池谷とリピーター
先日、「田んぼへ行こう!!」のコーディネーターとして2度目の池谷に行ってきました。今回は、前回の村おこしボランティアよりもはるかに多い参加者の方がいらしてくださり、とてもにぎやかなプログラムになりました。運営ボランティアとして参加してくださったリピーターの方々には本当にお世話になりました。皆さん池谷にかけては大ベテランで、私の気のまわらないことにも事前によく気付かれて、プログラムの進行を大いに助けてくださいました。おかげで、ほかの参加者も大満足の様子で、池谷を後にしました。
池谷に関わらせて頂いて一番興味深いことは、なぜ池谷にはこれほど多くの熱狂的リピーターがいらっしゃるのかということです。老若男女問わず、非常に多くのリピーターが池谷村おこしの大きな原動力となっています。その多くは、東京や横浜など、大都市に住む方々です。
なぜわざわざ新潟にある池谷に足繁く通うのか?
自分たちの生活と違う環境で暮らすのが楽しいから?それだけではないはずです。以前、あるリピーターがおっしゃっていました。人には自然と一緒に生きるという「本能」があると・・・何度も池谷にいらしている方の言葉だけに、池谷への愛情と同時に都会に住む人の寂しさのようなものも滲み出ていました。私自身、2回しか行ったことのない池谷で、自然の移り変わりを体験してきました。それは都会では絶対に味わうことのできない、どこか忘れ物のような経験でした。
多くのリピーターが毎月、毎週のように池谷に行っています。このような方々の存在こそ、ここに潜在的な魅力がある、ということの証だと思います。
今後も池谷が、リピーターと共にありますように・・・。