今もなお
11月 16, 2017 | Permalink
11月 16, 2017 | Permalink
昨夜、JENの現地職員全員(ドホーク事務所、バグダッド事務所)の無事を確認いたしました。安否を気遣うご連絡をくださった方へ、ご心配をおかけしました。
緊急支援の必要性に関して、引き続き内部で情報収集を行っています。出動の可否に関しては、こちらの公式ウエブサイトで、不定期に発信いたします。
▼JENのイラクでの活動について、くわしくはこちらから。
▼JENの最近の自然災害への緊急支援について、くわしくはこちらをご覧ください。
2017年5月:スリランカ洪水
2016年4月:熊本地震
2015年11月:アフガニスタン・パキスタン地震
2015年4月:ネパール地震
11月12日現地時刻21時18分ごろ(日本時間13日3時18分ごろ)、イラク北東部、イランとの国境付近を震源とした大地震が発生しました。マグニチュード(M)7.2、震源の深さは、23.2Km※と言われています。
JENでは直後より、緊急支援の必要性または可能性について、情報収集を始めました。
※USGS(米国地質調査所)
JENの最近の自然災害への緊急支援について、くわしくはこちらをご覧ください。
2017年5月:スリランカ洪水
2016年4月:熊本地震
2015年11月:アフガニスタン・パキスタン地震
2015年4月:ネパール地震
2003年にイラクが米国の統治下に置かれた後、初の総合教育が始められました。それに伴い実施されたイラクの教育省による調査によって、以下のような状況が明らかになりました。
*イラク全土の小学校の3分の1には給水施設がない。中でも最も被害を受けているのはジーカール(Thi Qar)、サラハディーン(Salah al-Din) 、ディヤラ(Diyala)の三つの県である。
*全体で700以上の小学校が過去の爆撃により被害を受けており、特に首都のバグダッドでは3分の1300校以上が火災にあい、3000校以上が破壊された。
*バスラ(Basra)県にある小学校には定員を優に超える生徒が通っている。
*大半の小学校では実験室、図書館といった教室以外の施設が不足しており、カリキュラムの遅れ、教員の訓練教育不足、職員数の不足等により私的機関による教育システムに依存している部分がある。
イラク戦争後の政権交代から14年経った現在のイラクの教育システムは、様々な理由により更に悪化しています。このような状況を改善するために政府は調査を行っており、長期計画を立案し、解決策を立てて実施していくことが求められています。
JENは引き続きイラクの教育が発展できるよう支援をしていきます。
【先生への講習会】
【修復したトイレ】
【子どもたち】
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みなさまからの温かいご支援をおまちしております。
▼郵便振替の場合は↓
口座番号:00170-2-538657
口座名: JEN
*通信欄に「イラク」とご記入ください*
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