

村おこしボランティアの他にも、「田んぼへ行こう!!」もございます。くわしくは、お問い合わせください。

6月 3, 2010 企業・市民の皆さまからのご支援, 村おこしボランティア2010 |

2010年5月13日 (木)

池谷・入山との出逢い

100513_ni_20100503__3  初めまして!!今年の4月から、ジェンの新潟での事業を担当させて頂くことになりました三宅と申します。今月、村おこしボランティアのコーディネーターとして初めて池谷・入山を訪れました。ところが、参加されたボランティアの方たちは皆さんここの大ファンで、何度も何度も訪れている大ベテラン!!なんと初心者はコーディネーターの私だけという、笑い話のような展開で、私の第一回池谷・入山出張は始まりました。

100513_ni_20100503_  東京から1時間半、新幹線とローカル線に揺られた私の目の前に池谷集落がありました。事前に集落の話は聞いていましたが、実際に入ってみると、やはり都会とのギャップに驚かされることが多々ありました。しかし、分校や集会所などボランティアの皆さんの拠点となる宿泊施設と、設備はきちんと整備されていて、いかにこの村に頻繁に訪れるか、いかにその活動が盛んであるかが伝わってきました。

100513_ni_20100503__27  実際、ボランティアの皆さんと一緒に過ごしていると、皆さんの池谷・入山への愛着が、初心者の私にも伝わってきます。皆さんがそれぞれ独自の関わり方「池谷・入山観」を持っているのだなと言うことも徐々に分かってきました。それぞれ、様々なバックグラウンドを持っています。多様な人たちを一様に魅了する力が、ここにはあるのだなと感じました。私自身、3泊4日のプログラムを通して、池谷・入山の魅力をひしひしと感じました。

 これからも、初心者コーディネーターとして励んでまいります。業務を通して「池谷・入山の魅力の根源がいったい何なのか」を探っていければ・・・と思います。よろしくお願いします!!

 

5月 13, 2010 村おこしボランティア2010 |

2010年4月22日 (木)

かかわってきたひとりひとりに感謝

2010年の活動が始まるにあたり、思うこと。

2004年10月、 中越震災発生。JENは、日本全国から集まるボランティアの調整員として、十日町市、川口町へスタッフを派遣。支援活動スタート。

2005年春 農作業ボランティア誕生。6世帯の限界集落、地震の傷跡が深く残る池谷・入山の復興を応援しよう!100名弱のボランティアがこの地を訪れ、農作業のお手伝い、震災後のお片付けなどに従事しました。
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2006年春 震災後2年ぶりに、村人はコメの作付けを行いました。JENは、「コメの直販」のサポートを始めました。ボランティアもリピーターがちらほら。
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2007年春 コメの生産量アップを目指す村人を、なんとしてもサポートしたい!村おこしボランティア、そしてJENも必死でした。7月、中越沖地震発生。池谷・入山の人たちは、JENのスタッフを連れ、真っ先に柏崎への支援のサポートをしてくださいました。JENが柏崎へ送る「おはなし隊」ボランティアたちを(宿泊は分校)、全面的にサポートしてくださいました。
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2008年春 ボランティアたちに初めて「田植え」を教えてくださいました。村の人たちは、田植えのエキスパートとして、時には厳しく、新米ボランティアたちを指導してくださいました。この年、村の活性化プランが誕生。
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2009年春 村おこしボランティア、田植え体験ボランティアに加え、ボランティアのリピーターたちが、入れ替わり立ち替わり(!)、村人の田んぼの田植えをお手伝い。数十年ぶりとなる「屋根より高いはざ架け」を行いました。お母さんたちによる郷土料理教室もスタート。30年ぶりとなる盆踊りは圧巻でした。
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2010年春 すでにドラマは始まっています。「田んぼへ行こう!!」の参加を通してこの地に恋してしまった多田さんご一家が地域おこし協力隊として移住。そして・・・


十日町市地域おこし実行委員会の主体的な参加があってこそ、これまで活動を続けることができました。延べ700名を越える人々が訪れた地、池谷・入山で、今年はどんなサプライズが起きるでしょう。起こすのは、あなたです!

新潟でお会いしましょう

4月 22, 2010 企業・市民の皆さまからのご支援, 十日町市地域おこし実行委員会, 村おこしボランティア2010, 田んぼへ行こう!! |

2010年4月 8日 (木)

村おこしボランティア、今年も募集します!

 池谷では、まだ、雪が積もっています。この雪が解けると、いよいよ農作業シーズンの始まりです。

 さて、今年の「村おこしボランティア2010」のスケジュールが決まりました。今年で4回目となる村おこしボランティアでは、村の自然と環境の整備、農作業のお手伝いを通じて、村の活性化をサポートをしています。
 
 第1回目は5月1日~4日に実施ます。まずは、田んぼへ水を入れるために、冬の間に側溝に溜まった落ち葉や泥をスコップで取り除く作業をする予定です。ゴールデンウィークに、一緒に村おこし活動をしてくださる方を募集中です!

詳細はこちらをご覧ください。

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4月 8, 2010 十日町市地域おこし実行委員会, 村おこしボランティア2010 |