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2017年7月 6日 (木)

シンジャールとバシーカ・バハザニの印象

【シンジャール】
 シンジャール市やその周辺での暮らしは、まるで地獄のようです。

 シンジャール市が武装勢力から解放されて以来、JENは最初に人々のサポートを開始した団体の一つです。
 初めてJENのスタッフとしてシンジャール市を訪れた時、人々はまるで死体の中に魂が宿っているようでした。ほとんどの家と政府関係の建物が破壊されていました。そこで私たちはシンジャール市の井戸の修復を開始したのです。井戸修復は最も重要なプロジェクトの一つです。なぜなら水は生活必需であり、帰還した人々の一番のニーズでもあるからです。

 シンジャール山は市内よりさらに厳しい土地です。JENはこれまでに何が人々にとって重要かということを何度も調査してきました。そして私たちは公共の貯水タンクとタンカーいっぱいの水を毎日提供しています。

【JENが借りている給水タンカー、山に避難している人々への飲み水配布を決定しました】
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【シンジャール市の井戸修復の様子、貯水タンクの設置、ジェネレーターの配置】
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【バシーカとバハザニ】
東モスルに位置するバシーカとバハザニ村は、2年間武装勢力下にありました。

JENはこの村々に帰還してくる人のために支援活動を行っています。家々は無事でしたが、道路は戦闘によるがれきが積みあがっており、一掃する必要があったため、家庭ごみと道路の清掃プロジェクトを実施しました。また、井戸の修復支援も行っています。村の人々には非常に喜んでいただいているだけでなく、毎週帰還民が増えています。

【バシーカ水道局長、ニネワ県水道局エンジニアとともに井戸管理小屋、貯水タンク、給水ネットワークなどの話し合いをするJENのエンジニア。
 バシーカ水道局長、ニネワ県水道局エンジニアはJENに対し感謝の意を示してくださっています】
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【バシーカ村周辺にある修復した井戸】
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JENイラク
レバー・アリ・メラ

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7月 6, 2017 緊急支援支援物資配布 |