« 雪かきは簡単?難しい? | トップページ | スノーバスターズ2009 無事終了 「いざ、という日のために」 »

2009年2月19日 (木)

第二回スノーバスターズ

090219_img_1026_low  今回は、第二回スノーバスターズに参加した国内事業部インターンの鈴木から報告します。

 池谷に行くのは今回で2回目でした。初参加の時はボランティアとして参加するというのに、長年エジプト・カイロに住んでいたために、日本の農村、しかも池谷のような場所に行くのは初めてで、さながら冒険に行くような気持ちでした。新幹線の乗り換え駅を間違え、池谷最寄の無人駅をさ迷い、さらには集合時間にも遅れるというハプニングがあった中でも、池谷での時間は私に様々なことを教えてくれました。

 JENの活動を通じて池谷を知り、母国にある美しい豊かな自然に触れ、大変感動しました。それと同時に、池谷が抱える日本の地方集落の「過疎」という課題も知ることができました。この出会いは、帰国してから自分の母国であるはずの日本に違和感を感じ、少々落ち込んでいた私を励まし、新しい扉を開けてくれました。それは、カイロで自分が誇りに思っていた伝統的な日本の姿、「美しい自然の中に生き、苦境に負けず前向きに取り組む温かい人たち」に出会うことが出来たからです。090219_img_1229_low

 雪がそれほど深くなかった今回のスノーバスターズでは、主に雪かきについてのレクチャーを受けました。その後は、釜で炊いた池谷原産の山清水米、虹鱒(ます)の炭焼きを食べました。そして、夜の交流会では、村の伝統的なお囃子である天神囃子を皆で歌いました。

 村の方たちと家族のように仲良くしていただき、すべての参加者の心に、わたしのように何か得るものがあったのでは、と思います。

2月 19, 2009 スノーバスターズ2009 |