田毎の月ふたたび
今回の仕事は山の中に道を切り開くこと。この道は、田毎の月が見られる丘まで続いています。田毎の月とは、田植え前の水が張ってある棚田の一枚一枚に月の光が映し出される現象で、その一瞬だけにしか見る事の出来ない、いわば幻の光景です。
昔は田毎の月が見られる丘まで道がありました。当時、池谷・入山には大勢の人が住んでいて、集落周辺の丘に田んぼや畑が広がっていたのです。しかし大勢の人々が村を離れ、田畑も道も元の自然の姿に戻ってしまいました。田毎の月の道を復活させよう、というのは池谷・入山の皆さんの念願です。
今回、参加してくれたのはモルガン・スタンレーの社員の皆さん。昨年に続いて2回目の参加です。降りしきる雨の中、ボランティアの皆さんは手に鎌を持って、草を掻き分けて行きます。途中、倒れた大木に何度も行く手を阻まれますが、村の人が先頭を行きチェーンソーで切り倒しながら進みます。半日の作業の後でふと振り返ると、うっそうとした森の中に一筋の通り道ができていました。今回のボランティアではここまで。
田毎の月の見える丘まで辿り着くにはあと半分以上の道程が残されています。この秋まで開拓作業は続きます。来年、この散歩道が復活したら、多くの人がここを訪れてくれることを願って。
7月 5, 2007 村おこしボランティア2007 | Permalink


