やまのまなびやの改修
中越震災大震災復興基金の活用によって8月から「池谷分校JENセンター やまのまなびや」の改修工事が進んでいます。集落への訪問者の増加により、要望として以前から挙がっていた「体育館」「お風呂場」「味噌蔵(倉庫)」の改修を中心とし、床張りや壁塗りの補修も行っています。作業は地元の業者の方が進める他に、「空き家・建物再生塾」と銘打ってボランティアによる改修作業も行っています。
震災以降から各施設の改修を行ってきましたが、今回の規模は今までで一番大きいものです。「本当に必要なのか」、「後で維持することが負担になるのではないか」と実施に当たって多くの議論がありました。
今月6日、改修された体育館にて恒例の収穫祭を行いました。120名という予想を超える参加人数で、体育館の中は溢れんばかりに人で埋まりました。“廃校になった小学校が改修された”その事が伝わり、近隣地域や市内の住民の方が多数駆け付けてくれた結果ではないかと思います。「体育館を利用して劇団を作ろう」という声も挙がっています。
やまのまなびやの改修がきっかけとなって、池谷入山集落の村おこしが近隣地域にも広がり始めました。
11月 18, 2010 十日町市地域おこし実行委員会村おこしボランティア2010 | Permalink