多くの世代が集う村へ
9月18~20日にかけてJEN村おこしボランティアが開催されました。
参加者は大学生6人と、60歳を越えた年配の方2人という世代の分かれた顔ぶれになりましたが、草刈りや稲刈りで一緒に汗を流し、同じ屋根の下で寝食を共にしていくと、いつの間にか世代を越えて仲間意識が芽生えていきました。最終日の掃除では、参加者同士が声を掛け合い、予定の無い掃除・片付けをしてくれた事に、運営スタッフも感動しました。今ではイベントの多くなった池谷・入山ですが、その原点は震災以来続くボランティア活動にあるのだと改めて感じた今回のイベントでした。
池谷・入山を含む多くの農山村は今も過疎・高齢化が進行しています。仕事や収入がない事が問題としてよく語られますが、それ以上に高齢者という限られた世代しか居ない事が地域の問題の本質ではないかと思います。子供、若者、そして中高年が集う場を作る事が、地域の未来を切り開く手掛かりになる気がします。
現在、使われていなかった旧池谷分校の体育館を改修工事しています。この体育館で多くの人が集い、賑やかな声が聞こえてくるのももうすぐです。
籾山
9月 22, 2010 村おこしボランティア2010 | Permalink