4年半ぶりの新潟
JENは、2004年に発生した中越地震後、十日町の村おこしのために、過疎対策のために、集落存続のために、新潟・十日町とともに歩んできました。わたしは、地震直後からの約3ヶ月間、新潟の担当しており、今回は4年半ぶりの池谷分校訪問となりました。分校はずいぶん様変わりしていました。
5年にわたってボランティアを迎え入れていたことを物語るように、食器、スリッパ、食材、文房具、寝袋等々の備品が増えています。冬場に都会からやってくるボランティア用に、大量の電気毛布もありました。
参加しているボランティアの人の数は多く、ボランティアの皆さんは、JENを経由せずに直接、十日町市地域おこし実行委員会と調整をしていました。2005年から2009年までアフガニスタン、スーダンの事業地をいくつか訪れましたが、新潟の池谷ほど自立発展的であったJENの事業地はないでしょう。
中越地震から丸5年が経過し、これからも変化しつづける新潟プロジェクト。この原動力はボランティアや十日町市地域おこし実行委員会の賛同者の方々です。では、かれらを支えているのは、なんでしょうか? 新潟を担当する間に、答えを見つけたいと思います。
(新潟担当:若野)