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2010年3月25日 (木)

主体性と可能性

 池谷集落に関わらせていただき、ずっと気になっていることがあります。

 「なぜ、こんなにも多くの人が池谷に訪れ続けるのか。」

 年間200名のボランティアの皆さんがJENを通じて池谷に訪れています。個人的に訪れる皆さんを含めると300名近い人々が、人口7世帯16名の池谷集落に関わり続けています。

100325_cid_image003  一番の理由は言わずもがな、いつもどんなときも温かく許し、優しく受け入れてくれる池谷集落の皆さんの人柄です。そして、とても大きくて厳しく恐ろしいけれど、自分も自然の一部なのだと感動する美しい大自然。素朴だけど素材が活きている美味しい食べ物。自分が日本人であることを誇りに思わせてくれる昔ながらの伝統や風習と…挙げればきりがないです。 

 しかし、これらはとりわけ特別なことではなく、また、日本から全く消えてしまったわけでもない…。

 「では、なぜ池谷なのか。」

 地域おこし実行委員会代表の山本浩史さんは、池谷来訪者に「常に主体的に関わってもらえる事を心がけている」とおっしゃっています。主体的であることはつまり自らの可能性を追求することなのではないでしょうか。

100325_s  3月20日に行われた「村の寄り合い」で池谷集落における今年度の行事が決定しました。村の行事・ニーズに合わせてJENの今年度の村おこしボランティア日程が決定します。今年も、村おこしの可能性へ村の方々とともにチャレンジしてくれるボランティアを大募集します。

3月 25, 2010 十日町市地域おこし実行委員会風土・人 |